■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ 第13戦 : シンガポールGP 2日目

2017年09月16日 | ☆ F1

 シンガポールGPは2日目を迎えました。 
ここから始まるアジアラウンドの最初の
舞台は 

 ■ マリーナベイ市街コース
             (5.065km)
 
で決勝レースは、61周(308.965km)で行わ
れます。昨年のレースでは、昨年ワールド
タイトルを獲得し引退したニコ・ロズベル
グ選手がポール・トゥ・フィニッシュを飾
っています。

 今回のシンガポールGPですが、レッド
ブルは前戦でペナルティーをすべて消化
してシンガポールに向けたパーツの交換
を行っており、ここでのレースに向けた
戦略を取っています。

 初日の昨日は、レッドブルが速さを見
せ、FP1ではダニエル・リカルド選手(
レッドブル)がコースレコードを更新し
てトップタイムをマークしており、わず
かな差でセバスチャン。ベッテル選手(
フェラーリ)が2番手タイムをマークし
ていました。

 FP2でもレッドブル勢力の速さは変わ
らず、ダニエル・リカルド選手(レッ
ドブル)がトップタイムをマークして
おり、二番手タイムはマックス・フェ
ルスタッペン選手(レッドブル)が着
け1-2のタイムをマークしていました。
ロングランのタイムも速く、好調な出
だしとなっています。このサーキット
で有利なのはマシン特性からフェラーリ
も同じですが、FP2はトラフィックに
引っかかりセバスチャン・ベッテル選
手(フェラーリ)はタイムが伸びてい
ないようで、キミ・ライコネン選手(
フェラーリ)はマシンのセッティング
が決まっていないようです。
  
 メルセデスAMG勢力はFP2でタイムを
伸ばしており、ルイス・ハミルトン選
手(メルセデスAMG)が3番手タイム、
4番手タイムはバルテリ・ボッタス選
手(メルセデスAMG)が着けています。

 今週は、マクラーレン・ホンダに動
きがあり、リークのような形で流れて
いた、ホンダ以外の選択という条件が
ありましたが、マクラーレンは来季か
らルノーエンジンを搭載することが決
定しており、ホンダはトロ・ロッソへ
のエンジン提供になるようです。

 今シーズンが最後となるマクラーレ
ン・ホンダですが、FP1,FP2共に好調
で、FP2では、ストフェル・バンドー
ン選手(マクラーレン・ホンダ)が
6番手タイム、フェルナンド・アロン
ソ選手(マクラーレン・ホンダ)が
7番手タイムをマークしています。

 

【 タイヤ選択 】         

   今回、ピレリは、シンガポールGPに
   向けて、

   ■ ウルトラソフト(パープル)
   ■ スーパーソフト(レッド)
   ■ ソフト(イエロー)

   の三種のコンパウンドを投入してい
   ます。今回は多くのチームが柔らか
   い側のタイヤのウルトラソフトを10本
   チョイスしていますが、メルセデス勢
   とザウバー勢とパスカル・ウェイレイ
   ン選手(ザウバー)が9本を選択して
   います。また、ハース勢はスーパーソ
   フトを4セットを選択し、ウルトラソ
   フトは8セットに抑えています。

   タイヤチョイスは10/2/1の選択のドラ
   イバーが多いのですが、
 
    ルイス・ハミルトン選手
    セバスチャン・ベッテル選手
    パスカル・ウェイレイン選手

    は固い側のソフトタイヤを2本選択し
    ています。

    ちなみに、ドライバーには13本のタ
    イヤが支給され、その選択は自由に
    なっていますが、

    【 レース中に使用する必要があ
      る義務タイヤ 】

    が存在しており、予選及び決勝で使用
    するために用意しておかなくてはなら
    ないタイヤが指定されています。

    【 決勝レース 】

     ■ スーパーソフトx1セット
     ■ ソフトx1セット
  
    【 Q3進出の場合 】

     ■ ウルトラソフトx1セット

    が義務付けられています。2016年同
    様にTOP10入りのドライバーはこのタ
    イヤはピレリに返却しなくてはなり
    ませんが、それがいいのドライバーは
    このタイヤを決勝レースで利用できま
    す。

