Imagine アメリカ自然史博物館

　朝食後、アメリカ自然史博物館に向かった。セントラル・パークの西側にある81 St駅の改札口に博物館の入口が直結していて、少しだけ列ができていた。



　開館時間の10時過ぎに入り、1階から4階までゆっくり見て回った。中でも恐竜の標本のある4階は圧巻だった。Dinosaursの大きさは想像を超えていた。



　その後、セントラル・パークのStrawberry Fieldsのジョンレノンの碑に立ち寄った。すでに多くの人たちがImagineの石碑を取り囲んで、写真を撮りあっていた。



　そばで一人ギターを奏でながらジョンレノンの曲を歌っていて、周りの人たちが口ずさんでいた。ジョンレノンの時代に生まれていなかったはずの若者たちも口ずさんでいて、彼の曲や詩は不滅だということをあらためて確認させられた。



　ブロードウェイを歩いて南下。タイムズスクエアに近づくと多くのパトカーが道路を塞ぎ、大勢の警察官による交通規制が始まっていた。今夜のカウントダウンによる混雑に備えて着々と準備が進んでいた。
人混みから逃げるように帰りの地下鉄に乗った。

エンパイアビルの建築技術

　朝、ホテルで朝食をとった後、電車でManhattanに向かった。
　42 St Bryant Pk駅で降りて、Empire State Buildingに着くと、すでに長蛇の列ができていた。お上りさんの定番だけあって、スペイン語やフランス語などが飛び交っていて、英語で話す人は少ない感じだ。
　順番がきて、エレベーターで80階まで上がる。乗り換えのエレベーターにも長い列ができていた。列に並んで待つよりも階段を歩いて86階まで上がるほうが早いというアナウンスを聞いて、歩いて上がることにした。86階まで出口も窓もない狭い階段を黙々と歩いて上がった。



　少し汗ばんだ頃、86階に到着。オープンエアーの展望台があり、外に出る。寒さを堪えながらぐるっと一周した。天気がよくて遥か彼方まで景色が見えて、最高の気分。映画で観たキングコングの気分だ。



　それにしても、1931年の大昔にこれだけの巨大な建造物を築きあげた当時の建築技術に驚く。



　その後、Macy’sで買い物をして、一階のスタバで休憩して、少しだけブラブラしてからホテルに戻った。

ニューヨークの休日

　成田空港を11時15分に飛び立ち、12時間の飛行中はひたすらビデオ映画を見続けた。和洋五本の映画漬けだった。今回も成田のJALカウンターでPremium Economyにグレードアップしたので、少しだけ広くて快適な座席でシャンペンを飲みながら和洋5本のビデオ映画を愉しむことができた。



　29日のお昼前にニューヨークのクイーンズにあるBest Western Hotelに入った。チェックインは15時だけど、部屋の掃除が済んでいたのか、12時前にも拘らずチェックインして部屋に入ることができた。ルールはルールとして、こういう柔軟な対応をするところはアメリカの良い点かもしれない。日本だったら厳格にルールを守って、せいぜいチェックインまで荷物を預かってくれるサービスがあるくらいだろう。



　さすが に寝不足で、シャワーを浴びてからベッドに倒れこみ、爆睡した。
　夕方、近くのスーパーでビールと惣菜を仕入れて、ニューヨーク入りを祝って一人で酒盛り。成田空港で買って来た東広島の銘酒、賀茂鶴の純米吟醸と先ほど買ったニューヨークの地ビール「Brooklyn Oktoberfest」が五臓六腑に染み渡った。

旅に出る

　明日は御用納め。そのあと僕は一人旅に出る。正月に僕が旅する理由は、旅先で一年の垢を落としたいためでも、日本の正月の煩わしさから逃れたいためでもなく、異空間で独りになってただボーッとしたいだけ。その目的のためには異邦人になるのがよさそうなので、日本から遠く離れた、文化も言語も違う国に向かう。
　最後の旅の準備のチェックは明日の朝でいいかあ。
　
　

アクティブな生活

　今年もあと６日。僕にとっては総じて良い年だったなあ。初孫誕生が最大の芽出たい出来事だった。
　カミさんに先立たれた一昨年、それに導かれるように里の母親が逝った昨年と悲しみが２年続いたけど、今年は沈んだ気持ちから立ち直る兆しの年だった。ロードバイクもリニューアルした。来年は前を向いて、少しアクティブに生きようと思う。

ぬる燗のおいしい季節

　ぬる燗のおいしい季節だ。今晩は鷹勇の封を切って、ぬる燗で呑んだ。純米でも吟醸でもないごく普通の上撰酒だけど、実に旨い。
　この前からバイクの調子が悪かったので、バルコムへ持っていき修理を依頼してタクシーで家に戻った。アイドリングしている途中にバイクのエンジンが突然止まる現象は先月から連続して起きている。先月バイクの定期点検に出したのに直らなかった。根本原因を取り除かないと安心して乗れないので、今回は時間をかけて点検して直してもらうことにした。
　でも今日はいいことがあった。全国高校駅伝の男子の部で地元倉敷高校が初優勝するし、年賀状はやっつけ仕事で見事にやっつけたし、めでたし、めでたしだ。だからよけいに酒が旨かった。今年もあとわずか。

年賀状からの解放

　三連休の中日。まだ年賀状に手をつけれていない。いつか年賀状の煩わしさから解放されたいという願望が根底にあり、年賀状も虚礼廃止や断捨離の流れで自然消滅のようになくなればいいなあと強く願っている。来年6月からハガキが一枚10円値上げされて62円になるようだから、これをきっかけに年賀状をやめてSNSや電子メールなどに移行する動きが全国的な規模で起きるといいなあ。
　でも今回は年賀状から解放されないのだから、今日明日でなんとかしなくては・・・。受難の休日だ。

