野鳥と野鳥写真(観察と展示)

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繁殖期終盤の夏鳥スポットのロケハンへ

2017-07-20 21:40:26 | 野鳥写真

チゴモズのオスです。

ちょっと遠いスギの木からチゴモズのオスが飛び出す・・・

チゴモズが来なくなったオニグルミの木にアオゲラのオス・・・ 

チゴモズの里の杉の木に天辺にカッコウが・・・

松之山の夏鳥達・・・

チゴモズの里・・・
 松之山チゴモズの里のおばちゃんのところへ行くと、家の中から出て来ると新潟訛りで「元気な声で、髭のおじちゃん又来たの!」と挨拶され、もうチゴモズもいなくなったと、そして誰も来なくなったとちょっぴり寂しそうな感じもしました。
 今年の松之山のチゴモズフィーばーは昨年と違いトラブルもなく無事に終わったらしく、チゴモズの里のおばちゃんも嫌な思いもしないで、すんだらしく、自分がブログに他人の家の軒先を貸してもらい撮影するのだから、手土産の一つも持って行くくらいのことをしたらと呼びかけると、大勢の人達が反応してくれたらしく、お互いに大人の対応ができたと思いました。 
 手土産を持って行くことが大事でなく、常識ある社会人としてあるべき姿を取ることが大切なことだとかんがえられるため、野鳥は勝手に渡って来て自然の中に生息しているのだから、何処にいる野鳥を誰が撮ろうが勝手だろうなどと言う、輩が少ないけど残念ながらいるため、トラブらなくてもいいのに売り言葉に買い言葉となり」昨年は警察沙汰にまで発展した経緯があり、どうして大人の対応ができないのかとブログに書くと、一切トラブルもなく今年のチゴモズ達の里の物語が終焉を迎えました。

 6月末に出掛けている仲間達からある程度の情報を入手するのと、新潟県内の知り合いから毎週(土日)出掛けている松之山新鮮情報を入手して出掛けて行ったため、入手情報以上、又、それ以下の情報もありませんでしたが、チゴモズ達は繁殖期が終わり雛達をメスが林の中へ連れて行っているらしく、メスや雛達を見ることはできませんでしたが、チゴモズのオスが元気に縄張りを鳴きながら飛び回って守っていました。
 我々との再会が嬉しかったらしく、そんな風にチゴモズのオスの鳴き声が聞こえるものだから、野鳥に取りつかれた70歳のお爺さんと言われても仕方ありませんか、チゴモズのオスも繁殖期の自分の役割が終了し、我々人間に置き換えても子育てを女房に任せっきり状態の自分の子育てを見ているかのようでしたので、思い出し笑いをしてしまいました。
 転勤族だった20年間(子供が中学・高校・大学を卒業し社会人に)に、自分は子育てにどう関わってきたのかと胸を張って言えることもなく、又、思い出すことも何もできませんので、只々奥さんに感謝することだけなのですから、チゴモズのオス以下の駄目な人間のオスだったかもしれません。
 
 前回の訪問時1ケ月20日前に止まっていた木には、一度も止まりませんでしたので、一番近くで見ているチゴモズの里のおばちゃんもいなくなったと思っていたらしく、又、チゴモズを撮りに来るカメラマン達もだぁーれもいませので、自分達にとっては幸いにも、今年の最後になるだろうチゴモズのオスの写真を撮ることができましたので、来年も元気に松之山のチゴモズの里に忘れないで渡って来て欲しいものです。


ブッポウソウのオスの巣近くの木止まり・・・メスが巣の中に入っている

ブッポウソウのオスの巣近くの木止まり・・・メスが巣の中に入り巣立ちを促している・・・

ブッポウソウのオスが巣箱がある電柱の上から巣箱の中に残っている雛の巣立ちを促していた。

ブッポウソウのつがい達・・・

 K寺のブッポウソウ達は3羽の子育てを行い2羽を巣立たせ最後の1羽の巣立ちを即しているよな行動を取っていたが、ブッポウソウのつがい達は2羽が一緒に行動を取っていたため、同じ野鳥でも子供への親の思いが違うことに気づかされました。
 独特の鳴き声をつがい達かお寺さんの寺社林の上の方で鳴き、巣の中の雛の巣立ちを促しているかのように思えましたが、痺れを切らし最後の雛がいる巣の中へメスが入って行くこともありましたが、駄目な子は何処の世界にもいるもので、メスが巣の中に入ると巣のある電柱の上でオスが出て来るのを心配してなのか見張っていました。鳥の鳴き声とは思えない音を出す・・・。

