果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

草取り&ときめきレモンクローネ&チャッピー

2017年10月15日 08時28分59秒 | 日記
しとしとと雨が降り、大地に多くの水を貯える日が続く。
この天候で河合果樹園の柑橘類は肥大が活発になる。
今度は大きくなり過ぎないことを天に祈るようになる。
自然から見れば身勝手であるが、
農耕が始まって以来の農民にとっては切実な願いである。
今日は雨のためみかんのオーナー登録会は中止になってしまった。
10月1日に行われた生産者交流会で、
草取りをしていただいた方々はすでに登録を終えているのだが、
その日にご都合が合わず参加できないオーナーさんは
管理人が登録を代行することになる。
悪の草の権化ムラサキツユクサは総勢80名のオーナーさんと
NPOほの国プロジェクトの純粋な手作業で
とりあえず駆逐が完了し、きれいなオーナー園が出来上がった。

これを数名のスタッフで行ったらと思うとぞっとするけれど、
一時間もかからずの美景観はまさに人の力だと頭が下がる。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。

以前から豊橋商業高校の課題研究で、
商品開発をして販売実習するというミッションに参加させてもらっている。
地域への思いいっぱいの笑顔が素敵なNさんが、
河合果樹園の初恋レモン・塩レモンペーストとアンプレシオンさんのクローネを
使った商品を作りたいと言ってきたのは数か月前。

通過儀礼というとおこがましいが、Nさんの将来が開けるように
女子高生ではなく大人という扱いで率直に意見を述べさせてもらった。
めんどくさいという気持ちになってしまわないか心配だったけれど、
企画調整を頑張ってくれたおかげでとうとう商品が完成した。
アンプレシオンさんでの試食会では、二種類のクローネが準備されていた。
オーナーの加藤さんの説明を聞いて、試食させてもらう。
私とNさんの意見が一致。
名前は「ときめきレモンクローネ」と決まり、ラベルデザインを決めて
今後、下記日程で販売実習へと移行する。
10月21日、22日の豊橋祭り(豊橋公園)、
11月11日(土)豊橋商業高校文化祭・ショップ豊商、
11月19日(日)豊橋インターナショナルフェスティバル(ココニコ)。

数に限りがありますので、お早めに。
そして商業高校の皆さんにエールを!

さて子猫のチャッピーが我が家に来て1ヶ月半。
体重も二倍になり、目も鼻もふさがってみすぼらしかったのがうそのよう。
肩に乗ってきたり、車に乗るのも大丈夫で元気いっぱいに遊んでいます。

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/









コメント
この記事をはてなブックマークに追加

初恋の日とお礼と絵葉書

2017年10月05日 19時21分12秒 | 日記・エッセイ・コラム
極早生みかん、日南の姫(ひなのひめ)の収穫もあと少し。
連続して日南(にちなん)の収穫に入っていけそうな気配。
ここにきての冷え込みで着色が進んで来ている。
今日、アゲハチョウが飛んでいく姿を見た。
今シーズンの見納めになってほしいと、大空に溶け込む姿を目で追った。
そして今日、10月5日は高村光太郎の妻、智恵子がなくなった日。
だから「レモンの日」と言われる。
個人的にはレモン哀歌のこの部分が洒落ていて好きだ。
「あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ。
トパアズ色の香気が立つ。
その数滴の天のものなるレモンの汁は、ぱっとあなたの意識を正常にした。」
レモンをかじるということ、
リモネンやシトラールの香りをトパアズ色と表現したこと、
その香りと酸っぱさがアルファ波を一気に増加させたことが、
レモンライフ研究家のごくごくふつうのレモンライフを刺激する。
高村光太郎の支柱でありジャイロであった智恵子。
毎年この日にレモン哀歌を読み返したいと思う。


先週の土曜日に行われた百儂人まつり。
天候にも恵まれ、多くの方々に来ていただき私たちの五感に触れてもらった。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
またサポーターとしてお手伝いしてくださった皆様、
ワークショップを開催していただいた皆様、
そして志を一つにして地域を盛り上げてくれた各百儂人のみんなに感謝です。
名古屋からわざわざビールカクテル「初恋レモンアイ」を飲みに来てくださったYさん。
本当にありがとうございました。
持ち場から離れられず、ほとんどお話しできず申し訳ありませんでした。
いただいた絵ハガキに、まだ行ったことのないシチリアに思いを馳せて、
いつの日にかレモンとブラッドオレンジいっぱいの地に降り立ちたいと思います。
生産者の武骨な指、モスク、カッティングボード、セドラ、絞った果汁が入ったグラス、そしてレモン。
この二枚の絵葉書から、私の洞察力は果てしなく広がり、
生産者と生産の現場や歴史的背景、害虫の食害痕などの情報が頭にインプットされる。
黒くなった爪が美しいと感じる価値観を受け入れる事ができる、
そんな段階になったのだと感じるこの頃である。


