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観た映画の感想など

トンマッコルへようこそ

2006-11-11 | 新作
朝鮮戦争中であるにもかかわらず、戦争と無縁に日々を送っていた山村トンマッコル。ある日そこに連合軍機が不時着する。つづいて韓国軍の兵士2名、朝鮮人民軍の兵士3名が迷いこむ。最初は敵同士だったが、銃を見たことさえない村民たちに影響され、次第に人間同士としてつきあうようになっていく。

スタジオジブリ作品で有名な久石譲が音楽を担当しているせいか、映画全体がどことなくジブリ風。「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」を連想させる。南北の兵士が銃を手に徹夜で対峙したり、倉庫のトウモロコシが手榴弾で爆破されてポップコーンが降ったりするなど、あまり現実感のないシーンが多い。描かれているのは朝鮮戦争の現実というよりは平和の夢だ。

チョン・ジェヨンが演じる朝鮮人民軍の将校リ・スファは冷静なリーダーで、韓国軍の兵士とも仲良くしようとする。過去の映画にあったような<狂信的なアカ>のイメージではない。むしろシン・ハギュンが演じる韓国軍の兵士ピョ・ヒョンチョルのほうが頭が固く、リ・スファが友好的に語りかけても冷たく対応してしまう。連合軍は不確かな情報を元にトンマッコルを無差別爆撃しようとする役回り。まるで北朝鮮シンパが作った作品だ。しかしそんな映画が受け入れられ、大ヒットするのが今の韓国の現実なのだろう。



公式サイト:http://www.youkoso-movie.jp/
トラックバック先:soramove
評価:★★★★★
ジャンル:
映画(DVD)
キーワード
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