ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

ザ★アニメージ 装甲バトルスーツ:ザリグ完成

2009-11-12 02:52:12 | ザ・アニメージ

ギド帝国のピラト総督専用のバトルスーツがこの「ザリグ」である。ディープレッドとシャインオレンジでマーキングされたボディは20mを超える。

ザリグのパイロットであるピラト総督は、全宇宙征服・・・・という野心のためなら手段を選ばない、という非情さを持っている。

チェーン・ショット、ビームバズーカなどで武装し、小惑星なら一瞬のうちに破壊するほどの恐るべきパワーを持っている。(BOXアート説明より)

 

 

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「チッ!!なさけない奴らだ!どけ!俺が相手になってやる!!」

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【制作を終えて】

初志貫徹で「ガチ」で作る事が出来ました。

インターネットの発達で、「ザ★アニメージ」で検索すると、ポツポツと取り上げているサイトも散見されますが、作例として紹介しているところはまだまだ少なく、気合の入った制作をしたモデラーもいないようです。

また、作例にしても、キットを素組みとするのではなく、今風のスタイルにディフォルメされてしまう方もいるようです。

肩をハの字型にいからせ、足もまたハの字型にし、小顔にするような。

要するに「カトキハジメ・コンプレックス」とでも言えましょうか。

私はそういったディフォルメは、ハッキリ言って類型的でツマラナイと思うし、往年のロボットプラモの「味」を殺さぬよう、キットのありのままを楽しもう、という感覚で作りました。

以前にも語りましたが、私は今の、リアリティの無いガンプラ塗装はどうしても馴染めません。

「戦場の匂い」「酷使される兵器」という視点が完全に欠落していると感じるからです。

想うに私らはスケール・モデルで育ちました。

しかし今は、驚く事に「ガンプラ」しか作った事のない層が、模型界のボリュームゾーンとなってしまっています。

それら「ガンプラ」には、スケール感を全く無視した「運河スジ彫り」、小奇麗なエアブラシ塗装が施され、「最初から色が付いた模型なのに、その上にまた同じ色のせてどうすんの?」という素朴な疑問と、「フィギアとどこが違うんだよ?感」が漂っています。

・・・・と、まぁ偉そうに書きましたが、要するに私はこの「ザリグ」というキットを使ってガンプラ」、及び「それが作り出した文化のありよう」と、「ガンプラモデラー」に喧嘩を売り、バンダイのおもちゃキット信奉者の心に、さざ波を起こしたかったんですわな。

1/76シリーズの「ザ★アニメージ」を制作したのは今回が初めてでした。

こうして見てみると、部分的に「ガンダム」のエッセンスが散見出来るものの、全体として見た場合、中々オリジナリティのあるシルエットであると感じます。

カラーリングなどは、明らかに「シャア専用」のあの雰囲気をパクったものと思われますが、各カラーのバランスが取れており、アリイの制作サイドとしても、カラーリングに知恵をしぼった形跡がみられます。

「ザ・アニメージ」シリーズは、当時のガンプラを意識して造られた事は明らかですが、通の子供の間では実は、ある意味「裏ガンダム」として、隠れた人気があった事は否定出来ないでしょう。

ガンダムの新製品が出る間、これでも事足りる、という感覚ですね。

なにせその「モビルスーツ」っぽさ、駄菓子屋などに常に置いてある入手のし易さ、ロボットプラモデルで遊ぼうとする当時の子供たちには、入手困難なガンダムの代替品として、充分な、あるいは怪しげな魅力があったのです。

個人的に残念なのは、こういった、いわゆる類似品を楽しむ環境が、著作権の保護等により無くなってしまった事。

もはや子供が血眼になってプラモデルをつくる時代でもなくなりましたが・・・・・

そして、模型界におけるアリイ製作所の評価が低い事が、個人的には不満ですね・・・タミヤ、ハセガワ、フジミ、イマイ、アオシマ、そしてバンダイと、模型誌に出てくる作例はこんなのばっかでしょう?

アリイには隠れたファンがたくさん居ます。表面化しないだけです。

この、優れたロボットシリーズをもってガンプラに殴り込みをかけた有井製作所に、最大限の賛辞を送りたいと思います。

 

 


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ザリグのチッピング 1

2009-10-19 19:51:29 | ザ・アニメージ

え~、ザリグの記事が滞っていたのには色々訳がありまして・・・・・

ま~、つまり、チッピングというヒジョ~に根気がいる作業に突入してまして、飽きたら止める、気が向いたら(眠くなかったら)手を入れるという事を繰り返しまして、なおかつキャラものという、戦車と違ってジッとしていない(関節があちこちと動くのよ)ものが対象物なので、ま・・・・簡単に言うと慣れないモノを作ってるという状況。

しかし日本の誇る有井製作所「ザ★アニメージ」ですよ!!

