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子どもの食べ方

2016-10-16 06:42:55 | 小児科
秋田県小児保健会の講演は、ムカイ口腔機能研究所長の向井美惠先生。
子どもの食べ方指導で、食育を進めようという講演。

噛めない子、きちんと食べられない子に、どう指導したらいいんだろうといつも思っていた。
なにか歯科医ならではの秘策があるのかと耳を傾けたけれど、秘策なんてなかった。
「食」の基本に立ち戻れば、おのずとやり方は見えてくるのだった。

「食」の機能は、生命維持、ついで、「おいしい」という嗜好を満たす、
そして体のパワーを増強し、人と人のコミュニケーションを高めること。
より心ゆたかに食べるためには、五感を感じながら食べること。
目で味わい、唇で触れ、口の中で食感と味を感じ、しゃくしゃくといい音を耳で聴き、香りを鼻で感じる。
離乳食の赤ちゃんにも、五感を感じさせる食べ方をさせれば良かったのだ。

赤ちゃんのあーんと開けた口に食べ物をスプーンでぽんと入れるのでは、五感は感じられない。
それをすぐごくんと飲み込んでしまえば、味も香りも食感もあじわえない。
アイマスクをして鼻をつまんでゼリービーンズを食べさせると、子どもたちはどれがバナナ味でどれがイチゴ味かわからない。
鼻に抜ける香りがなくなり、ただ甘いだけだから。

まず唇に食べ物をそっと触れさせ、口の中で噛んでくずさせ、ゆっくり味わうことを学ぶ。
唾液が出てはじめて、旨み成分が感じられるようになる。
ゆっくりかんでいるうちに、鼻にぬける成分で香りを感じ、口蓋にあたる食感を感じる。
もぐもぐすると、つばが出ておいしいねと、くりかえし、こうやって食べると美味しいんだよと、五感で食べる楽しさを教える。

すごいなと思ったのは、8-9ヶ月の赤ちゃんが、皮をむいた丸ごとトマトにかぶりついているトップ画像。
こうして自ら食べてはじめて、どのくらいの量を口に入れたらいいのか、噛んで食べるのに必要なことを学べるのだ。
あとで向井先生に「あの画像すごいです、お母さんたちに見せたいです」と言ったら、「私の孫です」と笑っておられた。

もうひとつ向井先生に聞いたのは、「どうやったらお肉が好きになるか」ということ。
うちのお孫ちゃんが、魚は食べるけれど肉が苦手なのでと長男が言っていたから。
すると先生から帰ってきた答えは、
「1歳半すぎないと奥歯でしっかり噛めないから、無理して肉を食べなくてもいいです。きっと食べるようになるから」
あー、そうなんだと納得。

子どもが酸っぱいもの苦いものが苦手なのは、大人の3倍も酸味・苦みに敏感だからだそう。
だからそれらも、無理して食べさせなくとも、大人になれば食べられる。
すごく理論的で、とっても納得できた講演だった。
自分の守備範囲ではない勉強って、楽しいなあ。

以前の自分の作品を拡げてみたら意外に面白かった。
うん、これ、いいかも。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
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