果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

春のうまいもの会と柑橘類と文明

2017年04月20日 08時49分52秒 | 日記・エッセイ・コラム
露地みかんの蕾が早いものでやっとマッチ棒大になって来た。
昨年はすでに摘蕾作業に入っていたのだけれど、まだ10日はかかりそう。
無農薬レモンも無農薬レモネーディアの開花も同じく遅れている。
3年目にして自然栽培園(定義は無農薬無肥料)につぼみが見えてきた。
順調にいけば収穫できるだろう。
楽しみにして待つのを、一人ではもったいないので満開になったら告知しようと思う。

昨日から山安食料品店さんで春のうまいもの会が始まった。
年に2回の売り出しに、河合果樹園の初恋シリーズも顔を出している。
普段よりかなりボリュームのある陳列は、本当にありがたい限りである。
一番のメインは、ご贈答用レモネーディア露纏のストレートジュース。
このタイミングでしか収穫もしぼることもできないというタイミングで
初めての試みの1000mlビンである。
春の初恋は少しの苦み体験として、想い出に刻み込まれている方々も多いだろう。
爽やかな新緑が目の中に飛び込んでくる季節を
少し早取りした感覚を味わって頂ければ幸いです。

絶対に今日こなさなければいけないと言った仕事がなくなったので、
恒例の春の読書週間に突入した。
とは言っても毎晩の少しの時間を当てて、細切れ状態で格闘するので、
これも仕事の一環となってしまう。
とうとう読破したのが、「柑橘類と文明」ヘレン・アトナー著、三木直子訳。
昨年読んだゲーテの「イタリア紀行」、トビー・ゾンネマンの「レモンの歴史」を
さらにイタリアという国を深掘りしながら知識を与えてくれるいい内容だった。
逆の順番で読んでいたら、少し難しいものになっていたかも知れない。

柑橘類の栄華と衰退の歴史は、どの産業にも当てはまる周期。
その背景には必ず、お金もうけだけを目的した取引がある。
だからそういった既存のシステムに巻き込まれないように、
スローフードという概念が生まれてきたのだろう。

話はまるっきり飛ぶが、P165~166の日本で言う成木責めの話がおもしろかった。
長年果樹農家をしていると似たような経験は必ずある。
だから今年もたくさんみかんやレモン達に話かけてみようと思う。







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