ねこに ねこじゃらし

ねこのそらの話を中心に、ぽつぽつゆっくり更新しています。

3度目の金木犀とそらのこと

2021年10月26日 | 早く元気にな~れ



こんにちは。
2度咲くだけでもびっくりだった金木犀、
3度目のツボミを見つけて数日後、
真冬並みに寒い中、なんと花を咲かせました。
花の数は少なく、その分香りも僅かですが、
鼻先に感じると思わず深呼吸してしまいます😊





今日は早朝まで降った雨が上がって暖かくなりましたね。
そらがいれば、日向でのんびり寝てるんだろうな〜、
一人の家の中って、こんなにスカスカなんだな、
と気の抜けた午前中が過ぎました。








そらは、今朝一番で獣医さんに行きました。
といっても、一人で行けるわけではないので😆
連れて行ったのですが😊
ケージに入れて自転車で連れて行くので、
雨が上がって本当に助かりました。

そらの耳の後ろの小さな出来物は肥満細胞種という悪いものでした。
それがわかってすぐに手術と、術前検査の予約をして、今日が手術の日です。

術前検査に連れて行く時も雨が降っていたので
ケージにビニールをかけて行きましたが
風で煽られ、傘を持ちながら自転車を引いていると
そらの体重もけっこうなものなので、
今にも倒れそうで緊張の連続。
そらも寒くて怖い思いをして連れて行かれて、
さらに、置き去りにされたと思ったはず。

帰りは、そらが風邪をひいてしまわないようにと先生が預かると言ってくださったので
そのまま獣医さんに留まり、
午後仕事だったわたしの代わりに、
夕方ダンナサンに車で迎えに行ってもらったのでした。






わたしには腫瘍を取ったり病気を治してやることは出来ないのだから、
信頼出来る先生にお任せして待つしかない、
と腹を括ったつもりでしたが
もう麻酔が効いて眠っている頃かな、
そろそろ始まるのかな、
と思うとなんだか落ち着かないんですよね(苦笑)。






日帰り手術なので、夕方には迎えに行きます。
家に帰るなり、お腹空いたー!と元気に訴えてくるそらだったらいいな。
いいえ、きっとそうに決まってます😆






その後の momo 人(ねこ)が変わった?  

2015年09月10日 | 早く元気にな~れ



 momoのその後 日記に書くのがとても遅れてしまいました


 ありがたいことに momoは口内炎ではありませんでした








 
  もう一度 獣医さんに診ていただきましたが


  歯肉炎 と 歯石


  もう一週間 お薬飲みますか? と聞かれて 断りました

 
  麻酔して歯石を取るという方法も教えていただきましたが


  momoの年齢で 麻酔とか レントゲンとか そのための検査とか


  その先生も無理に勧めない方でしたし わたしも望みません










  なにより momoは 食欲旺盛で カリカリも元気によく食べます


  食べにくそうになってからの方が  本当によく頑張って 頑張るから元気で よく食べるのですよ ホントに



  先生からも言われたのですが 「オーラルケア」のおやつを momoにあげることにしました

  
  それも気に入ったようで 相変わらず 首を大きく傾けていますが 食事が楽しそうです 喜んで噛んでいます




  そらは momoだけ特別扱いしてると わかっているようですが


  「あのバスケット」に入って出かけていく意味がわかるのか


  じっとmomoの様子を見ています


  
  










  そら また 「飛び込み」 の夢みてる?









   そして・・・


   そのせいなのか momo この頃 少し変わったんですよね~


   









  ふと見ると  あらら こんなに狭い場所でくっついて


  どっちが先にいたのやら


  momoが先にいたのなら そらが来ればひと悶着 その後 momoが ここから離れるのがお決まりなのに


  そらが先にいたのなら?  もちろんmomoは近づきません








   
   そら 狭そうだね~

  


   数日前の夜は わたしの肩に前脚をかけて 脇腹にぴったりくっついて 寝ていました


  そらは初めて布団に入って来た時から当たり前にそうしていたのに


  momoは今まで そんなふうに寝たことがなかったのです


  布団に入ってきても わたしの腰あたりで わたしの足先を向いて寝ていたりして・・ 


 





  momo姐 ちょっと 狭いんだけど・・・



  
  もちろん わたしはこのmomoの変化を大歓迎していますが










  オイラは びっくりしてマス



  momo姐 なんの薬 飲んだんにゃ?



