長男が「家」を継ぐのが当たり前!?

2017年06月09日 | 相続税
主に野々市・金沢・白山で活動している「かわした税理士」のブログへようこそ!


まだ24〜25歳の頃、髪を切ってきた翌日、職場の女性に「髪、切ってんね。」と言われ、

「切る前がいいですか?切った後がいいですか?」と聞いたら、「どうでもいいです。」と言われました。

若かった頃の切ない思い出です。




遺産分割の話です。


北陸の地では、まだまだ家督相続という考えが残っています。

家督相続の考え方とは、長男が「家」を引き継ぐ、つまり財産も引き継ぐ、という考え方です。


落としを召した方には、それが「当たり前」のことがよくあります。

そして、それを家族全員が知っていて「当たり前」と思い込んでいる方もいらっしゃいます。

なので、遺言を遺そうとか、生前贈与していこう、とは考えません。

当然、子供達が話し合えば、長男が引き継ぐ話になると思い込んでいますから。


しかし、実際にはそういかないケースが増えてきています。


東京などの都会では「兄弟は平等」という考えが大勢を占めてきているからです。

都会にお嫁さんに行った姉や妹は、「兄弟は平等」という考え方に染まっていきます。

何より東京の旦那さんが「もらえる分はもらえ」とけしかけてくる可能性が大です。


その結果、何も対策をせず、いざ相続になったときには時すでに遅しです。


分けられる財産が多ければ、平等に分けるでしょう。

しかし、主な財産が自宅しかないようなときは、自宅を売り払って、そのお金で分割せざるをえなくなります。

亡くなったお父さんの気持ちも、生まれ育ち思い出が詰まった自宅もなくなってしまいます。


家族全員が知っていて「当たり前」と思い込むのは危険です。

「思い」があるのであれば、その「思い」を何らかのかたちで遺しましょう。

何もかもなくなってしまう前に。


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