キバ 第４話印象

先週挫折したキバ…今週も何か書けるほどのことがあるのかが不安です。
とりあえずは印象とわかっていることのみで。

現代の主人公、紅渡。
先週弁護士さんから全く本人に責任のない父親の罪を押しつけられ、父親のイメージ大崩壊で落ち込み中。
お母さんからは清らかで…云々といういい話しか聞かされていなかったらしい。
女性弁護士さんにどうしたらいいのかわからないと言って、「何か一つでも良いことをしていたら許す」を繰り返されます。
そこで犬を飼ってる喫茶店に出向く渡。
そこには第１話以来突っかかってくる現代のファンガイア退治人めぐみさん。
めぐみさんから逃げまくる渡、そこへやってきた名護さんに相談を持ちかけてめぐみさんはおかんむり。
名護さんの言い方はめぐみさんの神経を逆なでしまくり…人間関係はきびしいらしい。
名護さんのアドバイスはかなり微妙だが、渡は結局父の罪滅ぼしを始めることにしたらしい。
横断歩道で立ってみたり、屋台を引いたり、道路工事をしてみたり、本人なりにがんばっている。
めぐみさんが渡にそんなことをする法律上の義務はまったくないと言ってくれます。
しかし名護さんはこれでいいと…。
この件についてはめぐみさんが100％正しいと思う…。
名護さんよりも相談はめぐみさんにした方がまだマシでは…。
その渡をしずかちゃんが被害者に見せて、渡を許してやってくれと頼んでます。
これも随分筋違い…。
何か話が微妙だけど、被害者は勝手に納得して許す気に…。
これに怒る女性弁護士さん、やはりファンガイアでした。
いきなり被害者２人を血祭りに…。
そこへ駆けつけた渡、ファンガイアを倒してとどめを刺そうとしたら、女性弁護士に変化！
渡も変身を解いて、なぜと尋ねます。
「紅音也は一つだけ良いことをした」
花に音楽を聴かせた…しかし、彼女は花ではなかった…。
えーと、もしかして音也にあの一瞬で恋しましたか？？？
彼女自身は花でなく、音也の目に入らなかったので音也が許せなかった…それ、ただの逆恨みです。
まして渡にはひとカケラも関係ありません。
ファンガイアの攻撃になすすべもない渡、キバットがもう一度渡を変身させますが、反撃は難しい。
で、どうやらオオカミ男を呼んだ…？
青いフォームチェンジ、戦ってるのは渡ではなくオオカミ男さんらしい。
半月刀を使ったアクションが少なめなのが残念。
最後は半月刀を口にくわえて敵を両断…？
…手で持って…の方が良くないですか？？
で、ラストは「父さんの音が聞こえる…」って、渡、きみは本当にそれで良いのか？？？


えーと、わかったことと疑問点。
その１
お父さんは気ままに好き勝手に生きていたらしい。
はた迷惑だけど、本人的にはウソのない生き方をしているということでしょう。
その途中で出会った人は、好きに生きている音也に振り回され、嫌な目にあったら自業自得でも音也のせいと言うことにしてきた模様。
なので、納得したらいきなり良い人生と言い出す。
良い人生だと言い出したら、ファンガイアに殺されてしまうって…かなりとんでもないのでは…。
しかも今回のファンガイアは人間味あるけどどう考えてもただの逆恨みちゃん…。
しかも渡に良いところを一つでも探せと言っておいて、結局自分で言うあたり…何がしたかったんだ…。
女性弁護士ファンガイアの言動は完全に意味不明です。

その２
キバットは渡を自在に変身させることができるらしい。
で、腰のスティックを使うと、ビルの竜からオオカミ男さんとか何とかを召還できる？
呼び出されたオオカミ男さんが憑く(？)とキバはフォームチェンジする。
で、戦闘意欲を失った渡に代わって、ファンガイアを殲滅することが出来るらしい。
フォームチェンジは体色変化と武器を持つスタイルにも影響する。
どうやら赤いキバは渡本人だけど、色が変わると憑いたオオカミ男さんの性格が前面に出る？
というか、体は渡でも中身はオオカミ男さんと言うことなのでしょうか？

その３
名護さんは日頃賞金稼ぎをしていて、ファンガイア退治の組織にも属している。
同じ組織に所属しているめぐみさんとはかなり仲が悪い。
めぐみさんは名護さんの「～なさい」という弱い者に強い立場で話すしゃべり方と態度が嫌い。
名護さんはめぐみさんの相手を分析して優位に立とうとするところを批判。
同じ組織は過去で紅音也をスカウトしようとして、結局やめることにした。
この組織が何なのか、合法的なのか地下組織なのかも、目的や規模も含めてまだ全く不明。
構成員が賞金稼ぎのバイトをするのはＯＫらしい。

その４
お父さんは清らかで…要するに素晴らしい人だと思っていた渡、事実を知って衝撃を受ける。
で、罪滅ぼしをすることで彼は納得したのでしょうか？
罪滅ぼしをしようとした被害者さんはいきなりファンガイアに殺されてしまいました。
そして女性弁護士ファンガイアのはただの逆恨みだし、音也がやった「良いこと」も、罪滅ぼしになるような内容とは思えない…。
なのにラストシーンは「父さんの音が聞こえる…」って、本当にそれで良いの？？？

ところで、過去の現在のリンクはこれからどうするんでしょうか…？

気になること。
渡のこの世アレルギーの意味は何？
「汚れた」この世の空気に汚染されると思っていたということは、自分は「汚れていない」「清らかな」存在だと思っていると解釈できます。
父音也についての説明の最初がいつも「清らか」なのも、自分が「汚れていない」「清らかな」存在である根拠と思いたいということでしょうか。
しかし、この世アレルギーは第１話の後には出なくなりました。
渡がなぜこの世を「汚れた」世界だと思ったのかはまだ不明のまま。
この世と関係なく暮らしたいと思って引きこもっていたのでしょうか。
次回予告ではコンサートを開くと言うことなので、渡はこの世と交渉する気になったのでしょう。

とりあえず、登場人物は大分見分けられるようになりました。
しかし、まだキバが何を描きたいのかがわかないので、何とも言えません。
渡がなぜファンガイアをキバとなって倒すのかも不明。
４話を終えて、謎も何一つ解かれない状態は変わらないまま…。
これって本当に何を描いているんだろう…と先週に続く疑問も変わらず…。
まあ、まだ見てはいます、キバ。
というわけで、印象でした。

風水