風まかせ放浪記

バイクといろいろ日記帳

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映画の日

2012年12月25日 21時23分59秒 | 映画
007の「スカイフォール」を観てきた

ロケ地として長崎にある炭鉱の採掘で廃坑となった端島、通称「軍艦島」が登場することは
、映画を見るまで知らなかった。「007 スカイフォール」に登場する端島の設定は、ボンドの
敵である元MI6エージェントが暮らしているマカオの沖合に浮かぶ廃墟の島「デッド・シティ」
ボンドがクルーザーでデッド・シティに 向かう場面で端島の全景イメージが再現されると共に
、端島をモデルに デッド・シティの外観などがスタジオにセットとして作られたらしい。
塀が島全体を囲い、高層、鉄筋アパートが 立ち並んでいる外観が、軍艦「土佐」に 似ている
ところから 「軍艦島」という通称で呼ばれているとあった

今回の見どころといえば、グランバザールのひとつ間違えば踏み外してしまいそうな細い
屋根を爆走していく、アクロバティックなHONDAのオフロードバイクの追跡や、列車の屋根で
繰り広げられる熾烈な格闘もすごかったし、手に汗握るスリリングなシーンは久々に楽しめる映画だった。

ボンドが適正テストの設問で、試験官が「Skyfall」といい,ボンドはたしか「Done」と言って
席を立ったが、この部分からタイトルの「Skyfall」につながっていたかもしれない・・・
それと、シルヴァが椅子に縛り付けられたボンドに「お前の趣味は何だ」。薄笑いしたボンドが
一言、「resurrection」と答えた。その意味は「復活/再生」でありこれも深いコメントだと思った

昔の007はセクシーなボンドガールが出て来てちょっとエッチなシーンがあって、怖い顔の
悪役が出て来て、すごいアクション満載というイメージだったけど、このダニエル・クレイグに
なってからは路線がかなり変わった。その評価は賛否両論ながら自分は気に入っている。
この3作目のスカイフォールは、元祖007のイメージを「時代遅れ」と嘲笑いながらも、緩やかに
そのあたりに復帰して行く物語かもしれない。

例えば、映画のなかで、この現代においてスパイの存在意義などというものはない、とMを始めと
してMI6そのものが大臣から糾弾されている。いつまでも昔のスパイごっこに予算を割くわけには
いかないとか、仮想敵なんてアメリカ、ロシアの冷戦時代の遺物でしかないのだと冷たく笑われて
しまい、組織内の反応もこれまでの007が一度は否定されてしまうのだが、「国家間の明確な意図や
背景が曖昧の時代だからこそ、影のような見えない敵が存在する現代だからこそ、その影に切り込ん
で行く影のようなスパイという存在が必要なのだ」とMは訴えていた

これは、リアル路線や新しいロマンスやストーリーを変えながらそれでもまだこのフィクションを
終わらせないみたいな、むしろ、こんな時代だからこそスパイ映画が面白いんだ!と訴えている
みたいにも取れた。でも、こんな映画を50年も作り続けてこれたのは、確かにそのあたりの期待感
かもしれない。このダニエル・クレイグ版3作では誰がボンドガールなのかがよく判らなかった。
カジノで恐怖から救出する約束をした、美人かなと思ったが、呆気なく射殺されるし、1作、2作で
ずっと同じ一人の女性を想い続けているボンドは、前作で吹っ切れたわけだが、今回、ボンドが
守ろうとした対象は、Mであり、彼女の罪と戦ったのかもしれない

今回の007は、あまりカッコ良く描かれてない。復帰の適性試験はボロボロだし、アル中毒だし、
すぐ息切れするのだが、Mを守るボンドはすごくカッコいい。それが職務だからという以上のものが
、そのひたむきな姿勢や行動に現れていた。現役、適正テストの結果はさんざんなポンコツおやじ
なんだけど、いざ本番にとなると、めちゃくちゃカッコいいという、そのギャップが、いぶし銀の
光を放っていた。サラリーマン人生黄昏どきの自分とラップして、我もかくありたいと苦笑い
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4 コメント

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Unknown (nihao)
2012-12-27 17:18:27
>サラリーマン人生黄昏どきの自分とラップして、我もかくありたいと苦笑い
あはっ、自分とボンドをラップさせることが出来るのなら、又三郎さんはまだまだお若いです(^_^)
映画の力は大きい。
たまに映画館に足を運んだ方がよいですね。
考えてみたら私は、堂々の割引料金の年齢になってからの方が足が遠のきました。
これはもったいない。映画案内欄を見て考えることにします。
nihaoさん (管理人)
2012-12-27 20:10:14
「いやあ~映画って、ほんっとにいいですね!」
と言ってた、ちょび髭のミズノハルオさんとか小森のオバチャマは最近見なくなりましたが、どうしてるんでしょうね?素敵な映画を観て感動してくださいね

今回の007は体力の持久力、耐久力や、射撃の正確さなど、どれもヘロヘロなのに、いざというときの戦闘力はすごかった!
それは何故か?戦う力というのは筋力とか、持続力ではなく、瞬間的な瞬発力と強烈な気迫だからです。
オヤジファイターの鉄則は長期戦、持久戦だと勝ち目はないので、何事も一撃必殺しかないのであります(^^)
008 (ワイキキ)
2013-03-10 08:51:59
いや~ 映画ってホントに良いですよね。
映画館から退場してしばらくは主人公になってたりしますね。
五感に訴えて来る映像はもう一つの現実体験でしょう。
僕は007はショーンコネリーじゃなきゃという根拠の無い先入観があります。
管理人さんの記事を読んで観てみようかと誘惑されましたが イメージが壊れるのも少し残念な気がしています。
やはり どこまでもカッコいいボンドとボンドガールとの絡みが良いのです。
タイトルを008くらいにしてくれたら割り切って観られるのに。
ワイキキさん (管理人)
2013-03-17 10:13:30
更新サボってるブログにコメントありがとうございます。
確かに、ボンドはショーンコネリーでしたよね。でも、これはこれで、見どころありますから、是非、映画館に脚を運んでくでさいね

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