まるで「北風と太陽」の「北風」ですよね。

2016年11月09日 | 相続税
主に野々市・金沢・白山で活動している「かわした税理士」のブログへようこそ!


相続でよく問題になるのが「親子のジレンマ」ですね。

親は考えているが子は考えていない、または、子は心配しているが親は無関心。

親が考えているときは本人の財産なのでいろいろできますが、親が無関心のときが困りものです。




子はこんな心配をします。

「うちの親はどれだけ財産を持っているんだろう?」

「相続税がかかるんなら、ちゃんと節税対策をしてほしいのに・・・。」

「相続税を納めるのはオレなんだから、ちゃんと考えてくれよ。」


ちょっと待ってください。

その考え、自分本位じゃありませんか?

親のことを考えてあげてますか?


子が自分本位のことを考えているということは、

親も自分本位でしか考えていないかもしれません。

「ワシが死んだときは、ワシはもういないから関係ないわ。」

「オレが死んだら好きにすればいい。」


まるで「北風と太陽」の「北風」ですよね。


相手の立場にたって考えることが重要ではないでしょうか。

今、親は何をしてほしいと思っていますか?

「もっと孫の顔を見たい。」

「小遣いがほしいときだけじゃなくて、何でもないときでいいから顔を出してほしい。」

「たまには一緒にみんなで夕食を囲みたいなあ。」


まずは、子が親の立場に立って考えてみましょう。

自分本位ではなく、親本位の考え方をしてみしょう。

そして、それを行動に移しましょう。


そうして初めて、親は子のことを考えるのではないでしょうか?

「そういえば、テレビで相続の話をしてたけど、あの子も同じ心配してるのかな?」

「口には出さないけど、何か悩み事があるんじゃないか?」


円満な相続は家族の仲をよくすることからです。

自分本位ではなく、親への「思い」を持つことからはじめてみてははいかがでしょうか?


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