ナイロビBOPビジネス日記

人生の終盤近くに始めたアフリカ未電化地域での新規事業 アフリカの大地で旋風を巻き起こすため未舗装道路を走り回る毎日

高効率コンロ開発の現状

2016-10-15 | 日記
このチャレンジ事業の大きな目標のひとつが高効率の薪コンロを開発し、アフリカ全体に普及させて薪消費量の大幅削減を図ることである。・・・という壮大な話なのだが、低価格なものでなければBOP層には普及しないはずなので、できるだけ簡素化したコンロにしなければならない。ということで実物はあまりカッコ良くない素朴なものになるだろう。最高の燃焼効率を追求するわけではないし、見栄を張る必要はない。

これまでにも何回かブログで紹介してきているが、現時点で私が実証試験に使っているものはこの写真のとおりで、パーライトを混ぜた耐火セメントで円筒形のコンロを製作した。ロケットストーブの原理のとおり、横引き部分とヒートライザー部分がL字型になっている。コンロ中心部のヒートライザー部分の直径は約10センチ、高さは約20センチである。

下に石・レンガを敷いてこのコンロを載せ、できた空間を燃焼部とするというアイデアであり、これまで「三石かまど」を長年使ってきたBOP層にも受け入れられ易いだろうと考えている。隙間は粘土などで埋めることができるだろう。

燃料は小枝、木片のほか、段ボール、新聞・雑誌、紙容器、廃プラスチックなどいろいろ試している。薬缶でお湯を沸かすだけで長時間の煮込み料理などはまだやったことがないのだが、着火もしやすいし、燃焼の熱、炎の大部分が直接薬缶に当たるので「三石かまど」よりは熱効率が格段に高いはずである。通常、0.5リッターのお湯を沸かすのだが、うまくいった場合には5分弱で沸かすことができる。その時の火力は驚くほど強い。他の改良型コンロの実験結果レポートと比較しても全く遜色ない。そろそろ事業化のための調査を始めたいものだ。
ジャンル:
独立開業起業
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