ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

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ファイル消毒 PC守る メール添付のウィルス 形式を変換、無効に アドソル日進…

2016-08-30 22:15:38 | NewsPaper
ITで消毒という言葉を使うのは
ありそうであまりなかったかもしれません…


本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『ファイル消毒 PC守る
 アドソル日進 メール添付のウィルス
 形式を変換、無効に』

システム開発のアドソル日進が、メールに添付されたファイルから
コンピューターウイルスなど悪意のあるプログラミングコードを除外し
「消毒」するソフトウエアの提供を始めるという記事

米リンクス・ソフトウエア・テクノロジーズのソフト
リンクスセキュア」を企業の工場などのPC向けに販売する

ソフトは複数のOSに対応しており、OSごとの専用の領域を用意し
相互に通信できないような仕組みを設ける

ソフト上に外部のインターネットと接続する領域や無害なファイルに変換する領域
ファイルの閲覧領域、USBメモリーなど外部記憶媒体と接続する領域で
それぞれ専用の「部屋」を作る

添付ファイルを受け取った際には、別の部屋に移動させ
WordやExcelのファイル形式はPDF形式に変換
JPEGの画像ファイルも特殊な形式に変換する

変換時、ファイルのプログラミングコードの隙間に埋め込まれた
ウイルスなど悪意のあるコードを無効化して「消毒」を行う

消毒後は閲覧用の部屋にファイルを移動させ
エンドユーザはファイルの中身を確認できる

なお、消毒作業は1秒程度で済ませられるため
エンドユーザは一般のPCを利用している場合と同様に使用可能
処理の待ち時間はなく不自由しないことになっている

使用料金としてはPC1台当たり7万円から15万円程度を想定
処理能力の低いPCでも動作可能としている

ファイルのプログラミングコードからウィルスをじょがいすることを
「消毒」すると謳っているのはおもしろいもの
そこでエンドユーザに負担をかけることなく
安全にファイルを扱うことができるなら
必要な場所に応じて使われていくのでしょうか


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