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記事紹介:オープンガバメントシンポジウム レポーティングコラム

2013年12月02日 | オープンデータNews
オープンガバメントシンポジウム レポーティングコラム(佐々木 一)/コラム/東京大学政策ビジョン研究センターオープンガバメントシンポジウム レポーティングコラム ...オープンガバメントシンポジウム レポーティングコラム


備忘録まとめ引用:
19日に公共政策大学院主催、本センター共催にて "オープンガバメントシンポジウム phase0からphase1への課題を探る"が開催されました。
私の認識する限りでは大学でオープンガバメントに関してこの規模のシンポジウムが開催されたのは、今回が初めてです。
現在の我が国のオープンガバメントは
試行錯誤の段階である"phase0"に過ぎません。
一定数の役所や市民が目覚める"phase1"
移行していための第一歩にしたいというのが、
今回のシンポジウムの大きな趣旨です。

庄司 昌彦氏
オープンガバメントの壁があるとすればクリエイティビティ(創造力)の壁。
依然として日本はまだ米国や英国がやっているマネになってしまっている。

川島宏一氏
課題解決は、現場でまさに課題に直面している市民のセンスに委ねられる問題。
日本では「公共」という言葉の意味が若干履き違えられて解釈されてることがオープンガバメントの壁だと思う。"

市川裕康氏
海外では「ムーブメント」という言葉をしきりに使っていたことが印象的。
コンテキストの共有が重要であると感じた。
オープンガバメントの壁があるとすれば言語の部分、米国英国のマネもまだし切れていないのが実情。"

工藤卓哉氏
オープンデータ利活用のポイントは、特に発想の転換が重要。
常に受益者の目線で考えることが重要
情熱の無さこそがオープンガバメントの壁
特に自治体の方がもっと情熱を持たなければいけないと感じる。"

佐々木 一氏
我々市民が認識する社会課題は多くの場合、本来分野横断的な問題であるはずです。
行政組織間の有機的な連携を阻害する空気と仕組み"をオープンガバメントの壁として挙げます。
「オープンデータがあるから解決のアイデアを」から、
「課題を解決するためにどういったデータをオープンにしていくべきか」
といったアプローチにシフトしていかなければなりません。
データを公開することだけでなく、セクショナリズムを解消しなければ必然的に一定以上先に進む事が出来ないのもオープンガバメントの本質です。

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