いつもの居酒屋で

 

 

所用のため仕事を休んで出かけていた夫と

いつものお店で待ち合わせました。

 

先に着いたのは私で

お店に入ったのは開店時間の５時でした。

中では大将と二代目が

忙しなげにしていましたが

私の顔を見るなり

「おっ！！」「今日は早いですねぇー」

親子二人、それぞれに声をかけられて

誰もいないカウンターに座りました。

 

お通しは大根を煮たもの。

宮尾登美子さんのエッセイに

農家である夫の実家で若き日に食べた

姑が炊いてくれた大根。

大根だけでこんなに美味しいのかと思った…

そんなくだりがありました。

遠い昔読んだ本のことなどを思い出しつつ

味の染みた大根をいただきました。

 

このお店に来れば

迷うことなく

スタートはこれから。

ゲソ天

いつものゲソ天、おいしいです。

 

ゲソ天が運ばれるのと同時に

夫もお店に入ってきましたが、

「どうしたのこんなに早く…」

「こんな早い時間に珍しいですねー」

これまた、

大将と二代目に声をかけられていました。 

 

 

豚キムチ

メニューを見ていたら

久しぶりに食べたくなって頼みましたが

ピリッと辛くて美味しい一品でした。

 

 

サザエの壺焼き

夫が頼んで夫が一人で食べました。

中のサザエは

食べやすいように切ってあります。

「うん、旨い」と、独りごちていました。

 

ここでホッピーから

日本酒に切り替えましたが

夫は宮城の伯楽星、

私は三重の田光（たびか）。

どちらもクセがなくて

喉ごしの良い美味しいお酒でした。

 

 

肉豆腐

この、肉豆腐は

注文を受けてから作られます。

短時間で出来上がってきますが

絹ごし豆腐なのに、

すが立っていないし…

しっかり味が染みていて…

なんで？って、

いつも不思議に思っています。

 

 

お刺身盛り合わせ

天然カンパチ・アカマンボウ（万鯛）

どちらの魚も

けっこう脂がのっていました。

 

いつものようにお留守番をしている

猫のカイ君にこそっと

少し持って帰りましたが

脂っこいせいか食いつきはイマイチ。

それでも、朝起きてみたら、

夜中のうちに食べたらしく

しっかり完食していました。

 

 

塩焼きそば

麺以外は、

豚肉とキャベツともやし。

見た目はあまりそそられませんが

塩加減が絶妙で

とびきり美味しいのです

 

帰り道は、

いつものようにコンビニに寄って

「つるるん杏仁」なんてのを買いました。

スッキリ美味しい別腹でした。