わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

深井 その1

2017年05月11日 | 能面

「祖父」の素彫りが終わったのは4日あたり。それ以降の数日は細部の修正や裏彫りの仕上げなどを行っており、遊んでいたわけではない。で、昨日10日に能面塾と能面教室があって、時間で言えば5時間ほどの作業時間があった、しかし、その時間を目一杯作業していたわけでもないから、まじめに座っていたのは、ま、せいぜい2時間ほどかな。それ以上の活動は、健康的にもよろしくないから、いわゆる「さぼり」の時間でもある。

と言う事から、今年度の能面教室の課題が決まった。前回にも書いたが「先生は資料と材料を持ってきた」ために、10日から新年度の教室が5人の生徒全員も集まって順調に始まったというあたり。

で、今年度の1個目の課題が「深井(ふかい)」というお面である。説明によれば以下の通り。

”人生の経験の深さと、母性の愛情や悲しみを表現した、味わい深き品格を備えた面”  

と言う事らしい。参考のお面の写真は次の通り。

まあ、説明と合致するのかは良く分からないのものの、一応はこれまで多く彫ってきた女面の1種類だから、彫る作業は簡単な部類に入る。従って今回も素彫りの完成予定は概ね1ヶ月程度だろう。もしかして5月中にも素彫りが完成するかも知れない。

今回は図面があった。それを材料に載せたのが上の写真。ただ、材料の横幅が2~3mm程度足りないものの、誤差の範囲だからOKである。ただ、材料が下に若干長いが・・・・

これが今回の材料だ。長さが概ね100cmほどある。しかも盛大に節(ふし)跡も見える。ま、材料の品質ははっきり言って悪い。ただ、そのために値段が「安い」のも事実。これは「高くても良い材料」か「悪い材料でも安ければ良い」かの評価判断だから個人差がある。私はケチだから後者を選んだのだけどね。

この材料は「女面」あるいは「少年の面」しか彫れない程度の寸法なので、上手に切り取ってあと3個(うまく行けば4個)を彫る材料にしたい。そのため、今後の数ヶ月は女面か慈童、喝食、十六など少年の面に使えそうだ。もっとも、「節」の処置ために余計な手間がかかって、余り歓迎できる話ではないのだが。

上は切り取った材料だ。11日の作業結果と言う事になる。よく見れば、早速「節穴」が見える。ここを、どの場所に持って行くかが重要で、今回は細かい作業がいらない「頬の部分」に持ってきた。ただ、節が見える範囲から木材の中に、どの程度潜り込んでいるのかが分からないので要注意でもある。

これも11日の結果。一日でここまで進んだから、余り気合いを入れすぎると腰痛や肩が痛み出すので、ほどほどにしなければならない。

と言うことで、新年度の能面教室が始まったという報告でした。

 

 

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