カワトン吹部 部誌

川越東高等学校吹奏楽部の部誌です♪コメントなどドシドシお願いします!!

君は心があるかい?

2016年06月26日 | 部誌
とある日のことだった。誰かのお土産だろうか、そこには人形があった。一見、変なモンスターのように見えるその人形もよく見ると、可愛らしかった。そして、その人形がキャッチボールのボールとして扱われているのを見たとき、とてもかわいそうになった。

人形は無機物であるから心や意識というものがない。合理的に考えればそうだ。材質などの差はあれど、命がないという点ではボールと同じであろう。しかし、投げられている人形を見たときにかわいそうなどと思ってしまった。この時、単なる物質としての人形が、私によって別のものに変化した。

このことは音楽にも言える。ただ音を出すだけでは音楽にはならない。各々が、ただ音を出し、並べるだけでは、(たとえ音程などが合っていたとしても)まとまりがなく、ただの騒音になってしまう。その自分の出す音、1つ1つにどのようなイメージで、どのような印象を与えるか、などを考えなければ、音楽にはならない。

最初の話に戻るが、もしその人形が赤ちゃんだとしたら、キャッチボールはしないだろう。(もちろん、それはただの人形なのだが)また、日本では自然物や自然現象に神が宿っているという、八百万の神の信仰があるが、その人形にも宿っていると思うだろうか?

話が飛躍しすぎているようだが、言いたいことは、物事を合理的に考えるだけでは足りず、精神面でも考える必要があるということである。そうすれば、私達の演奏も、もっと表情豊かな良い演奏になると思います。そう考えると、近年の文低理高の考えが間違っているという指摘も、その通りであると思いました。(もちろん理系は大切ですが)

以上、日曜日担当のステファンでした。

2016年06月21日 | 部誌
「星座の数、いくつあるか知ってる?」
「いえ」
首を振ると、秋野さんはちょっと得意そうな笑みを浮かべた。
「八十八なんだな、これが」
~中略~
「星座の数。八十八ってピアノの鍵盤の数と同じなんだよ」
「ああ」
「ギリシア時代の学問の双璧、天文学と音楽の名残だね」

(宮下奈都 『羊と鋼の森』より)

凄くね?これ。
って思うのは僕だけでしょうか?


どーも、火曜日はピーターです。

先日、やっと2016年本屋大賞受賞作、「羊と鋼の森」を読了致しました。


例え偶然の一致にしろ(恐らくそうでしょうね)凄く神秘的な話です。

ピアノだけに限らず、音楽って限られてる音から美しいもの、堂々としてるもの、そういったものを取り出したものですよね?


最近、何か物足りないなぁと思っていて、やっと気づいたのが、考えすぎてるのかなと


前から言ってることと矛盾するようですが、頭を動かすだけで音楽を作れないのも事実です。


純粋に音楽の流れを感じて演奏する、そういった側面があることも否定できません。


だからこそ、頭を使うところ、心を使うところ、2つを見極めて使い分ける
そういう能力が必要なのではないかなと感じました

そういった意味ではアタマを使わないといけませんね


何かまとまらなくなってしまった気もしますがご容赦ください


以上、火曜日のピーターでした
(ベーゼンドルファー 290インペリアル欲しい...)




テスト前スパート開始

2016年06月20日 | 部誌
まずは言い訳から。
先週は…更新しようとしたらメンテナンスが入ってしまって
更新できませんでした…申し訳ございません。
ちゃんと日付が変わる間に更新しなければ…

それはそうと、今週末はテスト週間に入ってしまいますね…
今日は富士山の合奏とセレブレーションの合奏がありました。
富士山はバンドレッスンで見てもらうとして、
セレブレーションは体力勝負です。
はっちゃけて、盛り上げて、楽しませられるような演奏をしましょう!

以上、月曜担当のシンジンでした。
メンテナンスは事前に知らせて欲しい…

笑われても諦めなければ

2016年06月19日 | 部誌
「僕は子供のころから人に笑われてきたことを常に達成してきてるという自負はあるので、例えば、小学生のころに毎日練習してきて、近所の人から『あいつプロ野球選手にでもなるのか』っていつも笑われてた。だけど、悔しい思いもしましたけど、プロ野球選手になった。で、何年かやって日本で首位打者を獲って、今度はアメリカに行くときに首位打者になってみたいって言ったら、そのときも笑われた。でも、それ(首位打者)も2回達成した。でも、常に人に笑われてきた歴史、悔しい歴史が僕の中にあるのでこれからもそれをクリアしていきたいという思いはもちろんあります」
(デイリースポーツ イチロー会見:現地時間6月15日パドレス戦)

