ポール・マッカートニーのハイレゾDLに3時間超。いよいよADSLモデムとおさらばする機が熟したかな。と言って、これさえやらなければ特別不自由しないから困りもの。ひょっとしたらそれより先に、アナログ盤をハード・ディスクに吸い上げる方が先になるかも知れない。ひと昔前までDATだったのが、今やPCオーディオ時代だ。ハイレゾ・スペックでPCMに変換するとどんな音になるのか、それにはリッピングよりはるかに地道な作業になるぞ、など、喜んで尻餅をつくことにもなり兼ねないが、ただ、この先、名門レーベルのアナログ名盤が、チリ・ノイズなどお構いなしにハイレゾ・スペックで配信される、というような事態にならないとも限らない。おっと、ポールの96kHz24bitは、CDよりノイズ・フロアがほんの少し下がった感じで、よしよしの巻かな。何事もなければ、明日、アナログ盤が届くはずだ。
水曜は野暮用、木曜は銀座のJazz Cafe"No Bird"のプレ・オープン、金曜はヘイリー・ロレンのインタヴューと、珍しく3日続きで外出したせいか、引きこもっている時よりはるかに体調が良い。と言いつつ、今日もやることは一緒で、またまたDVDオーディオ。3枚共192kHz/24bit。ビクターエンタテインメント盤はプラケースこそ無愛想でも、中味は濃厚で元気溌刺、ロリンズをブリブリと、ガーランドをギラギラと聴きたい時は、SACDよりこっちの方がいいかも。ただし、アナログっぽさが欲しいならSACDに限るのは、大方に共通したこと。それにしても、名盤の中古DVDオーディオのお高いことったらない。ペッパーの『ミーツ・ザ・リズム・セクション』が、Amazonで1万3,660円より、と来たもんだ、が、そう言われるとなおのことそそられる。あと、ポール・マッカートニーの新作についてロスの田口さんいわく、「キャピトルとアヴァターとではヴォーカル・マイクが違うみたいだ」「キャピトル録音の方がヴォーカルにヘッド・ルームがあっていい」。これを嗅ぎ分けるのは大変だ。
おおーつ、ダイアナ・クラールがピアノだけでなく、14曲中13曲のリズム・アレンジを担当、いくらトミー・リピューマのプロデュースとはいえ、えらい大任を仰せつかり、そして見事やってのけたものだ。主役ポールの終始丁寧な熱唱にはもう頭を下げっぱなしになるのはともかく、聴きながら何に心打たれたかという、ピアノで歌伴に徹したダイアナの粋で利発なマナー、これがそれはそれは効いた。ホッカホッカな温度感が気持ち良い録音も、さすがアル・シュミット→ダグ・サックス。それが音量を上げるほど滑らかに際立つからこりゃあ凄いもんだ。

『ブリージン』(リニアPCMの96kHz/24bit)、『ワインライト』(パケットPCMの192kHz/24bit)、『スペクトラム』(パケットPCMの96kHz/24bit)、『Take 6』(リニアPCMの96kHz/24bit)。『ブリージン』は同スペックのデータをHDTracksから落とせるが、この時期のDVDオーディオが短命に終わったとはいえ、やはりパッケージ・メディアとして手にする愉楽にはかけがいのないものがある。と同時に、SHM仕様SA-CDにもなった『ブリージン』と『ワインライト』をそれぞれ聴き比べると、DVDオーディオにはなりふり構わぬ男っぽさがあり、どっちがマスターに近いのかというと、DVDの方ではないかと。直感的なところを拙速に行くと、低域がたっぷり豊かな一方、上の方が少々キツいが、いい感じにバランスが整う音量を見つけると、結構病みつきになりそうだ。この先、年内計画のターゲットは、『ナイトフライ』『ガウチョ』『トゥ・アゲインスト・ネイチャー』『エヴリシング・マスト・ゴー』の4タイトル。
喉がひりひりする風邪、それが聴覚にも悪さして、音楽を聴く気にならない、本も読みたくないというので、ハイレゾをダウロード。アルバムは3月にSHM仕様SA-CDでも出る、ロリンズの『テナー・マッドネス』でDL版は96kHz/24bit。いやはや、不調の時はあれこれ思いように行かないことが連鎖するもの。1曲目の半分ちょいでフリーズしてあ痛たあ。噂には聞いてきたものの、一度でもやられると勢いが萎える。すぐに「repayment」を要求するメールを出しておいたが、果たしてどうなることやら。
『ザ・ウィンドミルズ・オブ・ユア・マインド/ポール・モチアン』(Winter&Winter)のアナログ盤をお借りできた。それも、セカンド・プレスの白盤で、クレジットはステファン・F.ウィンターの手書き。ファースト・プレスは故人のところにあるそうだ。で、それの1曲目に針を落とすなりCDとの圧倒的な違いに、口が裂けても言えないことを我慢するのに絶えられなくなった。徹底してアナログにこだわった録音と、セカンド・プレスであることも奏功したに違いない。しかし一方で、CDとLPを比べてあれこれ言う是非もあるなど、ごたごた黙唱しながらも、耳とからだが受けた止めた正直なところは、もはや如何ともし難い。そのせいで忙中閑の今日は、アナロギッシュに通すことになった。それにしても、25日から昨日まで4日間に、3度の新年会には参った。アナログ音楽療法は今し方、ポール・モチアンから『ハート・トゥ・ハート/サンボーン』のオリジへ。結構なもんです。