河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/










コメント
この記事をはてなブックマークに追加

昼間のビールカクテルと本物のパナシェ(豊橋での源氏名:初恋レモンアイ)

2017年09月27日 19時33分24秒 | 日記・エッセイ・コラム
自然栽培園に生えているヨウシュヤマゴボウの実が黒く熟してきた。
何年か前に研修に来ていた子が、幼稚園で染め物に使ったといっていた。
幼稚園で草木染とはなかなかのカリキュラムで、
その名前を彼がはっきり覚えているのことは意義があったということだろう。
ゴボウという名前がついているが、アルカロイドを含んでいるため食べてはいけない。
しかしアメリカではワインの着色に使っていたという歴史があるらしい。
さぞや酔っぱらっただろうと、食の安全性を問わない時代を思い浮かべてみる。

酔っぱらうと言えば30日の土曜日に迫ってきている、イベントでの百儂人ビールカクテルの販売が気がかり。
昼日中からのアルコールは、おまつりという言葉でお許しを頂き、
思う存分血管を拡張してもらいたいと思う。
もちろん今年もノンアルコールもスタンバイしています。
気がかりの理由はレシピ班として開発の一部分を背負ってきたことと、
当日販売員として多くのお客様に
そのよさや歴史を解説して”伝える”という十字架を背負わされているためだ。
レモネードとビールのカクテルは日本ではマイナーであるが、
ヨーロッパでは定番の飲み物として深く根付いている。
それはレモネード自体が12世紀から体にいい飲み物として
地域の文化の中にぴったりはまっているからに他ならない。
そのビールカクテルは通常はパナシェと呼ばれ、
レシピはしっかりレモンと糖分と水がなじんだレモネードにビールで作る。
この馴染んだというところが最も味のエッセンスを引き立たたせる要因である。

日本のバーでパナシェをオーダーすると、何か一味足りない。
その理由は即席のレモネードで作るところにある。
”寝かせる”ということが微妙な味を作り出し、本物へと導く。
そんな説明をしながら、秋の一日を百儂人まつりで楽しんでほしいと思います。m(_ _)m

この百儂人まつりを通して、私たち百儂人とサポーターの仲間達は、
目に見えない五十二段の階段を少しずつ登っています。
いずれフランスの農業祭の様になることを夢見て!



百儂人まつりの詳細は下記ページへどうぞ
http://www.agri.aichi.jp/event/index.html

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/

画像は昨年の百膿人まつりの様子です。(おまけあり)







コメント
この記事をはてなブックマークに追加

五感を養う職業と音楽と植物の生長

2017年09月18日 20時25分39秒 | 日記・エッセイ・コラム
台風の被害もたいしたことはなく、一過にしては蒸し暑い日だった。
もはや時季を逸したのか、赤トンボの乱舞も私の瞳には入ってこなかった。
初恋リーフの花が白く目立つようになり、その花を落とさないと
亜鉛とムチンいっぱいの生命力溢れる葉は収穫するだけの成長力を失う。
タイミングを見計らっての仕事だ。
無農薬レモネーディアの収穫を本格的に始めた。
小玉なのが作り手としては不満だが、全体的に今年の傾向だと飲み込む。
待ってくれている皆様の手元でどういった評価になるか不安だが、
出来不出来は農薬を使わない技術の中、消費者品質の渦の中に融合し、
一般の流通には存在しない価値観と信頼関係は、生産者と消費者のみが享受する。
9月30日の百儂人まつりの根底もそこになる。
それに気付かせられる5感を養ってくれる職業だということに感謝しながら、
6感の域まで研ぎ澄まされていく感覚。
磨く種は自然の中にあまたある。


このところよく聴いている情景ピアニスト平原誠之さんのコンサートが、
10月15日(日)にカワイ浜松 コンサートサロン「プリエ」である。
誰でもと言うわけではないのだけれど、
私は彼の演奏を聴くとまぶたに映像の様なものが浮かぶ。
この何か感じる部分は、人間が過去に失われたまたは
休止している能力が関係している様に思える。
その能力の一部が彼の演奏で覚醒し、現れようとしている現象だと想像。
そしてその発端は普段の自然との関わりによって生まれる。
植物もある種の音楽で成長が促進するといった研究が年々進んでいる。