こんにちは、日曜日担当のステファンです。今日は午前中に個人練習をし後に音楽座に向けての合奏をして、午後は、自由曲を中心に合奏しました。

昨日の星野高校さんとの合同練習では、実力の差を見せつけられました。このほどの差が開いていて果たして差を埋めることはできるのか、正直、とても凹んでしまいました。量が足りてないのは分かっています。その量をいかに増やすか考えていかなければ行けないと思いました。

昨日の練習の後、もう無理だと思った人もいました。自分自身にも心の中でそのような心が芽生え始めてました。そんなとき、イチローが日米通算4257安打に到達したという記事を見ました。そして、上記のようなコメントにとても感銘を受けました。

うちのバンドは周りから見れば下手で、笑われているかもしれない。思うような結果が出なくて悔しい思いもしてきた。しかし、あきらめず、ひたむきに努力していけば、イチローみたいに夢は叶うはずである。その努力は生半可なものではないとわかっている。それでも、努力して栄光をつかみたいと思った。

人生にたった一度だけしかこない夏。その夏を意味あるものにするために、努力していきます。

以上、日曜日担当のステファンでした。星野高校のみなさん、今回はありがとうございました。

久々の更新

2016年06月17日 | 部誌
こんばんは!
金曜日担当のセイルです。

ここ最近、更新出来なくてすみませんでした。(汗)

今日の部活では、ダンスのレッスンを受けさせていただきました。音楽に合わせて体を動かす、いわゆるリズム練習の1つですね。

1年生はまだまだ演奏を出来る状態とは程遠いです。だったらなるべく早く演奏できるように、音楽の重要なものである「リズム」を大事にしようではありませんか。

先生達がおっしゃっている言葉に、無駄なものはないはずです。

教えられたことは、必ず習得して役立てるようにしましょう!

以上、金曜日担当のセイルでした。

客観的

2016年06月16日 | 部誌
どうもー木曜日担当のレギーですいやー天気予報が当たりませんね、自転車で帰っているとき降る雨は辛いです。
今日は昨日西部地区の演奏会があったので今日はその反省会でした。
録画したのものを見ると意外と自分達が思っていた以上におかしいところが見えてきます。
いかにここから磨き上げられるかが重要だと思います。
あと2ヶ月走りきりましょう
以上木曜日担当のレギーでした。

盗め!(n回目)

2016年06月15日 | 部誌
どーも、火曜担当のピーターです。

最近ジメジメしていてすごく嫌な季節ですね。
ピアノが一番鳴らない季節です…


明日(ギリギリセーフ?のはずだった…)は、西部支部研究発表会です。

ほとんどの一年生はサポートではありますが、ステージの雰囲気を少しでもつかもうと、様々な学校の演奏を聴くと良いでしょう。

上級生は言うまでもなく、いろんな学校から盗みましょう。

またしても、前にも言った気がすることですが、僕の中学の音楽の先生が「盗みが許されるのはこの世界だけ」と言ってました。

さぁ、胸を張って、堂々と盗もうじゃありませんか!!(あ、楽器類は盗んだら窃盗ですよ?)

明日、沢山のことを学んでモノにする一日にしましょう。

目標

2016年06月09日 | 部誌
どうもー木曜日担当のレギーですいやー天候が安定しないですね。寒暖の差も激しくて風邪引きそうです。
今日は昨日教わった改善点を踏まえた個人練習でした、やっぱり基本が一番大切ですね、あと信頼関係でしょうか
あと2ヶ月大切に生きたいですね。
以上木曜日担当のレギーでした。

アタマの有効活用(2回目)

2016年06月07日 | 部誌
本日、バンドレッスンがありました

よく、言われたことを活用して云々と言われますが、活用するには、言われたことを咀嚼して考える下地(知識だったり技術だったり、思考力だったり)がないと充分には活用できないということは忘れてはいけないのかなとは思います


今日、佐々木先生に考えて音を出せと何回か言われました

この前僕が、1年生の基礎合奏を見させてもらった時にも言ったのですが、何も考えないで音を垂れ流すのはバカのやることで、音楽ではないということは常に思っております

惰性で音を出したりなんとなくで吹いてたりする時が多少なりともあるはずです

そういうところを、(大昔に言った気がしなくもないですが)アタマを使って、理性的に吹くことで改善していったらいいのではないかなと考えます


なんか重いですが、火曜日のピーターでした

なんだかんだ

2016年06月06日 | 部誌
西部地区まであと「1週間強」    意外と近い。
音楽座まで約1ヶ月         プレッシャー。
コンクールまで約2ヶ月       本番中の本番
時がたつのは早いものです。
このままいけば残りもあっという間ですね
やれることをやっていけば結果は出るはずです。
多分。
恐らく。
きっと。

ギリギリ日付が変わってしまいましたが
月曜担当のシンジンでした
(何も書けてない…)

