■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ ネオ一眼フラグシップモデル 「 F100 FS 」  ( 富士フィルム )

2008年01月25日 | ○ Camera


 デジカメの初期製品と言うと、


 「 フィルムの繁雑さと何が撮れているか解からないような謎な状況と
   タイムラグのなさ 」

 「 インスタントカメラのような気軽さで焼き増し可能 」

 「 DATAだからコストが安い 」


などの条件があり、ある種、


 「 廉価なコンパクト機・レンズ付きフィルムの代用品 」


と言う位置付けだったように思います。

 それが、時間が経過するに伴い、望遠性能を持ち、小型化され、画素数も

増加し、実際のレンズでは考えられないような距離まで寄れる製品まで出て

来ました。


 ・ 富士フィルム
 ・ パナソニック
 ・ キャノン
 ・ コニカミノルタ


が、高倍率と手ブレ補正を搭載した独自の望遠タイプの製品をリリースして

から久しく経ちますが、多くのメーカーがこのジャンルに参入し、多くの製

品が出ています。

 コンパクトでもなく、一眼レフでもないこの望遠タイプの製品に


 「 ネオ一眼 」


と言う名称を付けたのは、富士フィルムでした。

 そのネオ一眼ですが、現在、市場の変化からか、5万円台の製品のライン

変更は行われていますが、10万円もするようなハイエンドデジカメと言うの

は、位置付けてきに微妙な立ち位置になっています。

 まず、その理由がフォーサーズマウントにあるのではないかと思います。

確かに、ネオ一眼ほど寄ろうと思うと、恐ろしい価格になるのですが、150mm

域のレンズで300mmを実現できる事を考えると、画質でのアドバンテージが

あるその製品と言う選択肢も視野に入ります。

 また、少し背伸びをするだけでその領域が待っていると言うのもこの価格

帯の製品が難しい位置付けのモノにしているように思います。


(デジタル一眼レフよりは明らかに小型でミラーショックもないのでテレで
 もあまりブレないと言うメリットはあるんですけどね。)


そんな、ハイエンドなネオ一眼ですが、フジフィルムの10周年モデルとして

久しぶりに市場に戻ってきます。

 富士フイルムは、有効1,110万画素スーパーCCDハニカムと、広角28mmから

の手ブレ補正付き14.3倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ


 「 FinePix S100FS 」 ( 店頭予想価格:10万円前後 )


を、2月下旬より発売します。

 この機種は、Finepix9100sの後継機種にあたる製品で、10周年モデルの

フラグシップ機となっています。
 
 新開発の撮像素子


 「 スーパーCCDハニカム VIII HR 」


と画像処理エンジン


 「 リアルフォトエンジンIII 」


により、 ” 従来比約4倍のダイナミックレンジ  ” を実現しており、

輝度差のあるシーンでも白トビを抑える事が可能としています。

 また、最近では、主流になりつつある


 「 ダイナミックレンジ拡張機能 」


も搭載しており、同社のデジタル一眼レフカメラ


 「 FinePix S5 Pro 」


と同様に、カメラが最適なダイナミックレンジを選択する 「 AUTO 」 


のほか、ユーザーが


  ・ 100%
  ・ 200%
  ・ 400%


のレンジ幅を設定できるようです。

 撮像素子は2/3型の有効1,110万画素のスーパーCCDハニカム VIII HRを

採用しており、最大記録画素数は3,840×2,880ピクセルで、


 ・ JPEG
 ・ RAW(RAF)


での記録を可能にしています。また、記録形式はMotion JPEG(AVI)による

最大640×480ピクセル(30fps)のモノラル音声付動画撮影が可能となってい

ます。


 富士フィルムと言うと、


 「 ハニカム 」
 「 高感度 」


が特徴なのですが、この機種も高感度撮影を売りにしているようで、感度は

 ISO100 〜 ISO3200

まで対応しており、解像度を下げることで感度を拡張する機能があるようで

す。その機能を利用すると、


 ・ 600万画素 : ISO6400
 ・ 300万画素 : ISO10000


での撮影が可能になるとのこと。

 光学系は、レンズは非球面レンズと異常分散ガラスを含む10群13枚で構成

されていて、

 ・ 焦点距離 : 28〜400mm(35mm判換算)F2.8〜5.3


のレンズが採用されており、ズームはヘリコイド式を採用しています。

(沈胴式で、ズームに応じてレンズが前面に伸びるタイプです。)