手を抜けるわけないじゃないですか!!

・・・・・・・・・・・・・

とりあえず現状見てやって下さい。

001 ザリグは大きく分けて赤、ピンク、ダークグレイの3色を基本にしているわけですが、その3色に白や黄色を混色し、明るいトーンの色を作ったら、各部品ごとにチップを施していきます。

1/76というスケールは、この際拘らず、いかに「教科書通りのガンプラ塗装」がつまらなく見えるようになるか(笑)、を眼目に進めていきます。

002光の加減 で多少ヤリスギの感がありますが、後でフィルタリングしてマイルドにする予定なので、この位は大丈夫です。

003 左足にはまだ手を付けていないので違いが判ると思います。

004 ダークグレイの部分は未着手。

005 背面。後頭部の形が判るショットです。

006 完成にはまだしばらく掛かりそうです。


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ザリグの制作進行中・・・です。

2009-10-04 22:20:15 | ザ・アニメージ

今日は洗車をしていたのですが、思いのほか天気が良く、汗ばむくらいでした。

ザリグなんですが、前回お見せした時と変わり映えしないと感じるでしょうが、ウォッシングに時間が掛っているだけなのであしからず。

まだ汚し塗装としては半分くらいですが、戦闘マシーンとして戦場を駆け抜けてきた薄汚れた感じがやっと、出てきたかな?というところです。

あとは、メインカメラ(二つの目玉ね)にブルーをのせて、だんだんイメージしていたものに近づいてきました。

ただし、各関節がユルユルのところがあるので、木工用ボンドなどを関節部に塗布して、ユルユルをなんとかしたいです。

001_2 目は箱絵の色に近いものにし、クリアーを重ね塗りして光沢を出しています。

002 武器類の塗装はまだ途中です。

003_2 やっぱり「目」を入れるとメカにも「生命感」が生まれます。

004 背面。

005 もはや、「パチモン」では済まされぬ出来になりつつあります。

006 悪いツラしてんなぁ・・・・量産型より3倍・・・速いかな?


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ザリグのウォッシング・マーキング等

2009-09-29 03:25:14 | ザ・アニメージ

また今週も夜勤です。この記事を書いている今、AM3:00です。

ザリグに第一段階のウォッシングを行い、半光沢トップコートをひと吹き。これはエナメル塗膜の保護と、表面を梨地にすることで、この後行うパステルでの汚しのノリを良くするため。

その後、ガンプラ用のデカールでマーキングを施しています。

こういったデカールが無かった頃は、わざわざ飛行機用のデカールを使用したものですが・・・いい時代になりました。

パチモン系のアニメージとはいえ、気合は入れます。ガンダムの劇場版ポスター等によく見られた、いわゆる「大河原邦夫」バージョンを狙って仕上げていきます。

余談ですが、今のガンプラのモデラーって、アニメの世界をイメージしてモデリングしてるんですかね?「MAX塗り」とか、アレって、ノペっとした感じで、最初から色が付いてるガンプラにただ同じ色を重ねてるだけに見えるんですが。

私らの世代だと、こういったキャラクターものは、いかに「兵器感」を出すかがステイタスでしたが・・・世代の差でしょうか。

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ウォッシング後、軽く墨入れしてますが、この時点ではおおざっぱです。

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判りずらいですが、一段トーンが落ちています。

003 このままだと、やはりどうしてもオモチャっぽいのである。これで終了とするモデラーがなんと多い事か・・・・

005 全体のバランスを見ながらデカール貼り。俄然、兵器っぽくなってきます。

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マーキングが全て完了したら、AFV塗装の文法に沿って、何段階にもわたるエイジングを施していきます。

負けませんよ、ガンプラには(笑)。


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ザリグの細部塗装

2009-09-24 23:09:04 | ザ・アニメージ

なんか、あっという間の連休で、「え?」という感じだったのですが、思い返せばクルマ磨き、プラモ作りと、好きな事はやっていたんだわな・・・・

で、ザリグですが、基本塗装を終えた後、こまかいパーツを筆塗りしています。これで武器類を除いて大体塗装はおわりましたので、この後はウェザリング等の汚しを行っていきます。

001 黄色とかシルバーとかを筆塗り。目は最終段階で描き込みます。

002_2 ところどころに黄色のアクセント。

003使途不明の背中のびらびらは新型の放熱シートと仮定し塗装。

004 関節部分はグレーにしてみました。

005 どうでしょう。いい感じになってきたよ!

006 ウォッシング前にデカール(注意書き)を貼るべきか、否か、思案中。


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