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~なべて世はこともなし~
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カブト、最終回感想

2007-01-21 15:34:58 | 特撮雑感
細かいところは流します。
残念だったのは、ダークカブトこと擬態天道くんが幸せになれなかったこと…。
彼が生き残って自分の人生を取り戻すことは、大きな意味があったと思うのに…結局彼は利用され、捨てられ、最期は自らが捨て駒となってしまった…。
よかったことは、岬さんがディスカビル家再興のためにじいやさんと一緒に頑張っていること。
岬さん、やっぱり好きだなあ。

ふと思いついたこと。
1,結局説明がなかった(と思う)けど、ワームとネイティブの違いについて。
ワームは脱皮するけど、ネイティブは脱皮するシーンがなかった気がする…。
ネイティブは「脱皮しクロックアップする」ワームとは敵対関係にあって、しかも弱いので、人間の力を借りて「人間」を「脱皮しクロックアップする」ライダーにすることでワームを倒そうとした。
ネイティブには人間に擬態しても「脱皮しクロックアップする」能力は生じない。
しかし、人間がネイティブとなると、そのネイティブはワーム並またはワーム以上の能力を発揮できる。
2,ワームが人間に擬態する理由も説明がなかったけれど、考えられる予想。
ワームは人間に擬態することで「人間の何か」を自らに取り込み、「脱皮しクロックアップする」能力を手に入れられる。
しかし擬態する=人間の何かを自らに取り込む過程では、ときどき人間の意識がワームの意識に勝ることがあり、ワームとしての意識や記憶が消失することがある。
ワームは人間に擬態することでその能力を強化できるが、それにはリスクもあるということ…?

カブトは…拾えない伏線はいさぎよく切り捨て、拾える伏線のみを回収して着地しましたね。
天道と加賀美の真の友情成立までの物語、天道が他人を自らと同等と認め、加賀美は天道と同じところに立った物語として成功していると思います。
人間とワームの関係、共生までの物語としては微妙に違うとは思いますが…。
来週からの電王…とりあえず第1話を見てから見続けるかどうかを考えます。


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4 コメント

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途中、迷走しすぎたんですよ (sorcerer)
2007-01-21 23:22:27
風水さんへ

途中、遊んでないで、ちゃんと撒いた伏線は回収できるようにしといて欲しかったですよ。
とくに地獄兄弟なんて、冷やかしに出てきた
だけになっちゃって、存在意義自体うやむやに
なっちゃってるんだもん。

まぁでも、去年の響鬼のラストほど
暴れてやる!って気持ちにはならなかったので、
確かにコレでOKかな?

電王はちゃんとやって欲しいです(笑)
迷走というか遁走というか… (風水)
2007-01-22 00:07:59
sorcererさま

こちらにもコメントありがとうございます。
後になって考えると、ストーリーの根幹に必要だったライダーって実はカブトとがタックだけだったんですね…。
天道と加賀美の物語としては収まっていましたが、大介も坊ちゃまもここのエピソードはまとまっていても、全体構成の中ではなくても問題なし…地獄兄弟にいたっては完全に存在意義が失せ飛んでいました。
それでも昨年の響鬼よりはまともだと思えるあたり…喜んでいいのか嘆くべきなのか…。
最終3話で片付けるにはあまりにも伏線が多すぎましたよね。

毎年ライダーは…ラストですっきりしないんですよ…。
ラストがちゃんと納得できたのは剣、まだ納得できると思ったのはクウガ、くらいじゃないでしょうか。
電王…ちゃんとめざす方向に向かってくれるように祈ります。
それぞれ単体で見ると面白いのですがね。 (けろりん)
2007-01-24 22:55:36
風水さん、こんばんは。

そうですね、説明がない事が多すぎましたね。
段々どうでもよくなってきている自分にも呆れていますが(笑)。

カブトって、一つ一つのお話はよくできていて面白いのですが、全部終わってみると、ばらばらで、流れとかめちゃくちゃでしたよね。
私も、途中遊んでいた割には、最後に時間切れ、のようになってしまっているのが不思議です。
脚本家さんが数人で書いているにしても、全体の流れくらいはちゃんとまとめているはずでしょうに…押さえるところを押さえていないからか、すごくまとまりがないように思えます。
なんのために出てきたの?っていうエピソードやキャラがたくさんいるし。

でも、主役2人のキャラがよかったから、何だか見てしまったし、いいや、って(笑)なってしまいました。

電王、ちょっと楽しみなんですよね~。
面白いといいですね。
つながらないんですよね (風水)
2007-01-24 23:17:25
けろりんさま

そうなんですよ、もう、最後には突っ込みどころが多すぎて「いいか」とか思ってしまって…なのにちゃんと全部見てしまった(苦笑)。
通しで考えると最低限必要なライダーは天道&加賀美のみ、あとはとってつけたと言わんばかりで、ストーリーの根幹にはかすりもしない…。
脚本家数人で書くなら、誰かが全体の流れを統括というか調整するべきなのに、そんな努力ははじめからなかったかのようでした。
最終話ではそれをつくろう気もない、これもすごいですよね。

次の電王はあえて情報を集めず期待せずに見ようと思っています。
その方が楽しめるんじゃないかと思いまして(苦笑)。

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