ぼくは40歳を過ぎてから、相対音感を身につけました。ぼくが考えたトレーニング方法を紹介します。
「中高年からでも大丈夫」--ニコニコ音楽生活--
コードトーン記憶術 R、9(2)、3、11(4)、5、13(6)、maj7が分かると その2
今までで、Root 9th(2nd) 3rd 11th(4th) 5th 13th(6th) maj7th を覚えて(思い出せるようになって)、メジャー・スケールやナチュラル・マイナー・スケールが取り出せるようになりました。
コードトーン記憶術 R、9(2)、3、11(4)、5、13(6)、maj7が分かると その1
今回は、それぞれの音をルート音としてコードを作成してみましょう。
メジャー・コードを X 、マイナー・コードを Xm とするとルールは
Root X
9th(2nd) Xm
3rd Xm
11th(4th) X
5th X
13th(6th) Xm
maj7th Xm(♭5) です。
Rootにドを当てはめてコードを作ると、
Root ドミソ
9th(2nd) レファラ
3rd ミソシ
11th(4th) ファラド
5th ソシレ
13th(6th) ラドミ
maj7th シレファ となりますね。
これをコードで表すと
Root C
9th(2nd) Dm
3rd Em
11th(4th) F
5th G
13th(6th) Am
maj7th Bm(♭5) となります。
これは、キーC の時のダイアトニック・コードで、そのキーで自然に聴こえるコードです。
これを覚えておくと、和音を聴いただけでその構成音が分かってしまうという、うらやましい能力がない場合でも、コードを探り当てる手助けとなりますので、コードの耳コピーをするときには、大変重宝しております。
このルールを覚えるには、メジャーのスリー・コードが分かっていれば簡単です。
(こういったものは、全てのキーで覚えようとしないで、キーCだけで覚えておいて、必要なときに応用すれば良いと思います。使っていれば自然と覚えることも多いですし)
キーCのスリー・コードは、C、F、G(7)ですね。
これさえ覚えていれば、それ以外は全てマイナー・コードということになりますから簡単ですね。
後は、最後のmaj7thの上に出来たコードだけ(♭5)をつけることになります。
キーに関係なく表現するときには、ローマ数字が使われます。
Ⅰ Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶm(♭5) ですね。
これだと数字が一致するので理解しやすいと思います。
Root Ⅰ
9th(2nd) Ⅱm
3rd Ⅲm
11th(4th) Ⅳ
5th Ⅴ
13th(6th) Ⅵm
maj7th Ⅶm(♭5)
ちなみに4和音にする場合は
Root Ⅰmaj7
9th(2nd) Ⅱm7
3rd Ⅲm7
11th(4th) Ⅳmaj7
5th X7
13th(6th) Ⅴm7
maj7th Ⅶm7(♭5) となります。
この方法で全てのキーについて対応することができます。
Rootにラを当てはめてAコードを作ると、キーA の時のダイアトニック・コードは、
Root Amaj7
9th(2nd) B → Bm7
3rd C# → C#m7
11th(4th) Dmaj7
5th E7
13th(6th) F# → F#m7
maj7th G# → G#m7(♭5) という具合です。
で、これができるようになると...次回へ続く...。
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