「次の人」にその覚悟はできているでしょうか?

2017年02月24日 | 相続税
野々市・金沢・白山で活動している「かわした税理士」のブログへようこそ!


アパート経営は大変です。

毎年、この時期に大家さんの確定申告をさせていただきますが、毎年状況が変わっています。

私が税理士業界に入ってからでも、いろんなことが変わっています。




まず、冷暖房が完備が当たり前になりました。

昔は冷暖房がない部屋もあったんです。(^_^;)


法律で火災報知器をつけることが義務付けられました。


ケーブルテレビ完備も流行りました。

衛星放送もそうです。


オール電化の波も来ました。

今ではWi-Fi環境も充実してきています。


生活環境も変わり、和室や和式便所は避けられる時代です。

下見でも玄関を開けた瞬間「次に行きましょう。」となるそうです。


短いスパンで、住人のニーズが大きく変わっています。


その一方で、新しいアパートが次々とできています。

もちろん新しくできるアパートは、それらのニーズを満たしている部屋ばかりです。


こんな状況で「うちのアパートは35年間大丈夫!」と言い切ることはできるでしょうか?


不動産投資には経営者としての力が必要になってきています。

時代を読む力が必要です。


相続対策でアパートを建てることは間違いではありません。

しかし、自分がいなくなってからもアパートは残り、「次の人」が管理をしなければなりません。

「次の人」にその覚悟はできているでしょうか?


そんなことを考えずにはいられない確定申告期です。


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