  


  そらは そんな気持ちで過ごしているかもしれませんね






  



momo 久しぶりに病院へ

2015年08月26日 | 早く元気にな~れ



 
 momoの口の様子、やはり気になったので
そらがお世話になっている獣医さんに 初めて連れて行きました。


 いつもと逆転 momoがキャリーに入っているのを初めて見たそらは
それはそれは気になるようで キャリーの周囲をぐるぐる回り
「momo姐 だいじょうぶ?」とばかり覗き込んだり


 momoは予想していた何倍も抵抗して
キャリーの入口に4本足を突っぱねて大騒ぎ
これでは 獣医さんでも さぞや大暴れ!?
ましてや 口なんか開けないんじゃない? 診察できるのかしら?
と 苦い思いが甦ってきました。


 実は いつも大人しいmomoですが
かかりつけていた獣医さんから
「momoちゃん 怖いからな~」と言われてしまったことがあったんです。






 そらがお世話になっている獣医さんは ホームセンターの中、
ペットショップの奥にあります。
だから 待合室にいると お店のBGMやワンちゃんの吠える声で賑やかなのですが
そらはまずその声で完全にビビってしまい 目が泳ぎ 落ち着きを失いますが・・

 さすがmomo、年の功?
落ち着いちゃって この表情です。


 診察室に呼ばれて キャリーから出るときも
そらは踏ん張ってなかなか出ようとしませんが
momoは 一度抵抗を試みただけでなにかを察したように
堂々と診察台に乗りました。


体重を計っているときも 全身触診で触られても 表情一つ変えません。
以前はあんなに嫌がって 待合室で「帰るー」とばかりに鳴き始め、
診察室では台から飛び降り、先生と看護婦さんには「ふぅっ!」と威嚇するので
あんな悲しいことを言われてしまったのですが
いったいあれはなんでだったんだろう?と目を疑うほどのmomoの変わりようです。


 それでも、いよいよ口の中を診ようと先生が首の後ろから顎を掴んだときは
「うにゃあ~っ!」と叫んで激しく抵抗するmomoを覚悟してしまいましたが、
し~ん・・・アレ?
「あ~~~~~~~~~~~ん」と 先生のなすがまま 口を開けています。
つられてこちらまで あ~んぐりとしていると
「まだ どこに来て 何されてるかわかってないからね~
二度目からは こうはいかないですよね」と先生。
借りてきた猫?



 momoがお利口に口を開けていたので しっかりと見ることのできた先生は
 口内炎は確認できず その代わり歯石が結構ついていて、
 歯茎の色が変わっているところは歯肉炎を起こしていると言われました。


 口内炎で検索して 怖い病気が隠れているかもと
いつものようにわたしの心配性が過ぎたようでホッとしましたが
もっと詳しく調べるなら 骨のレントゲンを撮らなければなりませんし
そのためには検査もいろいろ必要になってくるし momoの年齢を考えると負担かも?
と言われると momoの年齢を改めて考えさせられます。


 






 炎症を抑える薬と 抗生剤で1週間様子をみることになり
薬の飲ませ方を先生が 「こうやって 顎を抑えて口を開けると  ほら ・・」といとも簡単にやってみせてくれましたが
帰宅してすぐに まずは前浜の魚をちょっと出した上に堂々と薬を乗せてみると
あらら なんと ペロっと食べてくれるではないですか
 やったー 楽勝
思ってもみなかったmomoの反応です 
その間中 そらが催促もせずに momoの様子を見て
じっとしていたのも嬉しくて・・・



