野鳥と野鳥写真(観察と展示)

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市内の夏鳥の渡り鳥達・・・

2017-07-17 17:11:56 | 野鳥写真

アオバズクのメス・・・巣から出ている

アオバズクのオス・・・

アオバズクのいるG神社・・・巣立ち?
 
 市内のG神社のアオバズクの営巣中の動きを確認しに行くと、巣の近くのヒノキの木の中に二羽共止まっていたため、この暑さのためなのかメスも巣から出ており、一瞬雛達の巣立ちが終わってしまったのかと思い、巣のある周辺の立木を探しましたが雛達の姿はありませんでした。
 アオバズク不作の年なのか、何処でもあまりいい話が聞こえてきませんので、G神社のアオバズク達の雛の巣立ちを大いに期待を寄せているところもあり気掛かりとなっています。
 G神社は、小規模だが整然としている立派な神社です、自分は今日で二回アオバズクを撮りに行きましたが、撮る前に賽銭箱にお賽銭を投入しお参りを済ませてから撮らせてもらっています。
 何処の神社仏閣にも寺社林があり、寺社林に中に洞の開いた巨木や大木などがあり、フクロウ達はそんな木の洞に中を営巣場所として子育てをしているケースが多く、我々も神社仏閣へ行ったら拶あいもするなどして、トラブルを回避することをしておくべきです。
 お互いに気持ちよく大人の対応をすべきと考えます、何でも自分本意(野鳥なんか勝手に何処からか飛んできたものだから)に物事を処理しようとすると、大抵の場合用事もなく勝手に境内に入り込み撮影だけしていれば神主等と衝突することになりますので、お賽銭を100円払ったら100円分撮らせてもらうような大人の対応をすることです。
 それでも駄目だと言われたら、氏子じゃないから仕方ないので、文句も言わずに大人しく黙って戻ることです。文句を言ったところで、只惨めになるだけの勝ち目のない口喧嘩でしかありません。

責任の無い気象庁等・・・野鳥と関係ないが暑いと水浴びに来る・・・

 毎日真夏日を更新し続けているにも拘らず梅雨明け宣言の出せない気象庁ですが、雨なしの35°Cの晴天に連日なっておるにも関わらず梅雨明け宣言しないことに、各テレビ局の気象予報士達に対する信頼感がより無くなりました。
 見上げる空の上に雲が無くほぼ青空だけ、周囲の山の上や地平線のところどころに入道雲が湧いていたり、多少雲が掛かっているくないなのに、これが真夏と言わないで何という気象状態なのでしょうと、素人ながら日本の気象庁は大丈夫なのかと思わざるを得ません。
 北九州地方の集中豪雨もしかり、予報の出し方が遅いと言われても仕方がない、もう少し早く異常気象情報や非難指示が出ていたら、あんなに犠牲者を出さなくて済んだものと思われても仕方がない、反省すべきは気象庁と自治体かも知れないが、日本のような超近代国家にしては犠牲者が多過ぎるし、開発途上の何処かの国と違う訳ですから、大いに反省と恥ずべき失態と考えられる。
 ゲリラ豪雨のような異常気象で河川が増水し氾濫や堤防決壊はどうしょうもないが、地域の住民に対し的確な気象情報や避難指示と避難実施体系などは地方自治体と地域社会の連携の悪さが毎回露呈しており、何度災害が起きているにも関わらず学習が出来ていないと思われる。


