官僚について。
天下り、税金の無駄遣い等、昨今の官僚バッシング。
確かに、問題点はあるだろう。
しかし、専門知識を持つ者じゃないと、国は動かせない。
少なくとも、官僚は戦争を推進はしなかったのではないか。
官僚主導の日本は、護送船団方式、非関税障壁などで日本の経済を守り、発展させてきた。
一度だけ、官僚に会ったことがある。
場所は旧大蔵省。(極秘任務。中は汚かった)
それまでも、その後も、出会ったことのないタイプ。
この人、今まで一度も頭を下げたことないな。
そんな感じ。
前に、テリー伊藤氏の「お笑い大蔵省極秘情報」を読んだ。
うろ覚えなのだが、こんなことが書いてあった。
東大法学部の上位20名が大蔵省に入る。
その内、トップの政務次官になれるのは一人だけ。
残りの19人は、天下る。
給料は、公務員だから低い。
忙しい時は、当然サービス残業。
学生時代は、勉強もスポーツでき、女にももてた。(嫌なヤツ!)
記憶してるのは、こんな感じ。
(今は、東大オンリーではないはず)
官僚を目指していた同級生は、東大法学部に入ったが、上位に入れなかったためか、旧国鉄に入社した。
国家上級に受かった別の同級生は、東大じゃなかったためか、地方公務員になった。
ちなみに、東大に行ったヤツは、共通一次試験は「日本史」「世界史」「物理」「化学」を選択。
普通の人は、絶対に選ばない(選べない)パターン。
うるさい授業で、そいつに話しかけても話をしながら授業を聞いていた。
庄司薫氏のエッセイなんか読むと、全く受験勉強しないで東大に入っていたようだ。
たぶん、大蔵省行きの20人はそうなのだろう。
本当に頭のいいヤツは、人間性もよかった。
頭が回るということは、全体のことを考えることができるということだ。
そういうふうにできていると思っている。
ならば、国を任せてもいいのではないか。
給料が足りなければ、天下りもしかたあるまい。
日本経済の潤滑油の一つなんだろうし。
ただ、彼らの弱点は、現場を知らないということだろうね。
実際に仕事をしたことがなく、机上(頭の中)でしかものを考えない。
だから、社会主義は失敗した。
そう考えると、日本の官僚は優秀である。
官僚叩きは、前から変だなとは思っていた。
禁煙ブーム、公務員バッシングと同じような「生贄」。
そして、日本の官僚を邪魔者扱いしているのはアメリカ(を動かしている人達)。
だから、今叩かれている。
もしかしたら、わざとのさばらせておいて日本経済を発展させ、いい時に官僚を排除して乗っ取るという思惑が、最初からあったのかもしれない。
官僚擁護のサイトは結構あった。自分も洗脳されてのかも。ちなみに、受験勉強をして東大法科に入り、官僚になった人は信用していません。(大問題発言だけど)