
太極拳は、4月に入会したので、今月で7ヶ月になる。
日が経つにつれ、太極拳の魅力を感じて来ている。
ゆっくりした動きで、身体の筋肉をほぐしてくれるので、稽古の最中も後も身体の筋肉が心地良い。身体中の細胞一つ一つが、生き返るような気がする。
太極拳にも色々な流派があるようだが、私の習っているのは「楊名時」(ヨウ メイジ)という人の流派に連なるものだ。
楊名時は、中国から昭和18年に京都大学に留学して以来、今年亡くなるまで日本に留まり太極拳の普及に尽くした人とのことだ。
太極拳の稽古に入る前には、立ったままの禅(立禅 リツゼン)を行う。
心安らかに、雑然なく太極拳の世界に入るために、立禅は必ず行う。
楊名時の太極拳は、心の平安を大事にしているようだ。
身体だけ動かしても、心安らかでないと意味がないらしい。
太極拳の先生は、太極拳を覚えようとしないように言う。
覚え様としないでも、長く行っている内に自然に身体が覚えると言う。
もう7ヶ月稽古しているが、自然に覚える境地には程遠い。
私としては早く覚えたいので「楊名時」の著した本を購入し、密かに練習をしているが、意図に反して、なかなか覚えられないでいる。
太極拳は未だ完全には覚えられないでいるが、心の平安の境地には達していると思う。
太極拳の内容については、本ブログ6月5日「太極拳の内容」に記してあるので読んで下さい。
以下に楊名時の言葉を引用する。
身体を動かす太極拳に、心の平安を重視した楊名時の言葉は納得できる。
「知足者、常楽也」(足るを知る者は、楽は常なり)
『私が自分自身に言い聞かせていることでもあるが、満足を知る者はつねに楽しいという意味である。
人間、夢をもつことは必要だが、といって、いつも不平不満を言っていては、心が貧しくなる。
満足を知ることによって、楽しみが生まれてくるのである。
足ることや限度を知ることは、謙虚でなければならないし、心の平安につながる。それは心だけでなく、体の健康にもかかわってくる。
私は、一日一日を精いっぱい生きて、その夜、ぐっすりと熟睡し、明日に期待をかけることにしている。』 (楊名時ホームページより)
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