 さすがに緊張していたのか
ずいぶん長いこと昼寝をしていたmomo


 目が覚めると すごい勢いで食事をねだります
もう 副作用?
食欲が増すコがいますから・・と言われていたのです。

 夜はその食欲が功を奏し 夜の分の薬もなんの苦労もなく飲んでくれて
なんて気持ちが楽になったことか。







 1日中momoにわたしの膝を明け渡してくれた そらは
暗闇の中で キッチンワゴンに足を預けて 寝こけていました




 と、ここまで書くのに何日もかかってしまいました

 やっぱり楽勝だったのは 初日だけ
借りてきた猫の作用は2日目以降 きっぱり消え去って
一日中ご飯を頂戴と鳴き喚くmomo と その度に付き合いたいそらを前にして
薬を細かく砕いて混ぜてみたり それをぷいっと無視して去ってゆくmomoを抱いて
顎を掴んで直接飲ませようと挑戦してみたり
四苦八苦な毎日です。



 親も わたしたちも にゃんずも
みな歳をとって これからいろいろあるんだろうな~と漠然と思っていたことが
そんなに先ではないよと認識させてくれる 今回のmomoの出来事です。 


  消炎剤のおかげか カリカリを食べるmomoの口元に
 力が少し戻ったようにみえるのが 励みです。



ぜったい渡さにゃいもん

2014年07月31日 | 早く元気にな~れ



  そらが見上げる先には






  momoが います

  momoは 午後になると この窓から 気持ちいい風が入ってくるのを 知っているのです








   でも・・・


   ほらまた いつものように そらが とっちゃった

   momoは 不機嫌になりながらも 明け渡してしまうのです

   ストレスで 10円ハゲができなきゃいいけど と心配していたら








  最近 この箱をお気に入りにしたようです 
 

  小さ過ぎない? と思いますが

  毎年 山形のお義母さんが 送ってくれるので

  新しくて 気持ちがいいのかな
  





  実は そらが 小さい頃から 大好きな箱なんですよね   
      定点観測へ


  momoは それを知ってか 知らずか







  そらが取り返しにきても


  






 ぜったい 渡さにゃいもん!






   毛づくろいして油断させようったって だまされにゃいもん


 珍しく momoが 粘っています










 ついに そらが根負けしたよう やったね momo






 フテ寝~






  あ~ ぐやじい 

  おっかぁ momo姐に言って

  あれ オイラのだって・・


  まぁまぁ そらくん 

 おっかあが いいところに連れていってあげるから ね







   てっ! こ、ここは・・・


   朝ドラ一緒に観てるのバレるよ




  なんと どさくさに紛れて

  あんなに難儀してた 採尿が ひょいと出来てしまったのでした


  phコントロール・ライトを ひと袋食べ終わる頃に行くことになっていた検査・・

  わたしが忙しくしていたこともあり ずいぶん過ぎていましたが



  結果、蛋白がちょっと出てるけれど 心配のない範囲とのことで

  他の数値はすべて クリア~

  定期的に 診る必要はないと言っていただけました







  元気にしてたので 心配はしていなかったけれど

  これで 本当に安心です


  熱帯夜が明けて 爽やかなひととき

  そらが 起こしに来ます



  これからも momoとそらが 

  元気に戯れるようすを書いていけること

  仲がよくても 悪くても


  ありがたいことです


    

   

  


 










 

病院のタイミング 2

2014年06月16日 | 早く元気にな~れ


 ストルバイトを溶かすための療法食
ロイヤルカナンphコントロール0がそろそろ底をつくので、
病院に行ってきました。


 前回大変だった採尿は、今日は一発でゲット出来て、
これさえ用意できれば、もうこっちのもんだぜ
とお気軽に構えていたら・・・

 カゴに入れるのが、大変でした
ちゃんと学習してるのですね、嬉しいような困ったような。



 結果はどの数値も範囲内に収まっていました
これで晴れて「0」からは卒業して、
ダイエット効果のある「ライト」に移行です。




  momoねぇちゃん、オイラまた病院いったんだよ



 そらが膀胱炎で辛くて走り回ってから3ヶ月。
あっという間の3ヶ月でした。




   ふ~ん  それで?



