徘徊老人が電車にはねられ、電車を遅らせたのは
「見守り不足」が原因で、約700万円ぐらいの損害
賠償を命ずる判決が出た。社会面のトップ記事です。
徘徊老人対策で、徘徊を止める方法は、拘束する
ことです。拘束は禁止されている。見守るにも限界
がある。
私がボランティア活動をしている特養でも、最近
テンキー付き電気錠を設置しました。私は暗証番号
は教えてもらっていない。私こそ典型的な徘徊老人
になる要素があるからかな?(別な手段がある
けど)
徘徊老人が徘徊をやめる時は、まったく身動き
できなくなるか、・・・・・。社会全体で見守らないと
この手の事故はなくならない。
有吉佐和子さんの小説「恍惚の人」の中に、
パジャマ姿の老人が甲州街道をすごいスピード
で歩いて行く。そのあとを孫の高校生が追いか
けるが、見失ってしまう。パジャマ姿の老人に
声をかけれる人が何人いるだろうか?
X8T 風海