彼の低音に特徴のある演奏で、わが家のレモン達も元気になるのではと。
来シーズンは防水Bluetoothスピーカーを温室に設置し、夜聴かせてみようと思う。
もちろん私も温室の横でスマホを操作しながら、
語りかけながらになることは必死である。

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/







コメント
この記事をはてなブックマークに追加

もう一つの日にち薬とゲーテの言葉

2017年09月13日 21時29分37秒 | 日記・エッセイ・コラム
相変わらず夏草は元気だけれど、
暑さも日中のいっときを我慢すれば何とかなるようになってきた。
日が短くなってきたことが大きな理由なのは明白。
何度も言うようだが、早く最低気温20度になってもらいたいものだ。
そうすればぐっと無農薬レモンや無農薬レモネーディアがいきいきとする。
そして果汁をため込み”本物”としての品格を実に着けていく。
若採りしても棚を埋めるためという理由から高値で売れてしまうのは本望ではない。
我慢、我慢でいい状態になるまで、自分に日にち薬を!

そんな中偶然というか必然というか、目も鼻もふさがった子猫が某所でついてきた。
車にひかれてはいけないし、ちょうど知り合いに子猫を頼んでいたところだったので、
某動物病院に連れて行き処置をしてもらい、わが家で飼うことに。
もう一つの日にち薬に癒されながら、自然を受け入れていこう!

最近は収穫物が少ないことから、気持ちにやや隙間ができている。
自由な時間が増えているのに、感覚的にはどうも制約感が強い。
その制約感はどこから来ているのだろうか?
義務や責任を捨てきれないのが原因だと思うと納得できる。
短い時間で気持ちを切り替えるのもへたくそになっているのは、肉体的なものだろう。
気持ちが乗らないため、ぼちぼちと細切れで読んでいるのが「超訳ゲーテの言葉」
詩人、劇作家、小説家、自然科学者、政治家、法律家といったマルチな天才。
そんな彼の言葉は200年以上経つのに、色あせていないと思える。
現代のビジネス書に通じるものがあるように感じるのは、
突き抜けた人が深いところまで理解してしまうといつの時代も同じと言うことに。
「行動するか。我慢するか。」隙間を埋めるのはどちらかである。

そしてなんどもお世話になっている、豆福の会長さんの本もまだ読みかけ。
きれいの秘密「豆」生活 幻冬舎、のっけから知らない知識がやってくる。
やはり「行動」あるのみか!






コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

これからの作業と百儂人まつり:ワシらの『五感』大公開

2017年08月29日 19時42分46秒 | 日記・エッセイ・コラム
温室みかんの収穫がとうとう終了となった。
例年より10日ほど早く肩の荷を下ろしてくれた。
今週末から最低気温が下がるという予報。
暑さに耐えていた植物にとっては一息着ける
とてもいい条件になるだろう。
ただ初恋リーフは花芽の分化が進んでしまって、
蕾が出てくると作り手はその処理に手数をかけることになる。
そのためには剪定をして、生殖成長に向かうのを阻止し栄養成長を保つ。
漢方野菜としての葉を収穫する植物の宿命的管理である。
空域清浄機機能にうれしい自然栽培のレモン園はそろそろ3回目の草刈りが待っている。
そこに宿る多くの虫達にとっては天変地異だが、
草と縄張り争いを強いられるレモンにとっては心地よい未来といえる。
刈り手はしたたり落ちる汗が目にしみるが・・・。

百儂人まつりまで、とうとう1ヶ月となった。
前回のブログでは百儂人ビールカクテルだけの紹介だったが、
水を使わないで作ったプレミアム百儂人カレーも百儂人まつりで提供させてもらう。
なんども試作&試食を重ね甘さと辛さの二重奏が皆さんの味覚を刺激するはず。
地域の元気の源に発展することを願いながら、
忙しさのを超えてのチームワークにはその輪の中にいながら頭が下がる。
今回の百儂人まつりのテーマは、ワシらの『五感』大公開。
サポーターの皆さんにも協力をいただくその内容は、
見る! ◆ワシらの愛用品展
香る! ◆ワシのアロマ
触れる!◆ワシの手
聴く! ◆ワシのBGMライブ
食べる!◆ワシめし
といった盛りだくさんの参加色の濃いものとなっています。

是非、皆さんの五感レベルをぐっと上げる体験をしに来て頂きたいと思います。
農の物作りを手弁当の活動でやるところに、農の文化が地域の文化になる素地があります。
農の本質を少しでも伝えることをしていけば、
必ず空疎な享楽でない部分を理解できる日が来る。
豊饒の土地に舞い降りる人達が増える、そんな百儂人まつりでありたい!






