風の子広場

特別な意味はありません。近くの広場です。
考えごとをするのに最適な場所です。
エッセーを中心に書いてゆくつもりです。

安全と経済

2011-04-20 18:11:39 | 何でもシリーズ
福島の原発の堤防は5mしかなかった。津波の高さは15
mだったらしい。では、15mの堤防だったら今回の事故
はなかっただろうか?15mの堤防は高さしか問題にされ
ていないのはおかしい。津波は堤防を乗り越えれば、引き
潮がある。どこからどこまで堤防を作るかが問題になって
くる。引き潮でも低い方に流れるでしょう。

6人児童殺傷は目を覆いたくなる。またか?ガードレール
をつけれよいと言う安全対策がある。地方自治体は財政的
に困窮している。わかっていてもできないこともあり得る
でしょう。事故を起こした本人は、「居眠り」していたと
言うことだが、本当かと疑いたくなる。会社を出てから、
700mで居眠りができるだろうか?不思議!

原発で全電源喪失なんてあり得ない。もっともあり得ない
ことが平気で存在するのがこの世の中なのかも知れない。
原発の作りかた、設計そのものがおかしいとしかいいよう
がない。先日も書いたとおり、水力発電を利用できないか
と言うことです。風力とか太陽光発電では能力的に無理。

風の気ままにつきあってはいられないし、太陽と雲のかく
れんぼも同じことです。重油を使った非常用発電機では、
何台設置しても、重油タンクが流れてしまえばそれまで
ですね?安全確保のため、何重の安全対策を考えても、
原理・原則を変えないと、共倒れになってしまう。

はやぶさが地球に無事帰還できたのは、エンジンがメイ
ンの他にイオンエンジンを搭載していたから、悪戦苦闘
しながらでも帰還できたと思いませんか。

安全対策は常に、経済上の問題との「バランス感覚」を
どう実現するかだけです。V4K 真