大寒

予想通り昨日よりもっと気温が下がって、零下10度くらいになるらしい。夕方クーダムにスノーブーツを買いに行ったが、顔に氷か雪が当たり、傷いほどに寒い。商品はもうバーゲン価格になっていたが、サイズが小さいので、種類はあまり選べない。ただ必需品なので、値段は高くなく実用的に出来ている。おしゃれのために履くロングブーツなどとは全く違うのだ。当然防水加工もしっかりしてあり、底にはスノータイヤのような深い刻み、私の買った物はそれにまた杭のようなほろが打つつけられ、暖かくて水など入る隙間も無い。これで無ければドイツの冬は越せないのだ。周りを見るとみな同じようなブーツに厚いフード付きダウン、帽子は店に入っても外さず、首には何重にもなった分厚いマフラー。毛皮のコートも見かけるが、外国人だと、犯罪に巻き込まれる可能性があるので、これは注意がいる。しかし本来ならこれが最も暖かいので、許されるなら全身頭からつま先まで熊のようにしたいのは山々だが。最初は最も大きいデパートに行ったが、日本で言えば三越のようなところで、ブランドショップが主流、他もあるが、店員があまり売る気も無く買いにくい。そのすぐ近くに大きな靴専門店が有り、そこで夫は登山靴のような赤いひもの付いたショートブーツ、私はミドルより少し長いブーツでとにかく滑らない物を買い帰宅した。これで大雪になってもなんとかがんばれそうだ。ちなみにこちらのブーツは、日本ではスタイルとコンセプトが違うので、履けないことは無いが、ドイツ専門にした方が良い。私の今はいているのは、ドイツの冬にしか使わないので、15年もっている。なんとも経済的だが、デザインは変わるので、さすがに同じような物は無かった。