加薬飯

日々雑感 ときどき雑記 愚だくさん

【法と風情は相容れないもの】

2015年09月05日 | 雑感・思考・追憶・回想
開け放った窓から網戸越しに、何やら焦げ臭い臭いが漂ってくる。覗いて見れば、お向かいの畑に炎と煙が立ち上っていた。収穫を終えた野菜類の枯れ残りや、枯れ草を掻き集めて燃やしているのだろう。

いわゆる畑焼き(野焼き)といったものは、昔はどこでもよく見られた光景である。灰を肥料にしたり害虫予防と言った目的もあったりする。その大掛かりなものが、焼畑農業とか焼畑農法とか言われるものなのだろう。

最近は消防法とか、廃棄物の処理及び清掃に関する法律とかがあって、野焼きは勿論、自宅でゴミを燃やしたり焚き火をしたりすることも、法律で禁止されている。
自宅の庭で焚き火をして、焼き芋づくりをしたことも、今となってはノスタルジックな思い出である。