物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

逆襲のシナリオ1

2013-05-13 13:51:36 | 社会・経済

日本の経済が不振に陥っているというのは周知のことだが、それをカムバックさせるには?

というのが土曜と日曜のゴールデンタイムにNHKが放映した「逆襲のシナリオII」である。I の方は見ていないのだが、この2回の放送はとても興味深かった。

土曜は民間企業の取り組みを報道するものであり、マツダ、京セラ、パナソニック、京都試作という企業とか企業連合の取り組みが報道された。

大きな企業では社会または世界の人々の要求しているもの、求めているものを提供するという姿勢から離れて自分たちが提供したいものを提供しようとしていたとの反省から、機動性をもった少し小さな事業部制をパナソニックではとり、世界や社会の要求するものを製造するという姿勢に変えたという。

京セラではアメーバといわれる小さなカンパニーがすべてを企画・開発・製造するという。そういうアメーバの数が多くあるらしい。

だから、一つの企業の中でうまくいかないアメーバがあっても他のアメーバがうまくいくと企業全体では利潤を生みだすし、またうまくいかなったからといってもそこから撤退をして、別のアメーバで今度は成功するという例もあるらしい。

そういえば、巨大なソ連という国家が解体せざるを得なかったのも官僚主義とその計画経済の機動性のなさの破たんであったろう。

それは資本主義の大きな企業でも機動性に欠けると同じ運命が訪れるということであろう。

そして、日本の企業のつくる製品の高品質とその信頼性という点では他国の製品の追従を許さないので、そこがキーとなる概念ではないかという示唆がされていた。

そういえば、朝日新聞で中国に特派されている編集委員の記事に広州の日本のスーパー「イオン」から出てきた中国人の消費者に聞くと日本の食品を安全性の信頼性が中国の食品に比べて高いということだった。

そうするとこの信頼性というキーワードは大切な日本ブランドの要素になろう。中国人は自国生産の食品が安全性の観点からみて、中国人自身も危惧をしており、領土問題のことをあまり気にはしていないらしい。