    ちなみに、TOP10入りしたドライバーの
    決勝レース時に使用するタイヤはQ2で
    最速タイムを出したものを装着して第
    一スティントを走行することになりま
    す。

    つまり、各ドライバーは上記の義務タイ
    ヤ3セット+10セットの組み合わせの中
    でタイヤチョイスが行えます。
   
【 優勝経験者 】         
   2008年から始まったシンガポールGPです
   が、初開催のレースではルノーのマシン
   でフェルナンド・アロンソ選手が優勝を
   飾っています。このレースは、Q2でトラ
   ブルによってアタック不能で15番手スタ
   ートからの優勝を果たしています。

  2008年 フェルナンド・アロンソ選手
  2009年 ルイス・ハミルトン選手
  2010年 フェルナンド・アロンソ選手
  2011年 セバスチャン・ベッテル選手
  2012年 セバスチャン・ベッテル選手
  2013年 セバスチャン・ベッテル選手
  2014 ルイス・ハミルトン選手
  2015年 セバスチャン・ベッテル選手

  となっており、セバスチャン・ベッテル
  選手(フェラーリ)が唯一の三連勝(レ
  ッドブル時代)と最多の4勝を挙げてい
  ます。

【 コースレイアウト 】


   ホームストレートを通過すると、左、右
   と切り返す1・2コーナーのシケインに入
   ります。ここは、非常に狭く、スタート
   時の混乱が起こる事があります。

   続く3コーナーを左に180度回り込み、一
   気に加速するします。中速の5コーナー
   を抜けるとラッフルズ・ブルバードへ
   入ります。コースで一番スピードが出
   るエリアですが、路面がバンピーなた
   め、上下にバウンドしながら火花を出
   して走行するマシンが多くみられます。

   その直後に7コーナーが来ますが、ここ
   は最大のオーバーテイクポイントとなり
   ます。

   8・9コーナーと交差点の90度ターンを通
   過し、「シンガポール・スリング」と呼
   ばれる名物の10コーナーのシケインへ入
   ります。ブレーキを踏み込み、ある程度
   スピードを生かしながら左、右、左と切
   り返す難コーナーとなっています。また、
   縁石が非常に高く、カマボコのような独
   特の形状をしているため、2008年はキミ
   ・ライコネン選手がこの縁石に乗ってコ
   ントロールを失い、ウォールにクラッシ
   ュを喫していましたが、2013年より切り
   返しのないひとつのコーナーに改修され
   ました。その後短い橋(アンダーソン・
   ブリッジ)を渡り、タイトな13コーナー
   (マーライオンヘアピン)を回り込みま
   す。

   直線の後に8コーナーと同じ交差点にある
   14コーナーを通過し、コの字型のシケイン
   が連続する低速セクションへと入ります。

   公道の下をくぐる18~21コーナーは道幅が
   非常に狭い上、見通しが悪く、壁にぶつか
   った車に後続が突っ込む多重クラッシュが
   起こりやすくなっています。最後に22・2
   3コーナーの高速複合コーナーを抜けてホ
   ームストレートに戻るレイアウトとなって
   います。

ちなみに、ピレリの独自の五段階評価によると

 

となっているようで、オーストラリアGPに近い
特性で、ダウンフォースの重要性は最大の5と
なっています。

 

シンガポールGPのスケジュールですが、

 

【 9月16日(土) 】

  ■ フリー走行3回目
    19:00~20:00
    (現地時間 18:00~19:00)
  
  ■ 公式予選
    22:00~23:00
    (現地時間 21:00~22:00)

【 9月17日(日) 】
  ■ 決勝
    21:00~(現地時間 20:00~)

となっています。今年もライブ中継は有償
放送のみでCS放送/フジテレビNEXTのみで行
われ、

 

【 9月16日(土) 】

  ■ フリー走行3回目
    18:55~20:10
  
  ■ 公式予選
    21:50~24:00

【 9月17日(日) 】

  ■ 決勝
    20:30~23:35

となっています。2日目の今日は予選前の

FP3とポールポジションの決まる公式予選

が行われます。

 

 



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