 「ライト」が終わる頃、また採尿検査がありますが、
それくらいで済んでよかったと思います。
元気でいてくれることは、
当たり前のことじゃないですもんね




   新しいご飯 買ってたよ   どうせ あんたのにゃ



 一病息災。
おや、誰かと一緒だね、そら。





   momo姐も もらえるよ     だといいけどにゃ



 今日は、なぜかmomoは そらに 優しいのでした。










 




病院のタイミング

2014年05月26日 | 早く元気にな~れ



 そらの人間のお兄ちゃんは、魚がイマイチ苦手です。
だから、ぐずぐずと食べていると、そらに狙われます。




  にいちゃんが食べないんなら オイラがおいしくいただくぜっ


 以前は、需要と供給の一致ってことで、
塩っけのない魚に関しては、わたしの目を盗んで
手伝ってもらってたみたいなんですけどね・・・



 療法食なんだから、手伝ってもらってはいけません!

 ということになり、






  にいちゃんがっかり、そらプンプン。






  え~い、代わりに食べてやる~。







  おっかぁの指もだぞぉ。


 食欲の塊ボーイ、そらには1日65gのご飯じゃ足りないみたいです。
でも、そらの体のため、心を鬼にしてそろそろ1ヶ月、
病院に検査に行く日も近づいてきたし・・・と残りのご飯を計量してみると、
あ、あと3日分だ!


 そんなことを思いながら採尿のチャンスを伺ったのがいけなかったのか、
そらがトイレに行く様子を見せなくなりました。

 行った!と思ってそっと近づくと、知らん顔して出て行くし

ついに、ロイヤルカナンが底をつく前の前の晩、
ご飯だけ買いに獣医さんに行くと、
そのタイミング結構難しいですよねと、かわいい先生、楽しそうに笑います。

 2kgの袋を抱えて帰宅すると、大歓迎のmomoとそら
それが土曜日の夜のこと。


 今日の朝、待望の新しい袋から開けたてごはんのあと、
トイレ掃除をするわたしの脇の下をくぐってそらがトイレに入ったので
ちょいとちょいと、まさかね
と驚いていると、なに食わぬ顔でおしっこをしたよ

 びっくりしつつも、用意してあった容器を即座にお尻の下へ。
なんなくおしっこゲットです


 あんなに大変だったのが嘘みたい。
やっぱり察しているんだ、なかなかやるわい。

 と、感心してばかりもいられない。
今度はケージに入らない。
入ったら入ったで「助けて~!猫さらいです~!」と自転車の後ろで大騒ぎ
お医者さんに着いたら今度は、四肢をつっぱり出てこない


 
 
  ほんとに内弁慶だねぇ、そらは。


 でもでも、ストルバイトは溶けていた!
潜血も蛋白も(-)だった


 このご飯が終わったら、また尿検査して、大丈夫なら‘ライト‘のご飯になるとのこと。
本当のダイエット食はそれからで、今食べているのはカロリーが高いんだそうな。

 かわいそうに、ダイエット気分だけで、体重は5.3kg、変わりなしだった。
お腹がスマートになったと思ったのは、気のせいだったのか~。

 これからも、がんばれ、そら




 


そらのストルバイト覚え書き 2

2014年04月30日 | 早く元気にな~れ


 土曜日に抗生剤と消炎剤の注射をして、
 翌日からの3日間は消炎剤を1/4→1/2粒へ。
 それを朝は抗生剤1/4粒と一緒にごりごり潰して
 ふやかしたロイヤルカナンに混ぜていると、
 待ちきれないそらは、
 「ごはんくれ」「ごはんくれ」「ごはんごはん」
 と、それはすごい勢いで、
 わたしの周りをぐるぐる回る。
 元気でよかったと頭を撫でると
 食べながら「ハゥヤゥ」と振り払う。
「じゃまだよぉ」とでも言ってるの 
 

 日曜日には、療法食の効き目で、よくお水を飲んで、
 頻繁にトイレに行くそらの後からついて行ってみると、
 ちゃんと出ているようで、まずは一安心。
 色も夕方には薄いピンク色になって、また一安心

 トイレで使うペレットは、
 目で見えるバロメーター。
 おしっこの調子がいいと、
 飛び散るペレットも減っていく
 
 


    そらは これに入って どこに出かけているのかにゃん?


