感想文
2006-05-31 | 本
えー
突然ですが
風邪ひいてます
昨日まではどうしても抜けられない用事があったので
外出したのですが’(どうもそれが悪かったらしい)
今日は 朝から頭がふらふら・・・
で、今日は1日ゆっくりさせてもらいました
音楽聞きながら(それはいつもとかわらない)
読書に耽っておりました。
それでは 恒例の(????)
感想文を・・・ただし、いつにもまして
頭がぼーーーっとしてるので
わけわかんないかもぉ~(だったら書くなよ)
本日 読んだん本も まるさんからお借りした本で
東野圭吾さんの「秘密」
まず これ知らなかったんですが
映画になってたんですね
解説に広末涼子の名前があって ???って
なってたのですが 納得です。
この話は
妻子の乗ったバスが転落事故を起こし
妻を亡くした夫の目線で書かれています。
助かった娘は実は中身は妻だった!
と、云うストーリーで
とっかかりで
「あ~ この秘密(中身が妻)を隠す日々を書いてるんだろうなぁ~」
とわかる訳です。
ただ、それだけなら 11歳の体に40歳の感覚で起こる
ちょっとコメディーにも成りかねない内容になってしまうけど
ここで 語られているのは
もっと、もっと心の問題だったりする
妻が死なずに居てくれると云う喜びと
実際にはもう妻ではない、と云う現実
小学生から中学生・・・
どんどん成長してゆく姿を
娘とも妻とも呼べぬ関係を
どう折り合わせていくか
正直、最初はそれほど興味を持てなかったけど
読み進むうちに 二人の心の隙間だったり
互いに思う所だったりに 引き込まれました。
そして 結末。
正直、驚きました。
途中までは あ~なるほどねぇ~って思ってたのに
そうきたか!!!って感じでした。
そして その結末が 何とも切なく
でも 私が思い描いていた結末よりも
すがすがしさを感じる事ができました。
そして、今日は もう一冊
宮部みゆきさんの 『今夜は眠れない』 です
先日のコメントでお勧め頂いたものを読んでみました。
中学1年生の男の子が主人公なのですが
そうそう、大人が思ってる以上に子供って
色々な事を知っていたり、考えていたりするんだよね
と、自分が学生だった頃を思い出しながら読んでました。
(私も冷めた所のある性格だったもので・・・)
主人公の親友が またイイ!何とも風変わりと云うか
実際こんな奴がいたら私もぜひ友達になりたいと思いましたね
途中、親子が騙されて誘拐されるシーンで
(その時には本人たちは知らなかったけど)
あ~ これはおかしいなぁ~とにらんでた事が的中した時は
ちょっと嬉しかったんですが
その後、そんな事を覆す様な 結末に唖然・・・・。
そこまで 思い付かないって・・・・ってね。
サスペンスとしての流れは勿論!
実は私の中にグッッッときた所があるんです
ある女性との水族館での会話です。
動物園は檻に入れられた動物を見るのが嫌で好きじゃないけど
水族館はそんな気にならない
と云う様な事を言った女性に
「海に棲んでる生きものにはには、表情がないから」
「悲しそうな顔に見えないからじゃないですか?」
と答えたら
「本当は泣いているかもしれないわよ。ただ、涙が見えないだけで」
と言った女性。
何げない会話なのかもしれないけど
ものすごくグッと来たんですよね
悲しそうな顔をしているから、
幸せそうな顔をしているから、
涙を流しているから、
笑っているから、
そんな事だけでは本当の気持ちは見えない
勿論、それで(表情等)気持ちを表す、
伝える事が多くある、でも、反対に
見られたくない、知られたくない気持ちだから
それで隠している事もあるんだろうな
なんて 本編とは違った趣旨の考えを巡らせたり
しちゃいましたが
こちらも ガーーーーーっと一気に読んでしまう程
面白い一冊でした。
すごく 長くなっちゃったけど
これにて
本日の感想文終わり!
