生涯を完結させるまでに歌いたい歌、最近始めたヴァイオリンとフルートはどこまで演奏できるようになるか、と時々ワンコ

死は人生の終末ではない。 生涯の完成である。(ルターの言葉)
声楽とヴァイオリン、クラシック音楽、時々ワンコの話。

JASRACは好きではありません。払うべきものは払ったうえで言うべき文句も言いたいと思います。

2017-05-17 22:41:48 | 思うこと

 ネット上の今日の話題の中にも、JASRACは「法の番人か何かと勘違いしています」というコンテンツがありましたね。さてJASRACとはどのような団体でしょうか。”音楽著作間管理事業を手掛ける主な団体・企業”というサイトには6つの団体・企業が記載されています。その筆頭にあるのがJASRAC;日本音楽著作権教会(指定著作権等管理事事業団体;1939年設立)で、次いで(株)ジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)、(株)イーライセンス、ダイキサウンド(株)、(株)アジア著作協会(ACA)、(株)ジャパンデジタルコンテンツ(JDC) が記載されています。

 JASRACは一般社団法人ですが、他は全て株式会社ですね。従って団体はJASRACのみで他は企業ということになります。JASRAは1939年設立ですがその他の企業は全て1999年以降で、60年間日本の音楽著作権の管理はJASRACが独占していたと言えます。記憶が曖昧なのであやふやな表現になりますが、法改正によって企業も音楽著作権の管理業務に参入できるようになったと理解してます。とは言え60年間にわたり独占してきたJASRACが極めて優位な立場にあり、包括契約という管理委託業態がライバル企業の参入を阻止している可能性があるとして、公正取引委員会が独占禁止法に違反する可能性があるとして是正すべきとの注意を喚起していたのではないかと思っています。

 音楽著作権料の徴収に関しては、司法機関ででもその外部機関でもない全くの任意団体=一般社団法人にもかかわらず、まるで”著作権法の執行機関とでも勘違いしているのではないか”とまで批判を受けている状況があるにも関わらず音楽教室からも著作権料を徴収しようとするのであれば、今や音楽著作権の委託管理業務はJASRACが独占しているわけではないので、他の著作権管理事業者=企業の事業参入を妨害している恐れがある状況も是非とも自主的に解消して欲しいですね。

 とは言え数多くの著作権者がJASRACに著作権の管理を委託しているのも事実です。クラシック関係の音楽教室では、著作権料の問題が発生すると面倒なので発表会等では生徒が望んでも著作権が活きている楽曲の演奏は禁止しているところもあるようです。音楽著作権・音楽著作権料はそもそも音楽文化を守り発展させるために存在しているので、著作権料問題が面倒だから著作権の生きている楽曲は演奏しない、ということになると本末転倒です。

 と言うことで私はJASRACの現在の存在形態・音楽著作権市場の支配状況については賛成しかねる点が多々あると言わざるをえませんが、演奏したければどうどうとJASRACに著作権料を支払って演奏するのが本来あるべき姿だと思います。その点でJASRACのホームページをよくよく見ると、発表会や演奏会など様々な状況に応じて、曲数や時間、会場の収容人数、無料か有料か、有料ならば入場料の額に応じて、著作権料が幾らになるか簡単にシミュレーションすることが出来ます。中規模の会場では最高¥2,000-までか著作権が活きている楽曲の曲数に応じた金額の安い方で良いとか、直ぐに見積もれます。そして当該著作権料を収めるための書類もPDFでダウンロード出来る様です。思いのほか簡単でありかつ決して高額ではないと思います。

 支払うべきものは支払った上で、支払う必要のない支払いは断固として拒否するのが分別・遵法精神を有する大人の対応だと思います。

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