生涯を完結させるまでに歌いたい歌、最近始めたヴァイオリンとフルートはどこまで演奏できるようになるか、と時々ワンコ

死は人生の終末ではない。 生涯の完成である。(ルターの言葉)
声楽とヴァイオリン、クラシック音楽、時々ワンコの話。

ヤマハフルートの頭部管を試奏して来ました。

2017-08-13 22:18:25 | 器楽・楽器

 ヤマハフルートのWebsiteを見ていたら、頭部管のみを異なるデザインで7種類販売していることに気づき、さっそく銀座ヤマハに出かけて試奏させて頂きました。Type:A、C、E、H、K、M、Y の7種類がラインアップされています。この内のType:Aはフルートのイデアルモデルに、Hはビジューモデルに、Mはメルヴェイユモデルに採用されていると記載されています。また頭部管のテーパーについては、二段テーパーモデルと放物線テーパーモデルの2種類で、他の要素としては歌口のデザインで特にライザーの高さやアンダーカットの程度、歌口より演奏者から遠い側のリッププレートの絞り方など、ヤマハのWebsiteに短くはありますが説明が記されています。

 と言うことで銀座店に赴きましたが、上述の7種類がすべて店頭在庫にある訳ではないということと、頭部管にもモデルチェンジがあるということ、等から店頭にあった、Type:A、EC、E、M、H、SYの6種類を試させてもらいました。それぞれの傾向としては、Aが最も吹きやすくSYが最も手ごたえがあるということです。で、この時の胴部管(と足部管)は、頭部管のみのTyp:Mの在庫がないためType:Mが標準装備となっているメルヴェイユ(総銀、ソルダードトーンホール)をお借りしました。

 そもそも頭部管の試奏をしたいと思ったのは、フルート管体の素材よりも頭部管のデザインの方が音色に影響する、という話があるからです。その観点からは、期待は裏切られました。同じメーカーでデザインが異なる頭部管を吹き比べても、音色は全く同じではないかも知れませんが、非常に良く似ています。とは言え吹奏感はそれぞれ異なっていて私としてはA、EC、Cはビャービャー鳴るだけで4オクターブ目のレの音はどうやっても出せませんでした。一方でHとSYは4オクターブ目のレが鳴ってくれて、その他の要素も踏まえて今回のこの中から一つ選ぶとすればType:Hという結論です。ということでヤマハのフルートを買うとすれば頭部管はHで、そもそもType:Hの頭部管を採用しているモデルはビジューとなりますが、ビジューは総銀タイプの中で最も高価なソルダードトーンホールモデルで、決してお安くはありません。

 試奏の終わった頭部管は片付けて頂いて、最後にType:Mのメルヴェイユと、店頭にあったマツムラのPTPを試奏・比較させて頂きました。こちらの方が音色が明らかに変わります。わたし、ムラマツのPTPの音色嫌いではないですね、というよりも好きですね。芯があり輪郭がはっきりしていて、音色に温度があるとすると銀のフルートに比べて明らかに音の温度が低いと思います。頭部管のデザインよりも仕上げ(PTPは総銀に特殊白金メッキ)や、メーカーの違いの方が音色の違いに明らかに聞いていると思います。さらに言えば特殊白金メッキの施されていないムラマツのDSやSRモデルの音はPTPよりも、ヤマハの総銀製の音に近い様な気がするので、ムラマツの特殊白金メッキの効果がPTPの音色を最も決定づける要素と言って良い様に思います。

 う~ん、ムラマツのPTP欲しいですね。ただ銀座ムラマツのスタッフ氏の言葉によると、やはりPTPの音色には独自のものがあるので、独奏では問題にならないけれど、アンサンブルの中では他のフルートの音と溶け合わずに悪目立ちする様な恐れがないこともない、とのこと。最も私の場合はこれからフルートアンサンブルやオーケストラで吹く可能性は極めて低く、殆どソロで吹くだけと思うのでPTPが欲しいですね。またPTPの場合は特殊白金メッキでの重量増加があるので、PTPモデルで更にヘビー管仕様を注文する人は殆どいないとのことでした。

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