コメント
この記事をはてなブックマークに追加

脱皮した柚子坊と円月殺法、そして百儂人ビール試飲会

2017年08月22日 18時21分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
ツクツクボウシがクマゼミやアブラゼミに混じって鳴いている。
蒸し暑い天候の中、少々秋風を感じるセッションだ。
無農薬レモンやレモネーディアの温室の中に、
妖術使いのようにどこからともなく侵入し、
世代交代を謳歌している不届きものがいる。
彼らにとっては大まじめな塩基配列による所行なのだが、
作り手にとっては、勢いよく音を立てて1本の葉脈だけを残して
せっかくの生産工場のメインマシーンを食べられては大きなダメージだ。
だから、温室の中には夏のキュリアスキッズが持つ3種の神器のうちの一つが隠してある。
そして発見と同時に、それを振り回し捕獲する。
通常、それは上から振り下ろす方が多いかも知れないが、
私は下から上へと振り上げて円を書くようにして振り下ろす。
そうするとレモンの木に振り下ろしたタモが当たらないように、
着地点を一瞬考える時間ができてうまくコントロールできるからだ。
捕獲したアゲハチョウは、申し訳ないが私の殺生の対象として踏みつぶして殺す。
無農薬栽培故、殺生の対象は少ないけれど、
食べ物が口に入るまでには、多くの犠牲がともなっている。
そしてその中には少なからず、身体の部分的犠牲もある。
考えれば考えるほど、自身のご機嫌を伺うことになる。


さて今日は待ちに待った豊橋百儂人が開発した、
百儂人カレーと百儂人ビールの試食&試飲会がカフェめし屋ブラボーさんであった。
昨年の百儂人まつりで、華々しく登場した百儂人ビール。
今年は新たに3種類のビールカクテルをデビューさせるための最終調整である。
①米儂人のお米から作った一夜酒とビールのマリアージュ。
②葡萄儂人の巨峰ジュースとビールのマリアージュ。
③玉蜀黍儂人のトウモロコシペーストとビールのマリアージュ。

儂人とサポーター有志のいろいろな意見が交錯しながら、
ひとつのビールカクテル文化がここ豊橋で今年も花開く。
3年前から豊橋のいろいろな飲食店やキッチンカーで販売してもらっている、
初恋レモンアイは一足早く文化として定着しているから、
次から次へと儂人ビールがデビューして愛されるようになるといい。
9月30日(土曜日)の百儂人まつりが初登場となる。
ノンアルコールもご用意してお待ちしております。

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/





コメント
この記事をはてなブックマークに追加

盆前の愚痴と痛みとほっこり画像

2017年08月10日 19時47分42秒 | 日記
台風5号の爪痕は運よくつかず、恵みの雨となった。
お盆前の山の日の影響で市場出荷日が減ってしまい、
仕事をこなす機会をロスする年だ。
休みを増やして消費を喚起するために、いろいろな施策を行うのだが
どうも生産の機会をロスしているように感じる。
無理して少ない日数で収穫出荷することは、
私たちにとってはブラックな世界へと貶められているように感じる。
机の上からどんどん現場が乖離していくのなら、何もしない施策が一番だと思う。

無農薬レモンや無農薬レモネーディアはかなり大きくなってきている。
成りが薄いのもあるが、無事に収穫までたどり着きたいものだ。
フェーン現象で息もできないほどの高温が心配となるが、
作っているもののご機嫌をうかがいながらも、
無の境地で毎日を消化していこう。

このところ苦しんでいるのが、我が移動手段の根幹部分。
赤く色付き、かなり大きく見える。
当然、動かすと信号が脳に伝わり痛みを感じる。
じっとしていなければ治らないのだが、
来年の出来にもかかわる繁忙期、痛みは集中力と脳内麻薬で
最低限の仕事をこなさなければすべてが崩壊の方向に向かってしまう。
休憩時間はアイシングをして、大きさを縮小方向へ。
完治まで長い期間かかりそうだが、なんとかだましだましやっていきたい。
体が資本の職業、一種アスリートと呼んでもいい部分がると思う。
一流のひとつの条件は「けがをしないこと」だったが、
長く続ける生業には「けがに強いこと」といった方がいい年齢になったのか。

とにかくベストな状態に早く戻して、一杯やりたいと思う!

