先日、８月初旬に博多座の「エリザベート」を観に行ってきました！
キャストの方、衣装、歌、音楽、振り付け すべてに感動しました！
１９世紀末のウィーン、ハプスブルク家の王女エリザベートの、美しき愛と死の世界の物語。
引き込まれていくように、熱中し、あっという間の時間でした。
もう一回観たい！
本当にそう思いました。
もう、１５年以上くらいの話になりますが、私がホテル・オークラでパティシエをしていたころ、
博多座の毎月の題目に合わせて、「博多座ケーキ」という月替わりのケーキを
担当で考えなくてはならなくて、ついついその癖で
いまだに博多座の題目を見るたびに
今月は「エリザベート？」
「ケーキはどんなイメージかな？」
なんて、考えてしまいます。
現に私がオークラで働いていた２０００年くらいにも、「エリザベート」があってました。
いつも博多座のチラシと、あらすじを読んで、イメージでケーキを考えていたんですが、
やっぱり演劇を全て見てからだと、イメージが浮かびますね。
今の私だったら、「エリザベート」のケーキは真っ白いケーキ、中を割るとダークチョコの
深ーい味わい、一口食べると忘れられないような濃厚なクリームを潜ませる。。。。なんて。
オークラ時代のあの頃、苦痛だった「ケーキを考える」ということが
その鍛錬のおかげで、今は楽しいですね！
ちなみに、私が当時担当した「博多座ケーキ」は
「ローマの休日」
「出雲の阿国」
「スーパー歌舞伎・新・三国志」
「濹東綺譚（ぼくとうきだん）」
「ロミオとジュリエット」
「花形歌舞伎・通し狂言 小笠原騒動」
「スーパー歌舞伎・新・三国志Ⅱ」
これらのケーキを担当したおかげで、
テレビの取材などで、牧瀬里穂さんや浅丘ルリ子さんに直接お会いすることができました！
懐かしい思い出です！
でも、いつも本当に考えるのが苦痛だったことも
今となれば、大きな「力」になってます。
今度は「ケーキ」とか関係なく、それらの題目を実際に観劇し、
いろいろと「感じたい！」というのが私の目標です。
残念ながら、今はもう「博多座ケーキ」はないようです。。。残念っ！！
もう一回みたいな、エリ~ザベ~ト♥♥
