生涯を完結させるまでに歌いたい歌、最近始めたヴァイオリンとフルートはどこまで演奏できるようになるか、と時々ワンコ

死は人生の終末ではない。 生涯の完成である。(ルターの言葉)
声楽とヴァイオリン、クラシック音楽、時々ワンコの話。

ヴァイオリンのレッスンにも行って来ました。

2017-07-03 22:58:22 | 器楽・楽器

 ヴァイオリンのレッスンにも行って来ました。フルートのレッスンは月に2回ですが、ヴァイオリンは月に1回程度、大手楽器販売店の教室でインターネット上のサイトで仮予約したのちに先生の都合を確認して決定となるシステムです。正直言ってネット上に予約システムがあると助かります。

 さてヴァイオリンの習得状況ですが、右手の運弓では良い音で鳴らすことを常に意識していて、その姿勢は先生からも褒められていました。一方の左手は音階練習を反復しているとどうしても左手首がネック伝いに自分に近づいて来るようでポジションが一致しませんでした。前回のレッスン時にそのことを相談したら、スラーの練習をしましょうということになりました。それ以前は音符毎に運休をダウンとアップに切り替えていましたが、楽譜上でスラーの表示がある音符では運弓の方向を切り替えずに同じ弓運びで複数の音符を弾きます。最初はなかなか出来ずにとりあえず2拍分を同じ運弓で弾けるように練習し、何とか出来るようになってから次に4拍分を一弓で弾けるように練習しました。

 一弓で4拍分弾けるようになってからは、リズムを変えたりしながらひたすら音階の練習をし続けました。気が付くと左手がネック伝いに体に近づいて来る現象はきれいになくなっていました。左手の親指の位置はある程度上下するのですが、左手首の重心は殆ど変わりません。で、スラーの練習を指示されたときに曲も弾けるのではないかということで課題曲もいただきました。Suzukiメソッド第1巻の15曲目、J.S.バッハのメヌエット第3番(レ、ソラシドレ、ソ、ソ・・・)です。土日にしか練習できないのを何とかその他の工夫で効率的に勉強できないかと思い、先ずは楽譜を縮小してワイシャツの胸ポケットに入れられる様にしました。全ての音符の上にダウンボウとアップボウの記号を書き込んで、先ずは右手のダウンとアップの関係を覚えるようにしました。完璧に覚えたとまでは言えませんが、ほぼ覚えられています。その上で楽器で演奏してみると、運休についてはあまり混乱することなく、殆ど左手の指運びに集中できました。まだまだたどたどしい感じが残っていますが、左手の指使いについても楽器を構えずにイメージトレーニングが出来る様になって来ました。自分でも予想していなかったのですが、楽器が無くてもイメージトレーニングで左手と右手の訓練が出来るようになると、週末だけの楽器を鳴らしての練習もかなり効率が上がると思います。いわゆる楽器で音を出す前の譜読みの時点で、左手の指使いと右手の運弓のイメージトレーニングを準備できれば、楽器を鳴らしての練習が楽しくなると思います。

 ヴァイオリンを始めようかなと思った時に家族と約束したのは、さだまさし氏の「精霊流し」のイントロが弾けるようになるまでは最低限続ける、というものです。すこし近づいてきたかな、と思えるようになりました。