本の借り過ぎを抑制するための基準



 すでに6冊、図書館で本を借りているにもかかわらず、
今日新たに8冊を追加で借り出しした。

 返却期限は2週間、延長2週間であるから
1カ月弱で読んでしまわねばならない。
 2日で1冊を読まねばならない。

 休日ならまだしも、平日にそんな読めるわけがない。
 実際に、読み切れない。

 毎回、そうなのだ。図書館で14,5冊をいつも借りるが、
実際に読了できるのはそのうち2,3冊程度で、
あとはそのまま返却するか、いったん返却ののち再度借りて
の繰り返しをしている本もある。

 どうせ読めないのに、なぜそんなに借りるのかといえば、
一つは飽きっぽい性格を持しているから、多くの種類を
用意しておけば安心するのだ。同じ本を長時間読むのが苦手なため、
数冊の本を少し読んでは替えてを繰り返している。
 次に、別にすべての本を読了する必要がないと思っているから、
興味のある部分や大事だと思われるところだけかいつまんで読んで
終わりにしている本もある。この読み方はどの本から学んだろうか、
つい去年あたりに目にして、開き直ることが出来るようになった。
 あとは気分の問題だ。年間にこれだけの本を目に通したという
カウント数を増やしたい気持ちがある。また、図書館の利用率を
上げるのに貢献しているのだ、という穿った考えもある。

 しかしそうは言っても、毎回それだけ借りて読まないのであれば
重いものを持ち歩くだけ徒労であるし、何より本を傷めかねない。
 もう少し本を絞れないものか。

 そこで、今年の8月くらいからなのだが、借り過ぎを抑制するため
ある選別基準を定めて、選び出すようになった。
 借りる前に、まず冒頭でも気になるページでもどこでもよいから
数ページ必ず読み通すことにしている。パラパラと頁をめくる程度なら
今までもやってはいたが、そうではなくて席について腰を据えて、
しっかりと読むようにした。そこで、自分にはまったら初めて借りる
ようにしている。表紙やタイトルだけ見て借りることが多かったが、
それを廃して中身が面白いと本当に思えるもののみを選ぶこととした。

 そんなの当たり前ではないか、と言われそうだ。むろん、本を購入する際は
しっかりと立ち読みをし、買うに値する読書欲に応える本かを見極めたうえで
購入することにしている。(その逆で、購入する本こそインスピレーションに
任せているという人もいるかもしれないが。)
 しかし図書館はタダなのだ。はずれ(自分にとっての、だが)を選んでも
気にすることはない、それ以上は目を通す義務はない、そのまま返せばいいのだ。
 この考え方が失敗だった。その場の気分で選んだものは、少しく時間が経てば
心は移ろい、興味を失ってしまうもの。借りた本のうち10冊は積読のまま
返却日を迎えることもざらだった。
 それは大いに無駄なことだった。一番の無駄は、それでもいつかまた
興味が復活して読むだろうと積読を続けてしまうことだ。そのいつか、は
とうとう到来せぬことが多いというのに。それを待つばっかりに、
次に借りたいと思う本を借りられずにいる。

 だから選別する必要があったし、本当に読みたい本ばかりを
取り揃えることで、これまで以上に読書のスピードを上げたいという
気持ちもあった。
 この試みはまだ2回目なのだけれども、1回目ではそこそこ狙い通りに
読書欲というかモチベーションが上がるし、本の読みまわしの数が増え
飽きが来ないという効果を感じた。

 でも選別した結果、結局いつも通り14冊も借りてしまっていると。
 積読返却するような本が無いから、今まで以上に本当に読み切れるの
だろうか心配になる。いくら秋の夜長とはいえども。

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