 松之山温泉の奥のブッポウソウ達も2羽が飛び回っていると、定位置の杉の木の天辺の枯れ枝ににも2羽で止まったりしていたため、ほぼK寺のブッポウソウ達と同じ雛の巣立ちの時期を迎えていました。

松之山野鳥愛護会の会長との話・・・

 K寺に行った時に、松之山野鳥愛護会の会長がブッポウソウの見回りに来ると、何日か前のブログに書いた通り、自分の考え方と見解の相違をぶつけ合いをしましたが、松之山に来る野鳥カメラマンへの対応を考え直すように話しましたが平行線を辿っていました。
 何処かの誰かさんのように只大声を出し口喧嘩をするようなことはしていませんので、飽くまで愛護会のブッポウソウの異常な保護活動に対し、松之山に訪れる野鳥カメラマンとしての要望や要求の悪い点(クレーム)を指摘し、改善策(岡山方式やその他の保護活動)も提示し、只駄目だけでなくどうしたらお互いに納得できるのかも考えるように、より良い保護活動をするよう促してもらえればと大人の対応をしてきたつもりです。
 名刺も渡し逃げも隠れることもせずに、もっと松之山(ブッポウソウを含む)の観光資源の野鳥達が多くのバーダー達から認識と指示されることで、松之山へ訪れる観光客が増えるのではというと、来てもらわなくてもいいと野鳥愛護会の会長(松之山温泉観光組合・協会の会長でない者が・・・どうなの)が言っていたため、こりゃーあ駄目(単に野鳥愛護会の会長かも知れないが、この人何言ってんのと思いました)だと反対に思いました。
 確かに東日本に渡来する個体数が激減しているが、それにはちゃんとした理由があり、広島県と岡山県に渡りの八割の個体が下ろされてしまい、日本国内全体で見た場合にはブッポウソウが切羽詰まっている絶滅危惧種でもないし、只、松之山に来る個体数が少ないだけなのに、巣箱の取り付け方が少な過ぎるからと言うと、34個取り付けていると誇張していたが、はぁー丸が1個少ないのかと聞き直しましたが、松之山にはブッポウソウが来て欲しくないとしか思えませんでした。

 他県のことは関係ないが、岡山県の吉備松山町には500羽以上250つがい以上のブッポウソウが渡って来ているため、スズメより多いともっぱらの評判になっているので、是非、参考に見習って欲しいと言うが聞く耳も持たず、本当にこの人何言ってんのと思いました。
 結論として全く松之山野鳥愛護会のブッポウソウの保護活動は愛護会の自己満足以外の何物でもなく、松之山のブッポウソウのためになってなく、渡って来させないような活動をしているとしか思えませんでした。
 個体へアンテナを取り付けたり、ライブカメラを巣の中に入れてたり、ブッポウソウは未だ松之山のような絶滅危惧種の取り扱いをする野鳥でもないと思いますので、自然界でもっと自由に生息させてもらいたい野鳥であり、ストレスとなる対応をする野鳥ではありません。
 もっと多く巣箱等(巣箱対策)を取り付ける対応をお願いしたいと、ブッポウソウを自然に呼び込みブッポウソウ達が渡って来て繫殖し易い環境を作ることがブッポウソウの真の保護活動となるのでは思います。
 数多くのブッポウソウが雛を孵し、秋の渡りの時期に松之山松生まれの個体が渡っていくことで、再び春の渡りの時期になると松之山に戻ってくる個体数が増えて来るものではないでしょか・・・。2012年レッドリスト絶滅危惧種1B類(EN)31種のうちの1種となっている、ブッポウソウの代弁者からのお願いです。


昨年と同じ場所に営巣していると思われる・・・(?)

