■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ イギリスGP 3日目 【 F1 】

2017年07月16日 | ☆ F1

 イギリスGPは2日目を迎えました。今回の舞台と

なる

 

 ■ シルバーストーンサーキット

   5.891km

 

は最も古く最も高速なサーキットになるのですが、アリ

ーナレイアウトとも呼ばれ、2010年以降メインコースと

してF1、MotoGPのイギリスGPで使用されています。

 

 ほぼ平坦な土地にあるため、走行中に風の影響を受けや

すく、イギリス特有の不安定な気候と相まって、過去にさ

まざまな名勝負が生まれています。

 

 かつては6本のストレートを繋いだレイアウトになって

おり、

 

 ■ モンツァ

 ■ ホッケンハイム

 ■ レッドブルリング(エステルライヒリンク)

 

と並ぶ超高速サーキットで平均時速が275km/h

というとんでもない記録が残っています。

 

 1991年の大改修により複合コーナーが多数配置され

た高速テクニカル・サーキットに生まれ変わり、その後

も1997年や2000年などにもレイアウトに変更が加えら

れました。

 2008年より、MotoGPの誘致もにらんで(これはF1イ

ギリスGPが2010年よりドニントン・パークで開催される

予定であった為、それに代わるイベントとしてMotoGPを

誘致する事としたと思われる)以前から計画のあった再改

修が行われ、トラック中央部にアリーナ区間が追加されま

した。さらに2011年には旧ピット施設に代わり、最新鋭

のピットやホスピタリティを備えた複合パドック

 

 「シルバーストンウイング」

 

が完成します。2011年以降のコントロールラインはクラブ

コーナー立ち上がりのストレートに置かれており、アビー、

ファーム の低速シケインが高速S字に変更され、ここから新

アリーナセクションが始まります。ヴィレッジ コーナーで減

速し、ザ・ループ を左に回りこみ、ウェリントン ストレート

に向かいます。

 

 ブルックランズ  コーナーより旧コースのインフィールド

区間に合流し、ルフィードコーナーから旧ホームストレート

へと加速します。

 

 旧1コーナーのコプス は度胸試しの超高速コーナーで、こ

れを抜けるとシルバーストン名物のマゴッツ - ベケッツ  -

チャペルの高速S字へ向かいます。左右にマシンを振りながら

正確なライン取りが要求されるため、非常に難易度が高くなっ

ています。

 

 続くハンガー ストレートはコース幅が広く、ストウ コーナ

ーにかけてがオーバーテイクポイントとなります。ストウコー

ナー出口からやや下ってベールを通過し、クラブコーナーを

タイトに回りこむとホームストレートに戻るレイアウトにな

っています。ちなみに、今回のレースはルイス・ハミルトン

選手(メルセデスAMG)とジョリオン・パーマー選手(ル

ノー)にとっては母国GPとなります。

 

 ここでの過去のウィナーですが、現役ドライバーでは

 

■ ルイス・ハミルトン選手

  (2008/2014/2015/2016)

■ フェルナンド・アロンソ選手

   (2006/2011)

■ セバスチャン・ベッテル選手

  (2009)

■ キミ・ライコネン選手

  (2007)

 

となっており、ルイス・ハミルトン選手(メルセデ

スAMG)が4勝を挙げており、現在三連覇となって

います。

 

 昨年は、ルイス・ハミルトン選手(メルセデスA

MG)がポール・トゥ・フィニッシュを飾っており、

2位にマックス・フェルスタッペン選手(レッドブ

ル)が着けており、メルセデスの二台に割って入る

結果を残しています。

 

 今回、FIAは、このコースの数カ所のコーナーに

テックプロバリアを追加しており安全対策を施した

ほか、安全対策では【 シールド 】というドライ

バーの前に設置する機材も登場しており、テスト

がおこなわれました。

 

 

 今回のイギリスGPに向けて、フェラーリはアッ

プデート版のPUを導入しており、フォースインデ

ィアも、チーム曰く

 

 【 今シーズン最大のアップグレード 】

 

を行っているようです。FP1では、にケビン・マグ

ヌッセン選手(ハース)に代わってフェラーリのリ

ザーブドライバーを務めるアントニオ・ジョビナッ

ツィ選手(ハース)が走行を担当していました。

 

 マクラーレン・ホンダもスペック3を投入するな

どアップデートが施されています。

 

 今回ピレリーは

 

 ■ ミディアム(白)

 ■ ソフト(黄)

 ■ スーパーソフト(赤)

 

の3種類のドライタイヤを用意しています。

 

 このうち決勝用として

 

  ■ ミディアム1セット

  ■ ソフト1セット

 

が指定されています。ドライバーは決勝中に少なくと

もこのうち1セット以上を含む2種類以上のタイヤを使

用しなくてはなりません。

 

 また、スーパーソフトタイヤ1セットが予選Q3用と

して指定されています。Q3に進出できなかったドラ

イバーはこの1セットを決勝で使用することが可能と

なります。

 

雨用タイヤには

 

 ■ ウェットタイヤ(青)

   水量が多いときに用いる深溝タイヤ

 

 ■ インターミディエイト(緑)

   比較的水量が少ないときに用いる麻溝

   タイヤ

 

となっています。

 

 イギリスGPでは、DRSゾーンは

 

【 区間1 】

 

  DRSゾーン

   ターン5から6へと向かう通称ウエリントンス

   トレート

 

