河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

桜ほうさら

2017-03-08 00:34:51 | 読書(小説)
宮部みゆき、PHP研究所。
江戸時代。
搗根藩からやってきた古橋家の次男坊、笙之助。
長屋で、本を写すしごとをしている。
彼の父は、故郷で、「自分の字で書かれた偽の書物」に
踊らされ、亡くなった。
そんな大きな流れに翻弄される縦の筋と、
徹夜明けの長屋で見た尼削ぎの美少女の謎や、
長屋をめぐる、ちょっとした事件の解決などを
織り交ぜつつ、クライマックスへと向かう。
やっぱり宮部みゆき、いい人がいっぱい出てくるのに、
くらーい闇を持つ人間の描きっぷりがまた怖い。
こういう人に救いが無いのが徹底している。
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