松之山と周辺のアカショウビン達・・・
 
 松之山地域のアカショウビンは、抱卵期を迎えており雛が孵っているところはないと感じましたので、仲間や新潟県の知り合いなどの意見をまとめると2週間程度或いはもう少し遅れているかも知れないとの結論となりました。
 D寺高原・T山ダム・松之山スキー場の裏の名無しの池・秋山郷のハチクマの里では、D寺高原と秋山郷のハチクマの里で飛翔している個体を複数回見るが、残念ながら写真撮ることかできまらせんでした。特にD寺高原では、何度もアカショウビンの止まりものや飛びものを確認しましたので、時間を掛けて観察しましたが、到着直後の30分~1時間(何度も飛んでいるところを見る)だけしか見ることも鳴き声(泣き交わしの鳴き声も聞く)も聞くことはできませんでした。D寺高原には二つがいがいると観察しました。
 秋山郷のハチクマの里でも到着直後にアカショウビンのつがいと思われるが二羽が飛んでいるところと鳴き声を聞くが、道路の反対側に飛んでいくところを目撃することができましたが、その後二度と見ることができませんでした。

ハチクマの里、秋山郷へも・・・
 
 生蜂園の蜂蜜店舗に直接行き、取り敢えずハチクマ情報を教えて貰うことにしましたが、普段は何人かいるハチクマの撮影場所にも誰もいなかったので、最近あまり出ていないとの奥さんの話に納得できました。
 仲間と二人で生蜂園でしかなというい蜂蜜を購入しハチクマの撮影スポットで約2時間30分ほど粘りましたが、アカショウビンの姿と鳴き声を聞いただけで、ハチクマは一度も現れることはありませんでした。道路のセミを撮りに来たニュウナイスズメを撮る。
 
牧峠のイヌワシの飛ぶ谷へ・・・

 カーナビ(5月買ったと言われる新車のトヨタ純正ナビ)にも出て来ない牧峠の場所が分からなくて、牧峠の場所を知っている人を探すこと約1時間も掛かってしまい、牧峠に到着したのが2時半くらいになってしまい、二人のイヌワシフォトハンターが埼玉県とほぼ地元から来ているというカメラマンがレンズを谷の方へ向けて、暇そうにしていました。ハチクマが二度ほど飛んだと撮った画像を見せてくれた・・・。
 今日は一度も出て来なかったと教えて貰い、聞くと同時に疲れが倍増しましたが、帰りの時間もありイヌワシなので、そう簡単には撮らせてくれないと思いましたが、伊吹山はまだ行ったことがありませんので、比較ができませんが鳥海山といい牧峠もスケールの大きいイヌワシの飛ぶ谷であることが分かりました。
 熊が出るため、マイカーを自分の近くにドアー開け停めて置き、非難し易いようにして置かないといけないほど、当たり前ですが950mの山奥の人間よりも熊の方が多い場所であり危ない(ヤバイ)ところのようです。今日も直線距離にすると約200mの谷の木の上に熊が登っていたとのことでした・・・。

今回の松之山周辺への遠出した総括として・・

 アカショウビンは、場所が限定してですが、最近にない個体の確認と鳴き声を聞くことができましたので、同行した仲間とも話していましたが、これなら撮れると確信し時間を掛けましたが写真に収めることができなかったのが残念です。
 悉く外れましたが想像はしていたものの、これ程までに撮れないと、挫けてしまいますが「いい時もあれば、悪い時もあると」鳥運のいい仲間と慰め合いながらの遠出でしたが、最後に訪れた牧峠から湯沢まで一般道を走り関越周りで自宅に近い嫌悪道のICを下り無事に戻ってきました。
 遅くなってしまいましたので、仲間と自宅近くの中華料理店に入ると、ちょうど夕食時でしたので、お客さんも多く混んでいましたが、野菜炒め定食と餃子を注文し食べながら、出来る限り炭水化物抜きの食事を摂ることに気を付け、次回の松之山探鳥作戦をしてきました。
 健康の人達は、食事について考えることはないと思いますが、我々生活習慣病の糖尿病患者は炭水化物を出来る限り摂らないような食生活をしなくてはならないのだが、新潟県の魚沼産のお米が食卓に並ぶ旅館に泊まると、ついご飯が進み食べ過ぎてしまうため困ったものです。。

次回の訪問予定は・・・

 まだはっきりしていないが、八月に入り10日前後或いはもっと後になるかも知れない。地元の知り合いの話などを聞きながら巣立ちの時期に照準を合わせて出向きたいと考えている。