複雑化する子育て

2016年06月06日 | 部誌
北海道で、児童が行方不明になったという、一連のニュースを聞いて、最初は虐待かなんかだと思った。しかし、しっかりとニュースを見ると、人や車に石を投げていたことに対するしつけだったという。入試問題やらで、あれほど情報化社会やメディアの持つ危険性についての文章を読んでいるにもかかわらず、危うく1つの偏った視点だけで、物事を見るところだった。

それはさておき、今回のことはとても難しいことだと思う。例えば、私達も欲しいものがあって、「買って買って!」と店の中で、泣き叫んだ時に、親に「いい加減にしなさい!置いて行くわよ!」と言われた、などという経験はないだろうか?我慢することの大切さを分からせるというしつけである。このことは本質的には今回のニュースと変わらない。人や物に石を投げるという危険な行為を分からせるためのしつけだったのである。

しかし、これらの大きな違いは、一方は、店の中あるいは街の中であるが、もう一方は、森の中ということである。森の中に児童1人を残すのは危険である。(街中でも危険だか)どこまでがしつけなのか、その基準が現在では曖昧になってきている。自分達が子供の時には、しつけとして普通に行われてきたことが、今では虐待とされることは多々ある。それは、子育てに限ったことではない。

例えば、部活動において顧問が部員を叩いていたなどということはよくある。一昔前までは普通だったかもしれないが、現在では、それで辞めさせられたりもする。吹奏楽部においても(実際に見たのだが)顧問が部員に「おい、バカ!○ね!」などというような罵声を浴びせたりしてる。しかし、そのような顧問の学校を何校も見てきたが、とても優れた成績を出していたり、その顧問は、部員からとても慕われていたりする。このようなことから、何が悪くて、何が良いかわからなくなる。

うちの部員は、よく水持先生が怖いと言うが、どうだろうか?それに、本質的な話だが、怒られるのは、上手くできないとき、更に何かふざけていたときである。(こちらの方が、圧倒的に多い)怒られたくなければ、やらなければいいだけである。

身近を見るだけでも、日本の子育て?がいかに複雑なのか分かる。今回のニュースに何が正しく、何が間違っているか判断することができない。(こう言うと、逃げているように思われるかもしれないが)したがって、一人一人がどう育てるのがいいのかをしっかりと考えて、接していかなければならないと思った。これは私達にも関係ない話ではない。先輩として、後輩をどう育てるかを真剣に考えて行動していかなければならないと思った。

以上、2回目になりますが、日曜日担当のステファンでした。


更に向こうへ!

2016年06月05日 | 部誌

あった!67番!...前回はダメで当たり前だって思ってた...ミスもあったし踊りきれなかった...でも今回は...やれた!やりきれた!だから...ホントにほんのちょっとだけ期待しちゃったんだ...もしかしたら通ってるかもって...

「ほ?一次予選ッ...通ったあー‼︎」
「やったじゃん!やったやったやったー‼︎」
「えっ...!?ほっ...え...ほ...え!?」
「なにえっほえっほ言ってるのよ、一次突破したのよ!おめでと!」
「あっ...いやその...ホントかなあって...!」
「ホントよ、しっかり見てごらんなさいな」
「いやでも...いいんですかね...?僕ら通っちゃって...」
「あらなに、不正でもしたわけ?」
「とととんでもない、普通に一生懸命やりました...‼︎」
「ならいいじゃないの、がんばった結果が報われたんだから素直に喜べばいーの、じゃなきゃ落ちた組にも失礼でしょ、さ、胸を張って」
「よっ!一次突破!にくいねご両人!」
「...っ...ヤッ...ヤホホーイ‼︎」
「なんだそりゃ」

「一次予選であのはしゃぎよう...」
「理解できないか?」
「...いえ、ぼくにも覚えがあります...あそこまではしゃいではいませんでしたが...」

「...さて、気を引き締めて!二次予選、がんばりましょ、」
「はい!」
(横田卓馬 『背すじをピン!と
~鹿高競技ダンス部へようこそ~』より)

こんにちは、日曜日担当のステファンです。今日は部活が休みでした。少し遅めに起きて、昨日買った本を読んでました。その本は、競技ダンスを通して、主人公とその周りの人々の関わりや成長を描いた物語です。上の場面は私たちで言うと、県大会へ進めることが決まったようなものでしょう。今まで、上の大会に進んだことがないので、先に進んでみたいと思います。しかし、こんな奴(自分自身)が考えているほど、甘いものではありません。上の話でもそうですが、並々ならぬ努力がなければ、結果はついてきません。努力しなければならないと、改めて思いました。

もう一冊本を買って(そっちの本は、ヒーローを目指している少年が、憧れのヒーローとたまたま出会った事がきっかけに夢に向かって突き進んでいく話です。)思うことには、自分自身で、ひたむきに努力することが嫌いではないということです。嫌いだった、読みません。しかし、今の状態はただ、憧れているだけで、行動してません。本に書かれているように、自分も努力していきたいと思いました。

以上、日曜日担当のステファンでした。