gooブログはじめました!

日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

神秘の国

2017-04-07 09:34:10 | 文化
>時は戦前。来日したアインシュタインを感動させた神秘の国ニッポン
>リンク

>大正11(1922)年に来日したアインシュタインが、当時の日本人に対する印象として語った言葉。
>(『アインシュタイン日本で相対論を語る』アルバート・アインシュタイン/著 杉元賢治/翻訳 講談社)
--------------------------------------------------------
>われわれは、静かに生活をし、熱心に学び、親しげに微笑んでいる多くの日本人を目にします。

‘Smile and silent’ ですかね。

>だれもが己を出さず、その微笑みの背後に隠されている感情を見抜くことはできません。

日本人には個人主義が似合わないのでしょう。

>そして、われわれとは違った心が、その背後にあることがわかります。

背後にあるものは、文章・言説では言い表せないものです。文章・言説では表せません。

>もっとも気がついたことは、日本人は欧米人に対してとくに遠慮深いということです。

西洋人は日本人よりも格が上であると信じているからです。格下の者に対する態度は違います。

>我がドイツでは、教育というものはすべて、個人間の生存競争が至極とうぜんのことと思う方向にみごとに向けられています。

個人主義は大切ですからね。

>とくに都会では、すさまじい個人主義、向こう見ずな競争、獲得しうる多くのぜいたくや喜びをつかみとるための熾烈な闘いがあるのです。

自己実現に向けて励んでいるのですね。

>日本には、われわれの国よりも、人と人とがもっと容易に親しくなれるひとつの理由があります。
>それは、みずからの感情や憎悪をあらわにしないで、どんな状況下でも落ち着いて、ことをそのままに保とうとするといった日本特有の伝統があるのです。

ならぬ堪忍、するが堪忍ですか。忍耐が伝統ですね。

>ですから、性格上おたがいに合わないような人たちであっても、一つ屋根の下に住んでも、厄介な軋轢や争いにならないで同居していることができるのです。

自己主張ができないから、仕方がないです。

>この点で、ヨーロッパ人がひじょうに不思議に思っていた日本人の微笑みの深い意味が私には見えました。

文章による自己表現ができませんからね。考え (非現実) の内容は、文章になりません。

>個人の表情を抑えてしまうこのやり方が、心の内にある個人みずからを抑えてしまうことになるのでしょうか?
> 私にはそうは思えません。>この伝統が発達してきたのは、この国の人に特有のやさしさや、ヨーロッパ人よりもずっと優っていると思われる、同情心の強さゆえでありましょう。

文章・言動が役に立ちません。だから、以心伝心・不立文字で行くことになります。心から心に伝えられる不確かな内容です。忖度 (推察) ですね。本人次第でなくて、相手次第の勝手な解釈になります。

>けれども、人間同士の直接の体験が欠けたことを、芸術の印象が補ってくれました。

非言語の世界に力を入れるより外にしかありません。これは、日本人の得意とする分野ですね。努力に対する報酬もあります。

>日本では、他のどの国よりも豊潤に、また多様に印象づけてくれるのです。

変わっていますからね。日本人の良さが印象的ですね。

>私がここで「芸術」と言うのは、芸術的な意向、またはそれに準じ、人間の手で絶えず創作しているありとあらゆるものを意味します。

日本人は、目先・手先に神経を集中します。これは、日本人の修業の中に入っています。その甲斐あって、我が国は戦後技術立国になって、経済大国となりました。

>この点、私はとうてい、驚きを隠せません。日本では、自然と人間は、一体化しているように見えます。…

日本人には意思が有りません。恣意 (私意・我がまま・身勝手) で行動しているのです。アニマルと同じです。ですから、自然に溶け込むことが出来るのです。

>この国に由来するすべてのものは、愛らしく、朗らかであり、自然を通じてあたえられたものと密接に結びついています。

意思が無いから、対決ができません。’和をもって貴しとなす’しかないのです。能天気の人には罪が無い。愛らしく、朗らかであります。

>かわいらしいのは、小さな緑の島々や、丘陵の景色、樹木、入念に分けられた小さな一区画、そしてもっとも入念に耕された田畑、とくにそのそばに建っている小さな家屋、そして最後に日本人みずからの言葉、その動作、その衣服、そして人びとが使用しているあらゆる家具等々。>…どの小さな個々の物にも、そこには意味と役割とがあります。

そうですね。日本人は、1、2、3、ではない。 一羽、二匹、三本です。意味と役割を加えています。これは中国式ですかね。

>そのうえ、礼儀正しい人びとの絵のように美しい笑顔、お辞儀、座っている姿にはただただ驚くばかりです。

日本の社会は、序列制度で成り立っています。日本人の礼儀作法は、序列作法です。内容は無いが、恰好は必要です。

>しかし、真似することはきません。

日本人は、日本語を使って考えます。印欧語とは違います。日本人は、教え方を知りません。人のふりみて、わが身を直せですかね。

>たしかに日本人は、西洋の知的業績に感嘆し、成功と大きな理想主義を掲げて、科学に飛び込んでいます。
>けれどもそういう場合に、西洋と出会う以前に日本人が本来もっていて、つまり生活の芸術化、個人に必要な謙虚さと質素さ、日本人の純粋で静かな心、それらのすべてを純粋に保って忘れずにいて欲しいものです。

同感です。日本人は、製品の仕上がりの良さを売り物にして、それが評価されて経済大国を作り上げました。経済活動の活性化はどの国でも歓迎されます。その方策を世界に伝え、広げる必要がありますね。
そのためには、日本語を世界語にする必要があります。日本語による話し合いが必要です。
読み書きを容易にすることが、言語の習得には欠かせません。非漢字圏の人たちの日本文の読解力を高めるために、日本語を現今のカナ漢字表現からローマ字表現に変更する必要があります。
さすれば、日本は書物を輸出することのできる数少ない国の一つになるでしょう。我が国は、世界に対する精神的な影響力をさらに高めることが出来、ますます個性ある豊かな国になります。
--------------------------------------------------------


.