竹藪の中のサンコウチョウのオス・・・

H城址公園のサンコウチョウ達・・・

 楽しみにしていた当城址公園のサンコウチョウ達の雛の巣立ちは、数日の前から抱卵を止めてしまいましたので、完全に駄目になったようです。考えられるのが無精卵だったのか、巣の中のタマゴが何かに襲われてしまったのか、雨の日以外は四六日中カメラマンが杉の下におり、早朝の早い時間帯か来園者が戻った後に何かのトラブルがあったのかは詳しくは不明です。
 無精卵の可能性は、ペアリングから巣造りの時期にオスが二羽いたため、何時もオス同士でメスの取り合いのバトルをしていましたので、ちょうど交尾の時期だったせいもあり、交尾が上手くいかなかったのかと多少の心配もありました。
 他のサンコウチョウのオスのちょっかいは抱卵中も続いていましたので、つがいのオスは休むことなく巣の近くから孵化する時期まで(孵化することはありませんでしたが二週間程度の間)他のオスを追い払う行動を取っていました。
 公園内の道路の杉の木の上に営巣し抱卵中だったサンコウチョウ達は、何らかの理由で雛が孵らなかったようですので、サンコウチョウ達はつがいが解消してしまい、各々が勝手に飛び回っている。
 サンコウチョウのオスは、営巣した場所近くにいることがありますが、メスのサンコウチョウの姿をすっかり見ることがなくなってしまいましたので、繁殖を失敗したサンコウチョウはつがい達が別々に生活していると思われる。
 サンコウチョウだけでなく、我々人間もなかなか諦めきれないため、サンコウチョウが営巣した場所に三々五々集まって来ると、何時現れるかも知れないサンコウチョウ達を待っています。
 子育てが無くなったサンコウチョウ達は、雛達への給餌のための餌捕りをする必要もなく、自分達か食べる餌捕りだけすればいい訳で、メスと抱卵を交代したり抱卵しているメスへ給餌を運ぶこともなく、個体(餌を捕るためにクモの巣が体に着いたり)も汚れることも無くなったためなのか、水浴びにもあまり来なくなってしまいました。
 今日は朝から来ている人に聞くと、この暑さにも拘わらず一度も水浴びにも来ていないと、サンコウチョウ達の鳴き声も聞こえなくなっていましたので、行動パターンが読みづらくなってしまいました。

繁殖が目的の渡り鳥達・・・子孫を残すと言うこと・・・
 
 ICレコーダーでサンコウチョウの鳴き声を流しても守るものが無くなってしまい、殆ん反応も鈍くなり他の個体が縄張り内への侵入に対しても反応しなくなってしまいました。
 野鳥達は、繁殖するために遠いところから日本に渡って来て生息していると言っても過言でなく、サンコウチョウのつがい達の繁殖が失敗の思いは我々人間には想像ることも出来ないが、渡りの時期に我が子を連れずに渡っていくことになってしまいました。
 渡ってきた場所で孵り育ったサンコウチョウは、DNAにH城址公園が組み込まれ、来年も渡って来る可能性がある訳で、H城址公園やその周辺に渡って来ると言われているため、今回のような子育ての失敗をみると残念でなりません。
 殆んどのサンコウチョウ達は、繁殖が上手くいっているものと思われるが、我々が知るH城址の一つがい達とC亭奥のサンコウチョウ達も雛を巣立ちさせることができませんでしたので、二つがいが繁殖期を失敗して終わることになりました。
 渡り鳥達の渡りの時期(9月の上旬~中旬)も決まっているため、サンコウチョウ達も失敗したからと何時までも何度も繁殖を続けることはしませんので、今年は子孫を残さずに渡っていくことになってしまいました。
 今年のサンコウチョウ達の繁殖期は終わりましたので、繁殖の子育てや巣立ちを成功させているサンコウチョウ達を見つけて、夏場(真夏の)の水浴びシーンが撮れるようになるといいですが・・・。


アカショウビンのオス・・・

夏鳥達の巣立ちシーンを求めて・・・アカショウビン

 明日から新潟県十日町市松之山へ出掛けますが、抱卵中或いは巣穴での子育て中の時期と思われるため、見つけるのも難しい時期となっていますので、新潟の仲間にも電話して確かめるが、同じことを言っていました。
 昨年と今年のアカショウビンの観察場所へ出掛けることにし、各場所の抱卵と子育ての状況のフォローをするために、雛達の巣立ちの時期を確かめたいとも思っている。
 松之山から25km離れているが、秋山郷のハチクマの里も出来れば足を延ばし、ハチクマ撮りにも挑戦して来たいと思っている。今年3度目となるハチクマとの出会いに期待しています。

 7月末に再び出掛ける予定にしているため、グッドなロケハンとなるような遠出となればと思っているが、出掛けるからには何らかの成果が無ければ面白くないので、格好いいことばかりは言ってられません。 


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