年末の３連休

　年末の三連休はありがたい。何かと慌ただしい時期にこの連休には気分的に救われる。
　朝のラジオ深夜便「明日へのことば」で五輪真弓さんの話を聴く。1951年生まれのシンガー・ソング・ライターで二児の母親だけど、まったく年齢を感じさせない。溌剌とした明るい声が耳に心地よく響く。五輪さんのこれまでの人生と今も現役として生き抜いている今を物語っているのだろう。



　夕方、息子夫婦が訪ねて来て鍋を作ってくれた。鍋を囲んで賑やかな夕食になった。



　今年もあとわずか。年賀状には手つかずの状態なので、残りの二日間でやっつけてしまいたいのだが・・・

蘇ったRossin Ghibli

　今朝、出勤前の散歩の時間に雨が降り出したのでハンナの散歩は中止。チャンスだ。ハンナの冷ややかな視線を感じながら、出勤前に少しだけバイクを漕ぎ、汗をかき始める前に漕ぐのを止めた。
　放ったらかしておいたバイクのパーツを替えて、先日、リニューアル完了。蘇った僕のバイクは30年ほど前に組んだRossin Ghibliという自転車で、今はやりのカーボンでもアルミでもなくて重量感あふれるクロモリ（鉄にクロムとモリブデンが添加されたクロームモリブデン鋼）だ。



　RossinはMario Rossinというビルダーの名前に由来する。Mario Rossinはイタリアのコルナゴの工房でビルダーとして活躍し、1974年にコルナゴから独立した。僕のRossin Ghibliは1980年代の後期のバイクだと思う。あのキヨ・ミヤザワもRossin工房で働き、技術を磨いていた。フレームはCOLUMBUS社のSPXだ。思い出がいっぱい詰まったRossin Ghibliともう少しだけ思い出を作ろうと思っている。

不安定な世界

　今年もあとわずか。門松が飾られるとお正月が近くに感じられる。
　今日の日経平均株価の終値19,883円、為替は118円/ドル。円安株高が一段と進んだ。ドイツの首都ベルリンで大型トラックが屋外市場に突っ込み、12名が死亡したという痛ましいニュースが届いた。テロの犯行に間違いなさそうだ。
　トルコの首都アンカラでもロシアの駐トルコ大使が警官に射殺されたというニュースも届いた。年末を迎え、華やいだクリスマスムードの世界中で嫌な事件が続いている。
　トランプ米国次期大統領が就任する来月以降、世界の政治経済の動向も気にかかるし、来年は一段と不安定で危うい世界になりそうな気配だ。

新しい一週間

　小豆島から夜８時頃、我が家に戻った。早速、いつものように真っ先に洗濯物をやっつける。洗濯機を回している間に、僕とハンナのご飯を超特急で作る。作るというより電子レンジでチンするものばかり。
　夕食後、ハンナをお風呂に入れた。
　


　週末はまたたく間に終わり、愛犬ハンナと要介護３のばあちゃんとの生活の新しい一週間が始まる。

星ケ城山

　山の会の例会で小豆島の星ケ城山に登った。山歩きをするのには最高のお天気で、快晴無風。紅雲亭まで歩いて下り、今年最後の例会を気持ちよく締めくくった。



　今年は例年になく、何度も小豆島に渡った。瀬戸内国際芸術祭も終わり、今日は寒霞渓の観光客も少なく感じられた。芸術祭の反動があるのかもしれないなあ。

C-RECORDのクランク

　80年代に組んだロードバイク、イタリアのRossin Ghibliをリニューアルした。思い入れのあるC-RECORD（イタリア Campagnolo社製）のパーツをできるだけ残したいと考えていたけど、残念ながら残せたのはブレーキ、シートポスト、ホイールなどほんのわずかで、主要パーツは同じCampagnolo社製の新シリーズ、POTENZAに置き換わった。



　取り替えた傷だらけのC-RECORDのクランクを眺めていると色んな思い出が蘇ってくる。二度と自転車に組むことはないクランクだけど、大切に磨いて残しておきたいと思う。

お食い初め

　金曜日、仕事から戻ると、ほぼ同時に息子夫婦が到着した。今日は孫の100日目のお食い初めを祝う日だ。
　準備が整うとお食い初めの儀式を始めた。僕も子供夫婦も孫の健康を願って真剣そのもの。写真撮影をしながら、一つひとつ作法通りに進めていく。儀式が終わるとやっと乾杯。加茂五葉の純米酒をぬる燗で呑む。祝い酒はことのほか旨い。



　祝いの宴が終わり、息子夫婦が帰った後、少しだけバイクを漕いだ。今回取り替えたCampagnolo社製Ergo powerのギアチェンジがスムースで、ピタッと変速するので小気味いい。酔い覚ましにバイク、最高！

Campagnolo製POTENZA

　ようやく近所の自転車屋さんに依頼していたロードバイクが組みあがった。会社を出て家に向かっている時に電話が入った。即、今晩、バイクを取りに行きまーす、と返答。
　パーツを取り替えるのは何十年ぶりのことだろう。今回が僕の人生で最後のバイクになることも考えて、コンポーネントはCampagnolo社製のPOTENZAで組んでみた。ブレーキ、シートポスト、ホイールはC-RECORDをそのまま残した。POTENZAは今年リリースされた新シリーズのパーツだ。早速、家に戻るとルームトレーナーにセッティング。
　Ergopowerのコントロールレバーでギアチェンジするだけで心が踊る。家で毎晩、バイクを漕ぐのが超楽しみーになりそう。