 ロイヤルカナンのご飯はmomoもお気に召して、
 袋を開ける音で、2階の天井のすぐ下の棚から急いで飛び降りて、
 階段も飛ぶように降りてくるので、びっくり
 「ちょうだ~! い~! 」声も大きくて、またまたびっくり

 
 そして食べ終えると、また棚の上。

 ケージを気にしているねぇ。
 momoはずいぶん使っていないもんねぇ。
 
  





 
  慣れない書類作りで目が疲れて、ゴロリンとしていると
  そらがくっついてくる。
  そらのぬくもりと感触が気持ちよくて、ついつい昼寝が長くなる








  体調が悪いと、心細いのかな。
  猫のお母さんなら、ペロンペロンと全身舐めて上げるんだろうな・・。
  せめてぺったんとくっついて、撫でて撫でて撫でまくる。
  


  月曜日にはトイレに行く回数もぐっと減って、
  一緒に行ったら、違うポーズで睨まれた。

  あ、もしかしておっきい方? ごめんごめん
     
  さすがに落ち着かなさそうで、その場を離れる。






  夜中に布団の周りをぐるぐる歩き回っていたのは、
  膀胱炎で落ち着かないのではなくて、
  外になにかいたのかな?
  カーテンの隙間を前足でヒョイヒョイっと揺らして外を覗き、
  啼いてはまた歩き回るを繰り返す。

  それで朝は寝坊気味。

  

  おっかぁは先に起きるぞよ。
  昨日は、そらのおしっこたっぷりの量が出て、
  見た目はほとんど黄色かった
  安心して眠れたからね。
  




  じゃぁ、おいらも起きるって、むっくりしたけれど、
  そら、なんだか体が曲がってるよ。 
  もうちょっと寝てな~。


  ご飯ねだられなくて、その方がおっかあも気が楽だ





 

そらのストルバイト覚え書き 1

2014年04月26日 | 早く元気にな~れ


 始まりは、今月の10日より少し前。
そらが、頻繁にトイレに行くようになり、
出ないもどかしさでペレットを掻き出したり、周りのものに噛み付いたりするので、
獣医さんに連れて行くと、膀胱炎の診断で抗生剤を処方された。


 一週間後に尿を採っていき、検査してもらうと潜血がプラス3。
消炎剤も追加になって、それを服用するうちに症状はでなくなっていたのに、
一昨日再び行くと、潜血はマイナスなのに、pHが高く、ストルバイトがプラス3で、
顕微鏡の中に、結晶がいくつか見えた。

 レントゲン検査では、腎臓や尿道に結石は無く、一安心。
消炎剤1/4粒と抗生剤1/4粒をあと1週間続けて、なんでもなければ
一ヶ月間、pHコントロール0の食事療法をしてから、また診てもらうことになっていた。

 当面は薬を飲ませることが最優先だったので、今までのようにモンプチでカムフラージュして飲ませ、
その後、ロイヤルカナンを計量して器に入れると、かなり美味しいみたい!
カリ! カリ! といい音を響かせ喜んで食べた。


 momoも食べた方がいいと言われたので、いつものご飯と半々ずつ入れて出すと、
喉を鳴らして喜んで食べて、ペロンペロンと満足げに舌なめずりしながら行ってしまった。
後に残ったのは、今までのご飯・・・。




   momoは、ご飯以外ほとんどここにいる。 呼んでも 顔も見せてくれない(^^ゞ



 今までは、どこでも手に入る手頃なお値段のご飯の中から
好き嫌いの激しいmomoが食べるものを選んで、買ってきて食べさせていた。
それがよくなかったのかなぁ。
「あなたは あなたの食べたもので できている」
最近、CMで見たこの言葉にはっとして、
人間の家族のことも、にゃんずたちのことも、もっと気をつけなきゃいけないなと思っていたところだった。