  検知ポイント

   ターン3手前

 

【 区間2 】

 

  DRSゾーン

   ターン14から15へと向かうハンガースト

   レート

 

  検知ポイント

   ターン10の立ち上がり

 

 

の二か所に設けられています。

 

 初日のシルバーストーンは曇天で午前。午後ともに

気温の上がらない状態でしたが、午前・午後のセッシ

ョンともバルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG)

がコースレコードを更新し、トップタイムをマークし

ています。

 

 そして、迎えた二日目ですが、予選前のセッション

では、初日同様に天候が悪く、厚い雲が出ていました

が、セッション終盤には雨が降り始め、最終的にイン

ターミディエイトで走行が行われていました。

 

 このセッションでは、母国GPのルイス・ハミルトン

選手(メルセデスAMG)がトップタイムをマークして

おり、メルセデス勢が初日に続きトップタイムをマー

クしています。

 

 そして、予選では、開始前から雨が降り。FP3同様

にインターミディエイトタイヤが使われました。

 

 レインタイヤは

 

 ■ ウェットタイヤ(青)

   水量が多いときに用いる深溝タイヤ

 

 ■ インターミディエイト(緑)

   比較的水量が少ないときに用いる浅溝

   タイヤ

 

の二種類がありますが、FP3と同様に予選Q1では、

浅溝のインターミディエイト(青)でアタックが

行われます。このセッションでは、ダニエル・リ

カルド選手(レッドブル)電気系トラブルで序盤

から姿を消すと言う波乱の展開になりますが、セ

ッション終盤に路面コンディションの変化からド

ライに履き替えてアタックを始めるマシンが登場

し、最終的に、107%ルールで出走不能になりか

けていたフェルナンド・アロンソ選手(マクラー

レン・ホンダ)が最後の最後にQ1でファステスト

をマークし、トップタイムをマークしています。

 

 Q2は、メルセデスAMGが1-2タイムで母国GP

のルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)が

唯一の27秒台でトップタイムをマークしています。

 

 Q3ですが、

 各マシンがスーパーソフトで走行する中、まず、バル

テリ・ボッタス選手(メルセデスAMG)が1'27.580を

マークします。これがターゲットタイムとなりますが、

そのタイムをルイス・ハミルトン選手(メルセデスAM

G)が更新しトップに立ちます。 

 

 タイミングをずらしてアタックを行ったマックス・

フェルスタッペン選手(レッドブル)は5番手タイムを

記録しています。

 

 最初のアタックの段階で

 

【1】ルイス・ハミルトン選手

【2】セバスチャン・ベッテル選手

【3】バルテリ・ボッタス選手

【4】キミ・ライコネン選手

【5】マックス・フェルスタッペン選手

【6】ニコ・ヒュルケンベルグ選手

【7】セルジオ・ペレス選手

【8】エステバン・オコン選手

【9】ロマン・グロージャン選手

【10】ストフェル・バンドーン選手

 

という順位になります。二度目のではチェッカーフ

ラグ後にルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)

が1'26.600を刻み、今季6度目、通算67回目のポー

ル獲得となりました。これにより、ミハエル・シュ

ーマッハ氏の樹立した連続ポール記録タイまであと

一つまで近づきました。二番手タイムはキミ・ライ

コネン選手(フェラーリ)が0.5秒差でつけており、

3番手には現在のポイントリーダーのセバスチャン・

ベッテル選手(フェラーリ)が入っています。前戦

でポール・トゥ・フィニッシュを飾ったバルテリ・

ボッタスは4番手となっています。

 

 5番手にはマックス・フェルスタッペン選手(レッ

ドブル)、6番手ル・マンの優勝記録保持者のニコ・

ヒュルケンベルグ選手(ルノー)、7番手にはセルジ

オ・ペレス選手(フォース・インディア)、8番手に

はエステバン・オコン選手(フォース・インディア)

と大規模アップデートを行ってきたフォースインデ

ィア勢が並び、9番手にはストフェル・バンドーン

選手(マクラーレン)、10番手にロマン・グロージ

ャン選手(ハース)というグリッドが確定しました。

 

 しかし、バルテリ・ボッタス選手(メルセデスAM

G)は5グリッド降格なので、予選フェのグリッドは9

番グリッドまでが繰り上がる事になります。

 

 マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーン

選手(マクラーレン・ホンダ)が今季最上位グリッド

の9番グリッド獲得となり、パーツ交換のペナルティ

ーで30グリッド降格となるフェルナンド・アロンソ

選手(マクラーレン・ホンダ)はQ1はトップタイム

で予選自体は13番手ですが、最後尾からのスタートと

なります。

 

 また、バルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG)

と同様に電気系トラブルでQ1敗退となったダニエル・

リカルド選手(レッドブル)も5グリッド降格ペナル

ティーとなっています。

 

 そして、いよいよ今日は決勝レースとなりますが、

天候がどうなるかでレース展開が変わるため、その

辺りも注目となりそうです。 

 

イギリスGPのスケジュールですが、

 

【 7月16日(日) 】

 

  ■ 決     勝(52周)

    21:00~ (現地時間 13:00~)

 

となっています。今年も中継は有償放送となっており、

CS放送/フジテレビNEXTとDAZONにて行われます。

 

【 7月16日(日) 】

   ■ 決     勝(52周)
 
    20:30~23:50

 

となっています。

 

 



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