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/





コメント
この記事をはてなブックマークに追加

果樹園状況とスバラシキ人生

2017年07月30日 19時59分46秒 | 日記・エッセイ・コラム
雨が降らない!!!なぜか豊橋の河合果樹園だけ?というぐらいに。
温室みかんの収穫と出荷で忙しい中、今シーズン3回目の灌水作業に突入。
台風の進路次第で雨が降るかも知れないが、
脱水症状で旧葉が落ちだしている状況は待ったなし。
自然栽培園のレモンは乾燥に加えて、
アオバハゴロモの成虫がいっぱいレモンの樹液をすっている最中。
灌水しながら水洗いをすると飛び立つアオバハゴロモが
狂喜乱舞して薄緑色が一面に広がる。
もう少し我慢すれば、寄生時期をやり過ごせるだろう。(祈)
無農薬レモネーディアの温室は悪い雑草の伸びが著しい。
本来なら種がこぼれる前に、草取りといきたいところだが、
他の仕事に忙殺されているため、当分放任。
ややオーバーワークと暑さにむしばまれた身体を必死で引きずる。
お盆前までこんな状況が続きます。


スズキエブリは5速オートマチックで、
マニュアル車のアクセルワークができ、親父を魅了する味のある車。
ご婦人方には不人気だが、昔いすゞにあったナビファイブみたいなものだと楽しんでいる。
数日前から当園の配達&見回り&送迎などに大活躍のそのエブリが、
まあるい顔をしてくるくる回る奴にカージャックされている。
そいつは私の心をわしづかみにし、他の情報をすべて遮断する。
まあるい顔は叫ぶ、スバラシキ人生を!
若き日の先の見えない悶々とした通過儀礼から、
自分の影を友になぞらえてスバラシキ人生といえるまで行動し齢を重ねるもう一人の自分。
ゲーテの言うように、一切の原因は自分の中にある。

当分、スバラシキ人生の叫びを友に、ハンドルを握りたい。
共鳴の大元は、シンガーソングライターの黒子平鰐男。
あの豊橋百儂人伝説の作曲者だ。
スバラシキ人生、一度聞いてみてください。
YouTubeへ

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/





コメント
この記事をはてなブックマークに追加

労働とオフ会

2017年07月19日 07時12分30秒 | 日記
暑さ真っ只中、自然栽培のレモン園や露地みかんの草刈、
草刈り機の歯を左右に振り回すと、額の汗が飛び散る。
集中していると疲れは脳内ホルモンに隠されるが、
仕事を終えてからの体の軋み音はやはりやってくる。
自然栽培園は森の中に存在している様相の中にあるので、
初夏から秋にかけて虫たちの宝庫となる。
今年一番見かけるのは、トホシテントウ。
害虫でもなく益虫でもないけれど、きっと私の知らない役割があるはずだ。
虫たちとの出会いは、つかの間の水分チャージである。
温室みかんの収穫も一番早い作型は終盤戦。
ここから時間との戦いで、様々な管理が待ち受けている。
果たしてこの時期の過酷な仕事環境は、一般に受け入れられるのだろうか。
私たちを暗黒の世界にとどめ置かれるからくりは、だれが作っているのだろか。
情報が発達した世界で、情報不足とは言えないだろう。
経験不足がすべてだと思ったら、「上山下郷」という言葉が浮かんできた。

先日、みかん農家のメーリングリストでオフ会を行った。
場所は気を使ってもらって、わが町内のシルバーバレル。
久しぶりに会う面々に、自分の知らない世界をいつも教わる。
葉脈の先端にある自分の立ち位置の周りの情報を処理するのに精いっぱいなので、
元の方になる時代の潮流の情報は疎くなるため、
こういった機会は本当にありがたく思える。
全国にいるみかん農家の考え方は、
この先のみかん産業の運命を握っていると言っても過言ではない。
日本が世界に誇る温州ミカンの消費は右肩下がり。
そして今までもそうであったが、加工品の消費は右肩上がり。
生のものを食べない消費構造がどどんどん進んでいる。
私たちが自分自身でみかんをたくさん食べ、
良さを伝えていくことだけでは流れは変えられないかもしれない。
でもゲーテの格言のように、高みを目指すなら登ってみよう。

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/






コメント
この記事をはてなブックマークに追加