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マイコプラズマ感染症が流行しています(第18巻第11号通巻243号2016年11月)

2016年11月12日 | 院内報月刊「Kazuboh@mail」

マイコプラズマ感染症が流行しています

今、マイコプラズマ感染症が流行しています。
マイコプラズマ感染症はインフルエンザなどのウィルス感染と合併(混合感染と呼んでいます)すると、重症になることがあります。
インフルエンザの多くなる時期と重なってきますので注意が必要です。

Q1:マイコプラズマ感染症の原因は何ですか。
A1:マイコプラズマという特別な性質をもっている細菌が原因です。
      かつては「細菌でもなくウィルスでもなく、中間の病原体である」と考えられていました。
      マイコプラズマが体の中に入ると、呼吸器(鼻・喉・気管支・細気管支・肺胞)の粘膜細胞に損傷を与えます。
      細胞の損傷自体は軽度ですが、
      それによって起こる免疫反応が大きく影響するために気管支炎や肺炎になると考えられています。
      免疫反応は一人ひとり異なる強さを持っています。
      免疫反応の弱い人は普通の「風邪」と同じ症状が出るだけで治ります。
      免疫反応の強い人は「気管支炎」や「肺炎」まで病状が進むことが少なくありません。
Q2:マイコプラズマ感染症の症状はどのようなものでしょう。
A2:感染から症状が出るまでの潜伏期は2~3週間と長いのが特徴です。
      頭痛、発熱、咽頭痛、咳など風邪と同じような症状がでますが、鼻水は目立たちません。
      分泌物が少ないので「乾いた咳」の多いことが特徴です。
     その他のウィルス感染と合併(混合感染)すると痰がらみの咳になることもあります。
     肺炎を起こすと発熱が続きます。咳の出ている期間は長引き、3週間にも及ぶことがあります。
     呼吸器以外の部位にマイコプラズマが感染することがあり、中耳炎・肝機能障害・じんま疹などの症状が出ることがあります。
     以前は「肺炎の合併症である」と考えられていましたが、近年は「独立した疾患であろう」との位置づけがなされています。

「Q3」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」第18巻第11号通巻243号(2016年11月1日発行)をご覧ください。

待合室・第2待合室のラック内にある院内報をご自由にお持ち帰りください。
創刊号(1999年5月1日)から第243号(2016年11月1日)までのバックナンバーファイルを待合室の書棚においてあります。

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