わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

不動6 その4

2016年12月03日 | 能面

さて、体調はそれほどよろしくないものの、毎日薬を飲みながらごろごろしていても、これまた具合が悪い。従って、幾らか気を紛らわせていなければ、本当の病人になってしまう。で、少しづつではあるが、能面の作業を始めた。

上は11月29日に撮ったもの。前回の紹介から能面の全体をきれいにした後に、毛髪を表現する部分を鉛筆で書いているところ。これをきれいに仕上げなければ、出来上がりも失敗する。そのため、2日がかりで彫る部分を書いている。ただ、あまり細い線引きにすると、彫っていく段階で部分的に欠けてしまう心配もあって、幾らか太めの線にしたところ。

鉛筆で書いた線の上を彫ったところだ。慎重に鉛筆線に添って彫っているが、それでも一部は欠けたりしており、その都度、ボンドで止めながら作業を進めた。上の写真は12月2日に撮ったもので、毛髪部分は全部彫り上げたところ。3日ほどかかっている。ま、急いで彫る必要もない事はすでに書いているが、今は暇つぶしという位置づけなので、時間は気にしないところが良い。

さあ、眉毛の部分も彫った。口の中もきれいに彫った。素彫りの完成である。12月3日に撮ったが、今回は体調不良で約3週間ほど作業を中止していたので、10月9日の作業開始からの日程を数えても概ね2ヶ月。それでも他の友人と比べてても、ずいぶんと早い。教室の同僚などは、一個彫り上げるのに4~5ヶ月もかかっているのだ。

今後は、真鍮の眼球を入れる作業が残っている。もちろん、彩色は、まだ始まっていない能面教室の新しい課題が完成してからになると思うので、ずっと先の話。今は真鍮板の金工作業を優先的に行うつもりだから、眼球も恐らく数日後には出来上がると思う。明日からはそっちに注意力を注ぐことになる。

 

さて、体調の方だが、右足の痛み、しびれはピークを越えた気配であり、最盛期の苦痛も和らいでいる。ただ、歩行時には相変わらず痛みもあって、気を抜くことは出来ない。聞くところによれば、似たような症状で完治したのは6ヶ月後だとか。まだ発病してから一ヶ月程度の自分とは比較にならない。そのためにも、変に安心して、これまでのようなウオーキングなどはもちろん出来ないだろう。とにかく、無理をしないで気をつけて毎日を過ごし、回復するのを待つことになる。

今回は辛抱辛抱、そして忍耐だ。

 

 

 

 

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