 一昨日のおしっこは、黄色くて透明なおしっこで、
トイレに頻繁に出入りすることもなくなっていたので、
膀胱炎はすっかり落ち着いたのだと安心して、
さぁ、これからはストルバイトを流し出すことに専念しようと、
腹を据えて、落ち着いた気持ちで眠りについた。


 それなのに、昨日の朝起きると、信じられない光景が・・。
え?  なんで?
 トイレの周りにチップが飛び散っている。
最初にそらの異変に気がついた時と同じ状況 


 目が点になったわたしの足元をすり抜けて、さっそくそらがトイレに入った・・
かと思ったら、辛そうな声を出して、親の敵のようにチップを撒き散らし、
飛び出た勢いで、マッハの速さで駆け回る(◎o◎)
ど~したの~、そらぁ~? また辛くなっちゃったの~?
昨日はあんなに良くなっていた膀胱炎、なんでまた急にひどくなるの?


 でもでも、一度腹を据えると人間は違う!(と思った)
昨日、レントゲンに結石が無かったんだから大丈夫。
ご飯の量が減ったこともあって、きっとイライラしているんだ。




 階段も元気に駆け上がってくるし





 鳥の鳴き声に 興味津々 食入いるように見ているし



 トイレ以外はいつもと変わらないそらに安心して
打ち合わせもあったので、山に出かけてしまい夕方帰宅すると
いつもと同じように、玄関に出てきた二匹は、
おかえり~というより、なんかくれ~という挨拶。


 この食欲なら大丈夫だね。
と、安心する間もなく、すぐにトイレに向かうそらを追いかけて、
トイレットペーパーをお尻の下に置いてみる。

 う~ん、やっぱり出てないみたい。


 何度かチェックしてみる。と、まとまった量のおしっこが出た。
が~ん。ピンク色だよ

 

 膀胱炎はなかなか治らないと聞いたけれど、
自分には経験がないので、やはり心配になってくる。
夜中、トイレでザッ ザッ と音がして、そらが啼くのを聞いているとさらに。


 朝になって、獣医さんの診療時間前に電話して訊いてみた。
膀胱炎の再発か、食事で溶けた結晶が詰まっているのかもしれない。
もし、まったくおしっこが出ないようだと命にも関わると言われて、
用心深く様子をみて、必要なら連れて行きますと切ってすぐ、
そらが今まで以上に真っ赤なおしっこをした。




 momo、今日もお医者さんに連れて行ってくるね
 
 心配してる?




 棚からケージを下ろして蓋を開けると、今までは自分から入っていたのに
今日のそらは、さすがに後ずさり。
 自転車の後ろでも「助けてー ねこさらいですー 助けてー!」と言わんばかりに啼き続け
土曜日で、人だかりのガーデニングコーナーをくぐり抜けて獣医さんにたどり着くと
受付の女性が、おしっこを受け取りびっくり顔になった。


 尿検査の結果、今日はpHが下がり、食事が早くも効果を表しているとのこと。
細菌の数も少ないので、溶けてお塩のようになった結晶が、
爪楊枝より細い尿道で詰まり気味なのでしょう。
すっごく痛いんですよね。と先生。


 若くてキュートなお姉さん先生も、膀胱炎になったことがあるそうで、
その時の辛さを話してくれて、「そらちゃんの辛さが痛いほどわかります」と言ってくれた

 抗生剤と消炎剤を注射して、
一ヶ月後ではなく、薬が無くなったらまた診てもらうことになり、
帰るよ、とケージを開けると、あまりに素早く入るので笑ってしまう。

 う~、次回連れて来る時が大変そうだな。
帰りも「ねこさらいですー 助けてー!」と泣き立てるそらは、
玄関で蓋を開けると、ロケット弾のように階段を駆け上がって行った。


 午前中に連れて行って、正解だった。
午後のそらは、少し落ち着けたみたいで、寝ていることが多い。

 今日は注射で薬が入ったので、夜はご飯だけでいいから、
の~んびりと過ごさせてあげよう。


 早く元気にな~れ!






 momo、momoのことも大好きだよ~