突然ですが
風邪ひいてます
昨日まではどうしても抜けられない用事があったので
外出したのですが’(どうもそれが悪かったらしい)
今日は 朝から頭がふらふら・・・
で、今日は1日ゆっくりさせてもらいました
音楽聞きながら(それはいつもとかわらない)
読書に耽っておりました。
それでは 恒例の(????)
感想文を・・・ただし、いつにもまして
頭がぼーーーっとしてるので
わけわかんないかもぉ~(だったら書くなよ)
本日 読んだん本も まるさんからお借りした本で
東野圭吾さんの「秘密」
まず これ知らなかったんですが
映画になってたんですね
解説に広末涼子の名前があって ???って
なってたのですが 納得です。
この話は
妻子の乗ったバスが転落事故を起こし
妻を亡くした夫の目線で書かれています。
助かった娘は実は中身は妻だった!
と、云うストーリーで
とっかかりで
「あ~ この秘密(中身が妻)を隠す日々を書いてるんだろうなぁ~」
とわかる訳です。
ただ、それだけなら 11歳の体に40歳の感覚で起こる
ちょっとコメディーにも成りかねない内容になってしまうけど
ここで 語られているのは
もっと、もっと心の問題だったりする
妻が死なずに居てくれると云う喜びと
実際にはもう妻ではない、と云う現実
小学生から中学生・・・
どんどん成長してゆく姿を
娘とも妻とも呼べぬ関係を
どう折り合わせていくか
正直、最初はそれほど興味を持てなかったけど
読み進むうちに 二人の心の隙間だったり
互いに思う所だったりに 引き込まれました。
そして 結末。
正直、驚きました。
途中までは あ~なるほどねぇ~って思ってたのに
そうきたか!!!って感じでした。
そして その結末が 何とも切なく
でも 私が思い描いていた結末よりも
すがすがしさを感じる事ができました。
そして、今日は もう一冊
宮部みゆきさんの 『今夜は眠れない』 です
先日のコメントでお勧め頂いたものを読んでみました。
中学1年生の男の子が主人公なのですが
そうそう、大人が思ってる以上に子供って
色々な事を知っていたり、考えていたりするんだよね
と、自分が学生だった頃を思い出しながら読んでました。
(私も冷めた所のある性格だったもので・・・)
主人公の親友が またイイ!何とも風変わりと云うか
実際こんな奴がいたら私もぜひ友達になりたいと思いましたね
途中、親子が騙されて誘拐されるシーンで
(その時には本人たちは知らなかったけど)
あ~ これはおかしいなぁ~とにらんでた事が的中した時は
ちょっと嬉しかったんですが
その後、そんな事を覆す様な 結末に唖然・・・・。
そこまで 思い付かないって・・・・ってね。
サスペンスとしての流れは勿論!
実は私の中にグッッッときた所があるんです
ある女性との水族館での会話です。
動物園は檻に入れられた動物を見るのが嫌で好きじゃないけど
水族館はそんな気にならない
と云う様な事を言った女性に
「海に棲んでる生きものにはには、表情がないから」
「悲しそうな顔に見えないからじゃないですか?」
と答えたら
「本当は泣いているかもしれないわよ。ただ、涙が見えないだけで」
と言った女性。
何げない会話なのかもしれないけど
ものすごくグッと来たんですよね
悲しそうな顔をしているから、
幸せそうな顔をしているから、
涙を流しているから、
笑っているから、
そんな事だけでは本当の気持ちは見えない
勿論、それで(表情等)気持ちを表す、
伝える事が多くある、でも、反対に
見られたくない、知られたくない気持ちだから
それで隠している事もあるんだろうな
なんて 本編とは違った趣旨の考えを巡らせたり
しちゃいましたが
こちらも ガーーーーーっと一気に読んでしまう程
面白い一冊でした。
すごく 長くなっちゃったけど
これにて
本日の感想文終わり!