正々堂々blog

衆議院議員川内博史の日記。

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決算行政監視委員会と内閣委員会(質疑報告)

2006年04月14日 | Weblog
少し時間が早まって、午前11時少し前から決算行政監視委員会での質疑がスタート。

PSE法について、相手は西野経済産業副大臣と谷みどり消費経済部長。

谷みどり部長の、こちらが聞いていないことに対して長々と答弁する姿勢に何度もキレそうになりながらも、ここで谷さんに対してキレたら、こちらの負けになる、と思いグッとこらえて質疑しました。

なぜ、このPSE法が矛盾に満ちた法律になってしまったのか、そして谷さんをはじめとする経済産業省がやろうとしていることが、如何に非常識な対応であるのか、ということに関して明らかにできたのではないか、と思います。

今日の一番のポイントは、谷部長答弁で

「電気用品取締法と電気用品安全法の一番の違いは、絶縁耐力試験を全数検査にしたことである。全ての機器が一度は、絶縁耐力試験をやることになっているのが、この法案の特徴である」

と答弁したところです。

委員会で、ぼくが明らかにした通り、製造メーカー側の絶縁耐力試験は、抜き取り検査であり、全数検査ではないようです。

メーカー担当者は、こうおっしゃっていました。

「そもそも電気用品安全法は、事後規制のための法律であり、技術基準に適合するように設計された商品は、同じ設計、同じ材料で作られた同一の商品であり、抜き取りの方法(これは企業秘密らしいです)を間違えなければ、全ての商品を試験する必要はないのです」

まったく合理的かつ論理的な考え方です。

しかし、谷部長は

「そのメーカーの名前を教えていただければ、法令違反として取り締ります」

と言い放ったのです。

ぼくは、

「ご自分達で、調査されるのが筋でしょう」

と申し上げておきましたが、産業を振興すべき経済産業省が産業の現場をまったく知らずに、産業界の足を引っ張るような、権力的な発言をするのは、末期的症状だと思いました。

この全数検査は、大きな論点になります。

くどいようですが、PSE表示は、製造時にある一定の安全の為の技術水準を満たしていることを表示するもので、絶対の安全や永遠の安全を保証するものではありません。(谷部長も認めました)

「安全の為に」という言葉を錦の御旗に珍妙な対応を繰り返している経済産業省は、今日の谷部長の答弁によっていよいよ断末魔になるのではないでしょうか。

質疑の本質とはあまり関係ありませんが、絶縁耐力機器メーカーのホームページ上に「この機械は高電圧を発するので、危険だから、取扱いに注意してください」と書いてあるのに、電気用品の取扱い説明書には「危険だから、100V以上の電圧をかけてはいけない」と書いてあるのに

谷部長は、「1000V以上だから危険というわけではない。試験機器は、微弱な電流しか流れないから危険ではない」と言い切ってしまうのですから。

谷部長、あなたが安全だと言えば、危険なものも安全になるのであれば、その強引さを法改正に向けたほうが「良い役人」になれると思いますよ。

内閣委員会での質疑では、BSE問題に関して松田食品安全担当大臣の意味不明な数々の答弁がありましたが、こちらはまた改めて報告します。

それと、衆議院法制局と打ち合わせをしながら、皆さんから頂いたコメントも参考にし、PSE法改正案の第2次骨子案も出来上がってきましたが、月曜日にアップさせていただこうと思います。

今日は長い一日でした。
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