黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

75年前の寝台列車のこと

2017年02月25日 | 思い出

寝台列車に乗ったのは今から75年も前

昭和15年(1940年)小学校2年生の時である

 

父が戦争(中国)から帰還してきた年で

慰安旅行で秋だったと思う

家族6人で釧路から

伯父(父の兄)が住む

今は函館市の尾札部まで行った

 

寝台車は上段 中段 下段の3段づつ向かいあってある

朝になると中段は下ろして座席になり並んで座った

 

どのくらい乗っていたか覚えていないが

とぎれとぎれの中で

はっきり覚えているのは狩勝峠のことである

確か真夜中だったと思う

眠れなくて父に連れられてデッキに出た

長いカーブを蒸気機関車が煙をモクモクとはきしながら

喘ぐようにゆっくり登って行った

お月様が出ていて美しかった

 

※調べてみると

昭和15年に釧路~函館間に急行列車が

運行されるようになったとある

寝台車については不明である

  

ネットからお借りした

 

その後も父の転勤で札幌 樺太豊原へと

寝台列車に乗ったが記憶にない

今日も冬日

洗濯 買い物以外は家でのんびり

昨日も転んでしまったが後遺症はなかった

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