かはたれのジエン

イタチの最後っ屁 ・・・なので、コメントにも屁を垂れるしかできませぬ

霞ヶ関

2013年12月22日 | よしなしごと 

大蔵省

 官僚について。

 天下り、税金の無駄遣い等、昨今の官僚バッシング。

 確かに、問題点はあるだろう。
 しかし、専門知識を持つ者じゃないと、国は動かせない。
 少なくとも、官僚は戦争を推進はしなかったのではないか。
 官僚主導の日本は、護送船団方式、非関税障壁などで日本の経済を守り、発展させてきた。

 一度だけ、官僚に会ったことがある。
 場所は旧大蔵省。(極秘任務。中は汚かった)
 それまでも、その後も、出会ったことのないタイプ。
 この人、今まで一度も頭を下げたことないな。
 そんな感じ。

 前に、テリー伊藤氏の「お笑い大蔵省極秘情報」を読んだ。
 うろ覚えなのだが、こんなことが書いてあった。

 東大法学部の上位20名が大蔵省に入る。
 その内、トップの政務次官になれるのは一人だけ。
 残りの19人は、天下る。
 給料は、公務員だから低い。
 忙しい時は、当然サービス残業。
 学生時代は、勉強もスポーツでき、女にももてた。(嫌なヤツ!)

 記憶してるのは、こんな感じ。
 (今は、東大オンリーではないはず)

 官僚を目指していた同級生は、東大法学部に入ったが、上位に入れなかったためか、旧国鉄に入社した。
 国家上級に受かった別の同級生は、東大じゃなかったためか、地方公務員になった。

 ちなみに、東大に行ったヤツは、共通一次試験は「日本史」「世界史」「物理」「化学」を選択。
 普通の人は、絶対に選ばない(選べない)パターン。
 うるさい授業で、そいつに話しかけても話をしながら授業を聞いていた。

 庄司薫氏のエッセイなんか読むと、全く受験勉強しないで東大に入っていたようだ。
 たぶん、大蔵省行きの20人はそうなのだろう。

 本当に頭のいいヤツは、人間性もよかった。
 頭が回るということは、全体のことを考えることができるということだ。
 そういうふうにできていると思っている。

 ならば、国を任せてもいいのではないか。
 給料が足りなければ、天下りもしかたあるまい。
 日本経済の潤滑油の一つなんだろうし。

 ただ、彼らの弱点は、現場を知らないということだろうね。
 実際に仕事をしたことがなく、机上(頭の中)でしかものを考えない。
 だから、社会主義は失敗した。

 そう考えると、日本の官僚は優秀である。

 官僚叩きは、前から変だなとは思っていた。
 禁煙ブーム、公務員バッシングと同じような「生贄」。

 そして、日本の官僚を邪魔者扱いしているのはアメリカ(を動かしている人達)。
 だから、今叩かれている。

 もしかしたら、わざとのさばらせておいて日本経済を発展させ、いい時に官僚を排除して乗っ取るという思惑が、最初からあったのかもしれない。

官僚擁護のサイトは結構あった。自分も洗脳されてのかも。ちなみに、受験勉強をして東大法科に入り、官僚になった人は信用していません。(大問題発言だけど)

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