水瓶

ファンタジーや日々のこと

横浜防災フェア2015

2015-08-23 20:34:26 | 横浜の観光・博物館など
昨日は毎年やっている横浜防災フェアに行って来ました。といっても前から知ってたわけでなく、
たまたま赤レンガ倉庫の辺りを通りかかったらやってた、みたいな感じで、
そういえば去年もおととしもそんな感じで行きあったんでした。

午前中早いうちに行くと、音楽隊の演奏や、ヘリコプターや船の放水デモンストレーションや、
はしご車のデモンストレーションなどが見られるようです。
来年は前もって調べて行ってみるかなあ。。でもすっごい混んでるんだろうなあ。。。


こんな感じに公的な団体だけでなく、民間企業などがPR活動を行っているようです。


消防車の後ろ姿。色んな特殊車輛が展示されてました。
ゆっくりとまじまじ見たり、写真撮る機会もあんまりないですから、ここぞとばかりに写真を撮らせてもらいます。


横から見るとこんな感じ。どれぐらいの高さまで伸びるんだろ。。


こちらは車体にSUPER RANGERと書いてあります。特別救助隊(レスキュー隊)が使用する救助工作車なんだそうです。
この車はトンネル火災などの時に、大きな扇風機で煙を払うそうです。


クレーンがついているこちらは、特別高度救助工作車のようです。wiki見ると色んな種類の車があるみたいですね。
知らんかった。。。


こちらはかわいいミニ消防車。町の消防団用?狭い道でもオッケーさ!


US NAVYとあるので、アメリカ海軍の消防車のようです。さすが車のデザインがアメリカン!


海軍消防車の腹部にある計器群。なんかすごい。


こちらは自衛隊の偵察用バイク。迷彩服が横にあって、それを来てバイクにまたがって写真が撮れるようになっていました。
小さい兄弟が迷彩服を来て二人乗りさせてもらっていました。とくい!


73式小型トラック。しかし迷彩服姿の自衛隊の人がびしっと立ってますと、なんとなしにこうやっぱちっと声がかけにくいというか、、、
まずはちびっ子が「わあー!!」みたいな感じで車やバイクに寄って行って、
後からお父さんお母さんがおずおずと「写真いいですか…?」みたいな感じでした。わかる。。。

さてですね。私がちょっと思い入れのある特殊車輛がこちらです↓


メルセデスベンツのウニモグ!
エリア88によれば、ほぼ垂直に近い崖を上り下りできる。はずです。

そう、何年か前のこの防災フェアで、初めて現物見て感動したんであります。
wikiによると、トンネルの壁面洗浄や除雪車、傾斜地での肥料散布など、ちょっと特殊な働き方をしてるウニモグくんなのです。
いやあ~~~なんかおっきいギザギザがついてて実に頼もしいタイヤですよね!
これでどんなハードな所へでも行けちゃうんだぜ!?ちなみに中古車なら千万円単位で買えるようです。なんじゃそりゃ。


こちらはNTT東日本のバイク。説明聞くの忘れたんですけど、非常時の通信確保とかに必要なバイクじゃないかと思います。
だってあんまり見たことないもんな。。。
ちなみにフレンドリーな雰囲気に誘われて、恥ずかしながらバイクにまたがって、
若いバイク隊員さんと一緒に写真撮ってもらってちょっとうれしかったのでした。ふだんママチャリしか乗らないからな。。。

それから災害伝言ダイヤル171の説明を聞いて、実際にやってみました。
171に電話して、固定電話の番号をプッシュして、30秒間伝言できるというサービスです。
伝言を録音できるのは固定電話だけですが、伝言の再生確認は携帯でもできるそうです。
終わったあとで、IDホイッスルとカラビナリングを人数分いただきました。ありがたいですね!

こうしてハデな乗り物が呼び物のブースの一方で、比較的地味なブースもあったんですが、これがけして侮れないんですよ…!


こちらは横浜地方気象台のブース。これ、なんだかわかりますか?
これが面白くてですね、1,5リットルの丸いペットボトル二つを口でくっつけた中に、色水が入ってるんです。
これを横にぐるぐる回すように振ってから置くと、あらふしぎ!!竜巻だよ~~~ん!


森のなかまはこのお手製竜巻に食いついていました。
こういう現象が起きるとは知ってたけど、実際にやったことはなかったみたいです。きれいなんですよね、また。
気象台の方々も親切ていねいに、色々説明してくれました。
あと、500mlのペットボトルで雲を作る実験もありまして、これも面白かったですよ。
このブースの実験では、火は使わずにボトル内の圧力を高める方法でした。
夏休みの宿題の自由研究にお困りのお子さま方には、とくに有益な情報ですね。これなら半日ぐらいでやっつけられるぞ!


そして、最近気になるようになりました雨量計。これで一時間あたり雨量を計るんだそうです。
筒の中に斜めになってる金属部がありますが、あれがちょうどししおどしになってまして、
上から水が入って一定の重さになるとカタンと下がります。
最近は、前例のない豪雨ってよく聞きますから、このししおどしくんの役目も非常に重要になってますね。


こちらは地震の震度を体験する車。私は初めて乗りました。震度7で、私は震度7は体験していないんですが、
揺れだしたとたんに、やっぱり震災の時を思い出して、怖くなりました。。。
強い揺れにあうと私は、プレートがどうのこうのっていう地震が起きる理屈よりもまず先に、
何かとてつもなく大きなものに怒られてる感じがして仕方ないです。本能的にというか。。。
だから昔の人が考えてたような、地下で巨大なナマズがあばれてるっていう方が感覚的には近いんじゃないかと思います。
最近つくづく思うけど、私はあんまり現代的な人間じゃないんだよなあ。。。


対策本部車。被災地へ出動する会議車なんだそうです。こうして後ろの荷台部分が横に拡張するようになっています。


車内には、電子レンジや流し、トイレや宿泊設備もついているそうです。
キャンピングカーに近い感じかな?

震災の時の写真が展示されていて、ひとしきり当時のことを思い出しました。本当にひどかったですね。。
今は直接被害を受けた場所がそのままになっている所も大分少なくなっているんでしょうけれど、
時々は震災当時の写真を見返すのも大事なことかも知れませんね。
いつもいつも大きな災害が起きたらって考えてると、こわくて何もできなくなってしまうけれど、
だからといって忘れすぎて油断しないように。うん。


このポンプ車で、津波に被害を受けた空港近辺の水を排水して、短い期間で使えるようにしたそうです。
日本は自然災害の多い、しかも大きな被害を受けやすい国だから、ふだんはあまり出番のない特殊車輛がとても必要な国なんですね。
活躍する場面の来ないことを願いつつ、備えあれば憂いなし、といきたいものです。


最後に、昨日まわった中でなんか一番フレンドリーだった赤十字の献血車。
献血車の車に乗って、赤いキャップをかぶって記念撮影しました。
ゆるキャラは、ハートランドの森からやってきたハートラちゃん。みんな、献血にきてね!

赤十字には、東北の震災から森のなかまと私も毎月寄付しています。
なんだかんだと続いていますが、忘れないように、という気持ちが大きいかも。
赤十字は日本国内だけでなく、外国への救援金もやってるのがいいですね。
でも、世界的な規模で見ても、大きな災害多いなあ。。。
桜島や箱根の噴火活動でも、大きな被害が出ないといいですね。

さあ、暑さでゆるんだ気をひきしめて、防災グッズの点検をするぞ!!


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