Ho capitoというのは「分かりました」というイタリア語である。フランス語なら j'ai compri(e) とでもいうところだろうか。(e)は女性がいう場合である。
この場合j'ai compri(e)はジェ コンプリで女性の場合にeが余分ついても発音は変わらない。
ところで今日言いたいことはHo capitoについてではない。
この数週間ドイツ語の文法用語の「冠飾句」をドイツ語でどういうかが疑問であった。
昨夜、この冠飾句という語をインターネットで検索したら、この語に対応したドイツ語を記述したサイトに出くわした。
「ドイツっ子」という優れたサイトである。そこに説明があった。ずばり冠飾句はdas Linksattributとあった。
das Attributであるから、この語は中性名詞である。Attributとは「付加語」の意味である。
これは説明がちょっと必要だが、ドイツ語ではある名詞を修飾する語句はその名詞の前にも後にもおけるが、英語では一語の現在分詞とか過去分詞なら名詞の前におけるが、2語以上からなる句では必ず名詞の後ろにしか置けない。
ところがドイツ語では名詞の前にも後にもどちらにもおける。そして前における形容詞語句を「冠飾句」(これは日本人のドイツ語学者がつけた文法用語であろうか)という。そしてこれは名詞の左側におく付加語であるから、Linksattributというとあった。
ちなみに、名詞の右側についた形容詞の付加語はRechtsattributという。