ここのところこれネタが止まらないMobile Fidelity Sound Lab(MFSL)の「Comming Soon」と「Latest Releases」のインフォは、ご無沙汰もはなはだしい旧作を聴き返すバネになって、これには大助かりでもあり、やっかいでもありといったところ。暮れに、『魂の兄弟たち/マクラフリン&サンタナ』のSACDがアップされて、正直、これをオーディオファイル・ターゲットでリマスターしたところで何なのよと。こういうのが実に多いわけ。で、「?」マークが浮かんできたのを棚から引っ張り出してかけると、なるほどこれなら、と来ることがしばしば。オーディオをちょっと良くしてから、数える気のすっかり失せたCD山脈の2割も聴いてこなかったと思う。いや、1割以下だ。MFSLからマイルス・デイヴィスのアナログ5タイトルがもうすぐ出るのを、Tさんに教えてもらった。『カインド・オブ・ブルー』は45回転重量盤2枚組BOXだ。さて、復習のバネになっても、散財のバネにもなって、この先どうしていいいやらと。
エアコンを止めウェスを聴く goo.gl/8CHsw
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ブログと連携はじめました。 blog.goo.ne.jp/kawamotofuyuhi…
by TADashinarita on Twitter
さっきまでウチにいた親しい友人に、「オマエ、なんて格好してんだ」とたいそう笑われた。致し方ないのは、コンサートやインタヴューなどの取材のない限り家にいて、体力維持のエクササイズももっぱら室内中心。見栄張ってる場合じゃなくなるその体とは、下半身ユニクロ・ジャージ+L.L.Beanフリース・パンツ、上半身ユニクロ・ポロ+首タオル+L.L.Beanフリース・ジャケ+同ダウン・ベストの重ね着。なんかもっこもっこでも、これでエアコン暖房をまわす時間をかなり抑えられる。その代わり、お風呂や出かける時は着替えに大変で、昔オヤジをデイサービスに送り出す朝を思い出した。思い出しついでに、何の脈絡もなくウェス・モンゴメリーの初リーダー・セッション〈フィンガーピッキン〉を聴き始める。チープな音色なのにウェスはウェス、鋏を入れられたマスター・テープというのに最高だ。写真はそれを収めた1996年リリースのコンピ。amazon.co.jpに5新品、4中古品が今もある。
まず、192kHz/24bitのDVDオーディオ『ポートレート・イン・ジャズ/ビル・エヴァンス』を、foobar2000でPCMリッピング。次に、AudioGateでDSDIFFに変換。かなりエッヂーだったDVDオーディオに比べ、角が取れ温度感が上がった風なのは、なるほどSACD効果によく似ている。が、AudioGateで再生できても、DSDIFFデコーダーをプラグインしてあるにもかかわらずfoobar2000では音がグニャングニャンによじれっちゃってダメダメ。KORGの非会員だから、AudioGateで何かやるたびツイートしなきゃいけないのも何だかきまり悪いことだし、今日はこのくらいにして筋トレ・モードに入ろう。BGMはトップ写真の『スタッフ!!』SHM仕様SA-CD。通常CDより凄いターボ効果が、あちこちを突いてきた。
『Wes Montgomery The Complete Riverside Recordings』のリッピング完了。Flacのフォルダー容量は12枚突っ込んで4.19GB。これでRiverside時代のウェスとの付き合いは、倉庫を行き来せずに済みそうだ。とかいううち、何かの拍子にMFSLの『ナイトフライ』をかけたら、ひとり試聴会になってしまった。アナログでは今のところこれがいちばん。次にオリジ盤か「Contains the Hit Single "I.G.Y."」のシール付きのやつ。というところで、さあ次は『Bill Evans The Complete Riverside Recordings』の吸い上げだ。これも12枚組だ。




HDTracksのサイトにもどこかにあるはずだが、ひとまず朝一に届いたニュース・レターから2011年の年間ベスト。果たしてどのくらい売れたんだろうか。フォープレイやオットマー・リーバートが入ってくるあたりは、いかにももっともらしい。今日明日を、これらの聴き返し大会にしよう。
こんなに状態に優れたMFSL盤は生まれて初めて。まあ、なんともイイのが暮れも押し迫った時に手に入って、迎春も頑張って行かねばと。これをアナログで聴くのなら、ほかを引っ張り出す必要なし。中低域のほっこりもっこりした厚い押し出しと、オリジ盤にはない自然な甘味には、SPU-GTのようなヴィンテージ系カートリッジが否応なしに凄い反応をする。もちろん、アンプもスピーカーも部屋もだ。が、と言って、ほかの異種5枚がいらないかと言うとそうもいかないのが辛いところ。中でもQUIEX盤は手放せない。
ウェス・モンゴメリーの未発表9曲入りが、来年3月、CDと45回転重量盤LP2枚組で登場予定。ひとまず世界限定1000枚のLPを予約したが、これは楽しみだ。あちこちのネットによると、音源は、1956年から1958年にかけてのインディアナポリス時代のものとされる。そのあたりについては、ウェス・モンゴメリー・ファン・クラブ内ニュース速報No.90の考察が、さすがに鋭く面白い。そうか、これが届くまでにウェスをリッピングしよう。ひと月ほど手つかずのまま来たものだから、2テラのディスク使用領域はまだ171ギガ。ひとまずボックスからかな。
ひと月ほど前から相隣に現れるようになった仔猫のノラ(のはず)。ここ2週間は、向かい宅の階段がお気に入り。それを見つけたネコ・ファンが即刻、里親に名乗りを上げてくれたのはいいが、ノラ君かノラ嬢か、今日この日まで苦労を重ねたらしく、近づけるのは約2メートルまで。酷寒が間近なので餌やりを欠かさないでいるものの、どうしたものやらと。下手をしては取り返しが付かなくなるのは、こっちがどう頑張っても、あの子たちは「捕獲」としか解釈できないこと。全身真っ白で金目。カメラと向き合うのは初めてらしく、やや緊張気味。触れればウチで面倒見てもいい。









