生涯を完結させるまでに歌いたい歌、アラシックススで始めたヴァイオリンがどこまで弾けるようになるか、と時々ワンコ

死は人生の終末ではない。 生涯の完成である。(ルターの言葉)
声楽とヴァイオリン、クラシック音楽、時々ワンコの話。

器楽と声楽の練習の仕方の根本的な違い

2016-10-15 23:36:38 | 器楽・楽器

 2週間ぶりにヴァイオリンのレッスンに行って来ました。月~金は殆ど練習できないため、レッスンを受けるには圧倒的に練習量が不足しているのは分かっているのですが、変な癖を身に着けないためには悩んだらレッスンを受けるべしで受けてきました。圧倒的に練習量が不足しているとは言え、それでもなんとか数分でも毎日楽器を触るようにしているので、少しづつではありますが進歩している実感はあります。

 前回指摘されていたこと(運弓=ボウイングの上げ弓=アップボウは良いけれど、下げ弓=ダウンボウのときに弓を下げるに従って体から右手を離す)を繰り返し指摘されました。自分なりに意識して練習してはいたのである程度は改善できているはずですが、まだまだ足りないということだと思います。こういうことがレッスンを受けない独学では判らないので、変な癖を身に刷り込むことになるので、ヴァイオリンに限らず早く上達したければレッスンを受けるべきだと思います。練習する時間がなければないほど、せめてレッスンを受けて間違ったことをしない方が確実に早く上達します。

 前回の指摘事項を改善できる程度には練習しなければ、次のレッスンを受けるべきでない、という発想も良く判ります。が、練習する時間はなかなか確保できないけれど、レッスン代は用意できるのであれば、練習のときにも先生に指導してもらうぐらいの積りで頻繁にレッスンを受けるほうが良いと思います。

 さて、今回器楽と声楽の練習方法が本質的に違うなとあらためて思うことがありました。少しづつ弾けるようになってきて、左手の早い運指の練習課題が出ました。全体で8小節、前半4小節と後半4小節は5度音程の移弦をするだけで指使いは同じです。先ず最初の1小節だけを練習して、次に2小節目だけの1小節を練習する。その後で1小節目と2小節目との2小節分を練習する。その後は3小節目の1小節だけを練習してその後4小節目だけの1小節を練習して、その後で3小節目と4小節目とを連続して練習して、1小節目と2小節目との2小節分を軽く復習した上で4小節を連続して弾いてみると良いのだそうです。この様な練習の仕方は声楽ではやりませんね。この様な細切れの練習を積み重ねた上で全体を作っていく。なるほど毎日何時間でも練習することが出来るのだなと、納得した次第です。

 声楽の場合は、歌詞がまだ十分頭に入っていなくて口が回らない時は、フレーズの後ろの言葉から遡る方向に練習した方が早く口が回るようになる、というのは複数の指導者が指摘しているし私人身もそう思っていますが、そんなことをヴァイオリンの先生に紹介したら逆に感心されてしまいました。

 これまでに何度もヴァイオリン属の楽器を弾いてみたいと思いながらその都度見送って来ました。弾いてみたいという思いも、見送ってきた理由も実は同じです。ピアノやギター等と違って自分で音程を作らなければならない楽器は難しいのではないか、自分には出来ないのではないか?という疑問・不安でした。だからこそどの程度出来るのかやってみたいと思い続けながら、楽器を始める暇があれば声楽の練習をするという言い訳で見送ってきました。今回、曲がりなりにも楽器を購入して始めて見たところ、まだチューナーに頼りながらでもありますが、少なくとも開放弦と同音かオクターブの音であれば演奏しながら確認できるし、他の音でもチューナーでジャストピッチの時には確かに気持ちの良い響きがするのを実感できるので、やらずに考えているよりは、やってみた方が簡単かもしれないと思い始めています。まあ私が生きている間には、ヴァイオリンの演奏技術が声楽技術を上回ることはないと思っています。音楽表現の手段としては何の躊躇もなしに声楽を選びます。それでも、ヴァイオリンを始めたことで勉強になったことはこれまでにも多々あり、今後も様々な出会いがあるだろうと嬉しい予感がしています。音大では専攻以外に必ず副科を課すようですが、そのメリットが良く判ります。いずれ声楽ステージの余興として、イントロや間奏、後奏だけでも自分の歌と組み合わせて演奏して見たいと思っています。

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