神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

和田堀公園2

2017-06-16 06:59:52 | 支流編(善福寺川5)

 和田堀池を左手に見て流れる善福寺川は、 → 「段彩陰影図」で分かるように、崖面を形成する右岸段丘の際に沿っています。段丘斜面から台上にかけて、大宮八幡境内と一体となった赤松林が広がる環境にも恵まれ、御供米(おくまい)橋から八幡橋、宮下橋にかけてのこの右岸は、善福寺川流域でも有数の湧水スポットとなっており、特に「善福寺川御供米橋下流」は「東京の名湧水57選」の一つとなっています。(他に23区内では新宿区の「おとめ山公園」、文京区の「関口芭蕉庵」、渋谷区の「清正の井」など、16ヶ所がリストアップされています。)

 

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    ・ 御供米(おくまい)橋  お寺に納める斎米(ときまい)が由来の寺斎橋はこれまでも度々登場していますが、こちらは大宮八幡宮に納める米からのネーミングです。 

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    ・ 湧水スポット  御供米橋の次の八幡橋から振り返っての撮影です。湧水から護岸を保護するため、→ オブジェで覆われた水抜きパイプが設置されているところもあります。

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    ・ 八幡橋  八幡橋から階段で右岸段丘上に出ると、大宮八幡の→ 北神門(赤門)に至ります。なお、御供米橋、八幡橋共に昭和に入ってからの架橋です。 

 <大宮遺跡>  八幡橋から大宮八幡に向かう途中の右岸段丘上には、都内で最初に方形周溝墓が発掘されたことで知られる大宮遺跡があります。現在は→ 雑木林の中に碑が建っているだけですが、地中には 方形の四方を溝で囲った、弥生時代末期の墓三基が埋まっています。多数の竪穴式住居跡が発掘された対岸の松ノ木遺跡に対し、こちらは族長クラスを祀る聖域であり、こうした古代からの信仰がのちの大宮八幡の創建へとつながったのでしょう。なお、出土した勾玉1個とガラス小玉12個、弥生式土器などは区立郷土博物館で展示されています。

 

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