生涯を完結させるまでに歌いたい歌、最近始めたヴァイオリンとフルートはどこまで演奏できるようになるか、と時々ワンコ

死は人生の終末ではない。 生涯の完成である。(ルターの言葉)
声楽とヴァイオリン、クラシック音楽、時々ワンコの話。

Schubert - Winterreise, D 911 "Erstarrung"  シューベルト 冬の旅から 「氷結」

2016-01-18 22:58:21 | シューベルト
 最近の天気予報は本当に良く当たりますね。目覚まし時計代わりにタイマーセットしているNHK-FMの朝のニュースで都心でも積雪があり、首都圏の鉄道のダイヤが乱れているとのことで、即スマホのアプリのJR東日本の列車運行状況を確認したところ、私が使っている路線は普通に運行しているようだったので安心して普通に家を出ました。ところが駅に行ってみると遅れが出ているとのことで、そうは言っても遅れている電車が直ぐに来ましたが駅に入ってきた段階で乗車率定員の200%かというような混雑状況。後ろの人に押し込んでもらい何とか乗り込みましたが2つ目の駅で停車したところでその先の駅との間に7編成ぐらい詰まっていて発射しても駅の間で停車することになるので駅で時間調整するとのこと。10分以上停車していたでしょうか、やっと発車したとおもったら徐行運転ですが何とか停車はせずに次の駅までたどり着きました。その駅からは平行して走る他の路線のほうが早く着くとの車内放送が有り、どうにかこうにか普段より20分程度余計にかかっただけで出社できました。

 昼ごろになって3時間待たされたと言いながら出社してきた人もいましたね。それでも雪を理由に休んだ社員は殆ど見当たらないような。日本人は真面目過ぎますね。とにかく普段はありえない混雑でもみくちゃにされて出社はしたものの朝から疲労困憊、半分以上は仕事するふりを何とかしていた次第です。

 ということでこんな日は雪をテーマにした声楽作品として何があるかな?と思ったところですが、とりあえずシューベルトの歌曲集「冬の旅」を、梅ヶ丘歌曲会館でタイトルと詩を物色してみました。目に止まったのが「氷結」ですね。失恋の歌ですが「氷結」というタイトルが示しているように、冷え冷えとした寂寥感がピアノの三連符の乗って流れてきます。心が寒くなる気がして来る内容の歌詞なので、歌詞を解った上で聞くのであれば暖かい格好をして暖房の設定温度を少し上げて、ホットワインやホットウィスキー等、身体の中から温まる飲み物を飲みながら聞くのが良いかもしれません。動画サイトで検索すれば名演の音源が多数出てきます。歌詞の内容を確認したければ梅ヶ丘歌曲会館が最適だと思います。

 今日は雪のおかげでクタクタなので、身体が温まる飲み物を飲んで早めに休むことにします。

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