 レンズシフト式手ブレ補正機構を搭載しており、シャッター速度約3段分

の補正が可能となっています。

 この手の望遠デジカメなどでは、どうしても撮影可能距離が長くなる傾向

にあるのですが、


■ 通常撮影

  ・ 広角端 : 約50cm〜無限遠
  ・ 望遠端 : 約2.5m〜無限遠

■ マクロモード

  ・ 広角端 : 約10cm〜3m
  ・ 望遠端 : 約90cm〜1m

となっています。また、デジカメらしく、広角端でのみ、約1cm〜1mでの撮影

が可能なスーパーマクロモードを搭載しています。

 連射性能も、画素数の多いデジタルカメラとしては頑張っており、


 ・ RAW ( 3コマ毎秒/連続3コマまで )
 ・ JPEG ( 3コマ毎秒/連続7コマまで )



となっており、画素数を300万画素に落とすことで、


  最短約7コマ/秒間隔で連続50コマ


まで対応する高速連写機能を持っています。

 ハニカムの上位機種と言う事でも気になるのですが、それ以上に、気に

なる機能があります。

 それは、


 「 ノイズと輪郭を分別する能力を向上することで、シャープネスを維持
   したままノイズを除去できるようになったNR 」


と言うモノです。実際に撮影した物を見ないと何とも言えないのですが、

ノイズリダクションと言うのは、レタッチをされた方だとご存知の通り、か

ける程にディテールが消失していき、にじんだような状況になります。

 これは、平面や曲面で凹凸がなく、グラデーションだけでも問題がない場

合においては影響がないのですが、凹凸があったり、する場合や輪郭などは

問題がある代物です。

 画像処理では、この手の輪郭が太くなったり消失したりと言う状況はよく

あるのですが、今回の機種では、


 「 輪郭が残りそうなNR 」


と言うモノですから、期待感があります。サンプルが出てからのお楽しみと

言う部分がありますが、アルゴリズムがいいようだと、以前では消えていた

ディテールも残るようなNRが増えていくとも考えられます。

 この機種では、同社のリリースするフィルム


  ・ Velvia
  ・ PROVIA
  ・ ASTIA


などのシミュレーション機能を搭載しており、それぞれの特徴を継承した

絵作りをしてくれるようです。

 ブラケティングは、デジカメなどでは、EV値のブラケティングがありま

すが同機種では


 ・ AEブラケティング 
   (露出補正の違う画像を現状と最大±1.0の範囲で設定して残す)

 ・ フィルムシミュレーションブラケティング
   (一度のシャッターで、「Velvia」「PROVIA」「ASTIA」の3モード
    で残す)

 ・ ダイナミックレンジ・ブラケティング
   (ワンシャッターで3種類のダイナミックレンジ ”100%、200%、
     400%” で記録)

が可能となっっています。

 AFは従来同様コントラストAFのみですが、低輝度でのAF速度が改善され、

明/暗所でのAF速度差がほとんどないとのこと。

 また、デジカメでは、標準機能となってしまった顔検出機能


 「 顔きれいナビ 」


も搭載しています。

 ファインダーは、視度調節機能付きの約20万ドット(1ドットでRGB連

続表示)0.2型FLC反射型カラーファインダー。

 液晶モニターは、広視野角タイプの2.5型アモルファスシリコンTFTカラ

ー液晶モニター約23万ドット(視野率約100%)となっています。

 記録メディアは

 ・ 内蔵メモリ(約25MB)
 ・ xDピクチャーカード
 ・ SDHC/SDメモリーカード


が使用可能で、電源はリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は

約250枚。

 本体サイズは133.4×150.4×93.6mm(幅×奥行き×高さ)、充電池とメモリ

カードを含む重量は約968gとなっています。

 

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ジャンル:
デジタルカメラ
キーワード
ダイナミックレンジ 富士フィルム 手ブレ補正 マクロモード 液晶モニター シャッター速度 非球面レンズ リチウムイオン充電池 記録メディア ノイズリダクション
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